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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

三線

2014-05-20 08:35:23 | 日記
 先日某ホームセンターの広告を何気なく見てみると、ゴールデンウィークの特別企画として「空き缶で作る三線」のワークショップが掲載されていた。かかる費用は500円のみ。この値段で、手作りを楽しみながら、楽器を手に入れることが出来る。これは参加しないわけにはいかないと、カレンダーに予定を書き込んだ。

 事前予約は出来ず、人数限定のため、早めにいかないと一杯になってしまうだろうと、当日は開店と同時に入るつもりでいた。しかし当日の朝少し寝過ごしてしまったため、店に入ったのは開店から10分ほど経ってからだった。ワークショップを見つけて確認してみると、やはりすでに一回目は満員。まだ二回目は空いているということだったので、1時間後の開催分を予約した。

 ここで三線の少し説明を少しだけ。三線は「さんしん」と読み、沖縄や奄美を中心に用いられてきた楽器である。名前の通り弦は三本。沖縄音楽などで、その明るい音色を耳にした方も多いのではないだろうか。

 近くの家電量販店で時間をつぶした後、開始10分前にお店に戻った。ワークショップに行ってみると、まだ前の人達が作業している。なかなか苦戦しているようだった。それでも次の開始時間には皆作業が終了し、時間通り始めることが出来た。ゴールデンウィーク、かつ手作り企画ということもあり、子供ばかりで浮くだろうなと覚悟していたが、子供連れは二組程度。後はカップル二組、、ご年配の方が二人、同世代が他に一人と、作る物が三線のためか、思っていたほど浮くことは無かった。

 材料が前に並べられたが、さすがに短時間ということもあり、あらかたの部品は作られ組み立てられている。まずは棹の部分のヤスリがけから。荒く切りだされた棹の部分を、糸巻きの部分を削らないように、丁寧にヤスリがけしていく。削られた木の粉で、履いていたズボンが真っ白になってしまったが、最初に比べて随分と手触りが良くなった。

 次が糸掛けに弦を巻きつける作業。糸掛けに三本の弦を巻きつけるだけなのだが、これがなかなかうまくいかない。解説図をみながらやってみるが、強くひっぱるとすぐに弦がはずれてしまう。他の人達もかなり苦戦していて、指導している人達も、うまく結び付けられないときがあり、てんてこまいだった。

 何とか糸を結び付け、次に歌口を木工用ボンドで棹に取り付ける。弦をそれぞれ指定の糸巻きに巻きつけ、ウマを立てて、ほぼ完成。マスキングテープで缶の部分を飾り付けてようやく出来上がり。本当であればこの飾り付けにもっと時間を使う予定だったのだろうが、糸付けにかなり時間をとられてしまってため、子供達を除き、みなテープを一周回しつける程度で終わらせていた。



 弦を弾くと、あの独特の明るい音色が響く。家に帰り、弾き方の初心者向けサイトを調べてみた。三本の弦はそれぞれドファドに調弦しないといけないらしい。糸巻きをクルクル回しながら調節したみたが、どうにもうまく音を合わせることが出来ない。タイミング良く帰ってきた娘に頼み込んで調弦をしてもらった。

 サイトを参考にしながら弾いてみる。弦の抑える位置にテープなどで目印を付けておくといいらしいのだが、ほどよいテープが無く、改めて買いにいくのも面倒だったので省略。結構時間がかかったが、ドレミファの練習から始まり、最終的にはチューリップの花を一曲なんとか弾くことができた。

 留め方が良くないせいか、しばらくほおっておくと、弦が緩んで音がずれてしまっている。まずは自分で調弦が出来るようにならないと練習もままならない。単なる置物にならないように、少しずつでも練習をしていきたいと思う。(池)

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