2014年3月6日京都修学院離宮 肆 中離宮から上離宮

2014-08-16 06:58:05 | 写真
中離宮を出て、松並木を引返し、上離宮への松並木を登って行きます。
左右は田圃、畑です。普通に生産しているようです。
説明によりますと、昭和になってから(昭和何年と言っていましたが聞き洩らしました)
宮内庁が買い上げて付属野農地にしたそうです。景観保護が目的と言っていたと思います。
田畑の管理は農家委託としているといっていました。

三つの離宮(桂離宮、仙洞御所)を見学しましたが、離宮内に田畑を含み尚且つ田畑が活用されていることに驚きました。
1600年頃の洛北に近い京都の状態(戦国時代が終わり徳川家康の時代、武士の時代を迎えた当時の京都)
小説で読む限りではありますが、後水尾上皇離宮の周辺が田圃、畑であったのは事実に即した状況なのではと思います。
田畑を田畑のままのこしてくれた昭和39年(ガイドでしらべました)当時の宮内庁の判断に感謝したく思います。

参観当日2014年3月6日は、曇り時々雪という天候でした。

現在真夏ですので、季節外れになってしまいましたが、雪の修学院離宮です。一枚目を除き1472mm×983mmでアップしてあります。
撮影はNIKON D800 NIKKOR24-85mm、焦点距離85mmで写しました。
ブログの写真では小さくて雪が斑にしか判別できませんが
大きくすると雪の粒が折り重なり沢山写っているのがわかると思います。

参観時間内の雪降りはこの一度、ほんの一瞬のみでした。

上離宮への松並木の左側です。

右側はこんな風景でした。

その時の松並木(御馬車道 明治天皇の離宮行幸に際し拡張整備された)