はじめに
かなり遅くなりましたが,皆さん明けましておめでとうございます。今年も1年よろしくお願いします。
では本題です。昨日,私はJR西日本と智頭急行線などが乗り放題になった切符を使って日帰り旅行に行っていました。
今回は,その様子を前編と後編の2回に分けて公開します。
まだ夜明け前の午前6時25分。今回の旅は姫路駅から始まります。
ここから約17時間にも渡る,おそらく過去最大級の長旅が幕を開けます。
まずはN700系7000番台を使用した「こだま」で一路,新大阪駅に向かいます。
やはり夜明け前,それも正月明けということもあり,車内も非常に閑散としています。
姫路駅を出て約30分。あっという間に新大阪駅に到着です。
辺りは「やっと夜が明けてきたか…」といった感じです。
さて大量の飲料と軽食を調達した後は,HOT7000系気動車を使用した特急”スーパーはくと1号”で一気に倉吉駅に向かいます。
ここからは,普段は絶対乗ることのないグリーン車の乗り心地を思いっきり堪能します。
では早速,列車内の様子をご紹介しましょう。
大型の背面テーブルと可動式枕を備えた大型の座席が2列+1列配置で並んでいます。
また荷物棚は振り子式車両ということもあってか,航空機などで使われるハットラック式(7枚目)の物が採用されています。
( 半室グリーン車でも3列…どこかの会社とは大違いです )
ちなみにこの車両,”和みの空間”をテーマとしていることから,車内の各所にはそれを感じさせる工夫が凝らされています。
客室ドアの窓ガラス部分には”因州和紙(1枚目)”が,洗面所には倉吉絣(3枚目)と因州中井窯(3/4枚目)が使われています。
個人的には,"アイデアとして見た場合は面白い"と思うものの,同時に”もっと手を加えるべき場所はなかったのか…”と思わされてしまいます。
さて須磨駅を過ぎた後は,新大阪駅で朝飯として購入した”柿の葉寿司”(1枚目)を食しました。
食事を終えた頃には,車窓には明石海峡大橋(2枚目)の眺めが広がっていました。
そして列車は姫路駅を出ると,先ほどよりもやや速度を上げて鳥取駅へと向かっていきます。
上郡駅からは智頭急行線に入ると"振り子式"を動作させ,時折激しく車体を揺らせながら走ります。
( ただそれでも後に乗る"あれ"に比べれば,甘過ぎるものです )
新大阪駅を出て約3時間15分。ようやく倉吉駅に到着しました。
ここでは写真を数枚だけ撮影した後,記事の原稿を考えていました。
倉吉駅からは,187系気動車を使用した特急”スーパーまつかぜ”に乗車します。
( 2~4枚目の写真は,いずれも出雲市駅で下車後に撮影しています )
やはり格安切符の効果もあってか,正月明けにもかかわらず,自由席でも結構な混雑を見せていました。
さて今回は,グリーン車が連結されていないことはもとより,短距離の利用のため自由席で移動しました。
まず座席は,後に登場した189系気動車などで使われている物とほぼ同型のものが装備されています。
荷物棚や框部分には木目があしらわれており,暖かみのある感じに仕上がっています。
午前11時54分。列車は,小雨の中の倉吉駅を出発しました。
列車は徐々に加速するのかと思いきや,いきなり強烈な加速力でトップスピードまで一気に加速していきます。
やがて松江駅を過ぎると,進行方向左側(D席側)には宍道湖(4枚目)の眺めが広がります。
午後13時10分。少し遅れて出雲市駅に到着しました。
今回はここまでです。次回は伯備線を経由して岡山駅,そして博多駅に行く時の様子をご紹介します。
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