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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

おはじきサッカー

2013-03-29 06:42:11 | 日記
「おはじきサッカー」は、ご存知だろうか?80年程前にイングランドで考案され、欧州では盛んに行われているテーブルサッカーである。毎年ワールドカップが開催され、去年はマンチェスターシティのホームスタジアムで開催された。昨年の大会は日本人選手が初出場し初得点が実現した。日本では、ここまでこの横浜で4回の国際大会(Open A)が開催された。
日本ではマイナーだが、外国では結構知られているテーブルスポーツである。広くは"Subbuteo"(サブティオ)と呼ばれている。
知り合いのセラピストの先生の誘いで、数年前から始めている。



ルールは、以下の通りである。
1.蹴り方(フリック) の基本
 ・プレーヤーと呼ばれる駒を使ってゲームを行う。
 ・プレーヤーは、サッカーと同じで、11対11
 ・人差し指か中指の爪側のみを使ってプレイヤーを弾いていく。
 ・ピッチを梃子にして弾くのはOK。親指のバネを使うのはダメ。
2.試合時間:
 15分ハーフの前半、後半
3.ゲームの流れ
(1)攻撃
 ・攻撃は、攻撃側がプレイヤーを弾いてボールに当てて行き、
  シュートエリアまで侵入し、シュートをする。
 ・一人のプレイヤーは、連続3回まで使用可能
 ・攻撃側のプレイヤーがボールに当たらない時は攻守交代
 ・蹴ったボールが守備側のプレイヤーに当たったら攻守交代
(2)守備
 ・守備側はボールに触れることは出来ない。
 ・攻撃側が弾いた後で、攻撃側が次にボールを弾く前の間に1回、
  攻撃側のコースを遮るよう、プレイヤーを守備的に動かせる。
(3)シュート
 ・守備側のシューティング・エリア内にボールが入った時のみ、
  攻撃側はシュートを打つことができる。



このように、サッカーテイストを持ちながら、独特なルールを持ったものである。
Subbuteoの魅力は、以下のことと感じている。

1.ゴールの感動を味わえる
サッカーと同じく、ゴールした時は、ガッツポーズが出るくらいの感動を味わうことが出来る。決定的なチャンスで、シュートを外してしまい、頭を抱える!こともある。

2.老若男女向きである
サッカーは長い距離を走らなくてはいけないが、Subbuteoは長い距離を走らなくて良い。サッカーの試合で「ボールは疲れない」とよく聞かれるが、このスポーツは、駒であるプレイヤーさえも疲れないのである。

3.国際的に開かれている
もう既に国際的な協会が設立されており、国際交流をはかれる。

この競技も、攻撃時に、相手陣地へボールを運ぶ難しさがある。寄せて来る守備側に対し、ボールを守備側に当てないよう、ビリヤードのように、ボールの飛ぶ角度を変える等、特有な技術が必要とされる。逆に守備側の時は、攻撃側のコースを遮ることができる位置に、プレイヤーを正確にフリックする必要がある。

国際大会で世界ランク50位以内の外国人選手と試合をしたこともあるが、その選手のボール運びは、本当にうまく速い。こちらの守備など嘲笑うかのように。
日本のこの競技の歴史は始まったばかり、全てまだまだである。


Subbuteoが抱えている課題の一つとして「ゴール判定」がある。サッカーが抱えているのと同じ課題である。しかしながら、Subbuteoでは審判員を増やすことは出来ない。なぜなら、ピッチの大きさが縦140cm、幅100cmと小さく、増員の審判員を周りに配置できるスペースがない。RFIDをボールに貼り付ける方法も取り得ない。なぜなら、わずか2cm程度のプラスティックボールの為、転がる際のバランスが変わってきてしまうからである。
この対策としては、頭上からカメラをぶら下げ、ビッチ全体を撮影出来るようにし、「動点検出」で、ゴール判定する方法は、いかがだろうか?
速いシュートを捉える為、高速対応のカメラ及びソフトが必要となる。また、それらを駆動するサーバも必要となる。机の移動を考えると、サーバは、より小型のもの、配線が不要なものが便利である。
WiFiも使える、GuruPlugこそ適切ではないか。


Subbuteoについて述べてきたが、1度実際やってみないと、その面白さは分かりにくい。少しでも興味を持った方は「おはじきサッカー協会」で検索をかけていただけたら幸いである。YouTubeで"Subbuteo"で検索するとプレーの様子がもっと詳細に分かっていただけるだろう。(和)


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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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