スズキ、大型スクーター「スカイウェイブ250タイプM」を一部改良して発売
スズキはバイクページトップのニューモデルと、プレスリリースページのニューモデルが一致しない事があるので難儀します。カラーリング変更とか、特別色はプレスリリースに乗らない事がありました。
さてSkywave250 Type Mの一部改良では、
走行モード(シフトモード)を5種類設定。よりきめ多彩なライディングに対応する。
・「CVTドライブモード」燃費と静粛性を重視。
・「CVTパワーモード」無段変速での登坂や二人乗り時に効果的。
・「7MTアシストモード」7段階の手動変速により、スポーティーに。
・「7ATドライブモード」7段階の自動変速により、メリハリのある走り。
・「7ATパワーモード」登坂や二人乗り時に効果的な力強い走りができる。
シフト数を8以上にされると拙作『最高速計算機』を作り直さなきゃならんので勘弁してくれ(笑)。
実際に乗る場合は2~3のモードしか使わなくなるんだろうけど、その幅が広いので専用モデルを作るより、モードを増やした方がコストがかからないという事ですね。
また、
スクーター初搭載の「スロットルシフト」を採用。
これはブレーキとスロットル操作に合わせてシフトダウンする機構。エンジンブレーキが効かないなどのCVT車の特徴に違和感を感じないようになっている。
ところで、なんとしてでもパワーを絞り出し、打倒ホンダに燃えるスズキ。Skywave250のエンジンは26PS,2.5Kg-mとパワフルなまま平成18年排気ガス規制をクリアしている。ネットパワーは落ちているかもしれないが、少なくともグロスパワーは落ちていない。このハイパワーもSkywaveの人気の一つなんだろうね。
ぜひ新型DRシリーズにもこの変態パワーを搭載して欲しい。KLXなんて24PS/2.1Kg-mというトホホ出力になってしまったし、ホンダもパワーを下げてくるかもしれない。安いところでは18万円引きで売られているWR250Rだが定価が定価なので、ここはスズキにお手ごろ価格でハイパワーなオフ車を出してもらいたいところ。
何よりこの太いトルクが良いじゃない?
Djebel250の最終型は30PS,2.8Kg-m。WR250Rは31PS,2.4Kg-mで、XR250は28PS,2.6Kg-mでした。初期スペックではトップ出力を誇っていたスズキですから、きっと期待して良いですよね?VTECもどきを、連続して安く実現するという、あの技術も搭載しちゃって、パワーと環境性能を両立して欲しいです。
おそらくユニカムバルブトレインで行くしかないだろうホンダですが、WRも裸足で逃げ出す性能に期待したい…けど無理だろうな…今のホンダじゃ。