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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

さあ始まりだ

2016-01-04 08:18:32 | 日記
 いろいろあったことを思い出すと、無事に、とは手放しで言えないけれど、こうして年を超え、新しい年を迎えることができたことは本当にめでたい。多くの人に感謝したい気持ちでいっぱいだ。おめでとうの言葉には嬉しい気持ちと感謝、そして未来への希望がある。お誕生日おめでとう。合格おめでとう。ご結婚おめでとう。明けましておめでとう。声に出して言い合うことによって体中に家中に街中に明るさと希望が満ちてくる。

 良い天気の正月だったので、初詣がてら外出する人も多かったようだ。近所の公園は凧揚げをする親子連れでいっぱいだった。小さい子供たちは見守ってくれる大人たちの周囲を走り回るのが大好きだ。おじいちゃんやおばあちゃんは走り回る子供たちと一緒に走り回って世話を焼くのが大好きだ。正月休みを利用して両親の元に子供を連れて帰ってきている人も多かったろう。

 公園の芝生に向かって一族でぞろぞろ歩いている集団から抜け出して男の子が走り出すと、いきなり転んで大きな声で泣き始めた。家族みんなでその子を取り囲んで励ます姿が微笑ましい。おじいちゃんが言う「笑え笑え、笑えば痛くなくなるぞ」おばあちゃんが言う「泣いている姿はお父さんのちっちゃい頃そっくりね。どこが痛いのかな、ここかな、ここかな、痛くない痛くない。ほら痛く無くなって来た。痛いと思えば痛いし痛くないと思えば痛くなくなっちゃうのよ」。みんなにいじられて元気が出ると懲りずにまた走り出すから子供はかわいい。

 小さな頃から何の気なしに聞いて来た言葉の中に元気の秘訣は隠されている。子連れ集団と行き交いながらそう思う。「形から入る」という、よく言うあれだ。ある研究によるとたった2分間背筋を伸ばし胸をそらして自分を自分以上に強い自分であるようなフリをするだけで脳内ホルモンが前向きな方向に傾くのだそうだ。体を丸め弱々しい態度を取ると逆のホルモン変化が起きる。この研究を行った女性心理学者は成りたいものに成るためにはまず、そうなったフリをしろ、と言う。フリをし続けていれば脳が心も体も自然に成りたい自分に変化させてくれるし、周囲の人もそれを感じ取って自然とそうであるかのような扱い方に成って行くと言う。

 どんなに努力しても目指す自分が近づいて来ないと感じることもあるだろう。そんな時に落ち込んでしまうのではなく、いやそんな時だからこそ余計にあきらめずに胸を張って背筋を伸ばしてフリをし続けろ、というのがこの言葉だ。転んでしまって痛くて泣いている子供に「笑えば痛くない」と言ったり「痛くないと思えば痛くない」と言っている大先輩方の言葉に近い。

 2016年がどんな1年であろうと、つまるところ、その時間を超えてどんな未来を作って行くかを決めるのはあなた自身だということだ。チームにも企業にも同じことは言えるのではないかと思う。せっかくなので誰かに決めてもらうのではなく自分の気持ちの中から湧き上がってくる思いで未来を決めたいものだ。さあ胸を張って演じてみよう。未来が向こうからやって来る。(三)


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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
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