成長スピード

7歳の長女はスイミングを習い初めてから約2年が経つ。
先日、その長女のスイミング教室に久しぶりに足を運んだ。

プールサイドで長女の泳ぎを見学していたら、クロールで12.5メートルを泳いでいた。あまりにあっさりと泳いでる姿を見て、「これは25メートル泳げてしまうのではないか。」そんな思いで見ていたら、練習の後半でなんと25メートルを泳いでいた。

2年前は水に顔を付けることすらもできなかったのに、今では25メートルを泳ぎきってしまう。
そんな長女の頑張りを見ていたら、感動して私の目にはうっすらと涙が溜まっていた。（最近、本当に涙もろいんです。）
また、同時に子供の成長スピードの早さに改めて驚かされた。

なぜ、子どもの成長スピードが早いのか。
私は下記の2点だと考える。

1. 子供は限界を決めつけない。

大人は経験から自分の限界を決め、自分ができないと判断したものは挑戦せずにあきらめる。その結果、できることが増えない。
一方、子供は良くも悪くも経験がないので、限界を考えない。
「きっとできる」を前提にまずは挑戦し、多少の失敗があったとしても「きっとできる」が前提にあるため、すぐにあきらめない。
その結果、できないことができるようになる。

2. 子供は失敗を恐れない。

「失敗は成功のもと」と言われるように、失敗を重ねが成長につながる。
大人になると少なからずプライドを持つようになる。周囲の目が気になり、失敗が恥ずかしいと感じる。その結果、失敗を恐れ、挑戦しなくなる。
一方、子供は最初からできると思っていないため、失敗するのが当たり前であり、恐れていない。
また、そもそも失敗を失敗だと認識していないように見える。その結果、意識をせずとも失敗は成功への一つのプロセスであるという動きになっている。

改めて見直してみると、大人だからできないというものはない。
子供と同じ成長スピードで進化するために、限界を決めつけず、失敗を恐れないで挑戦し続けていく。そんな大人でありたい。（土）

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