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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

ダモクレスの剣

2017-07-19 12:31:44 | 日記
はい、ミナサンコンニチハ。今回も滑り込みアウトで記事を書いています。
毎回当番の前日に飲み会が入るのはもはや定番というより予定調和的なものを感じる様になってきました。大宇宙はまだまだ不思議な事で溢れていますね。
もう記事を書くなという宇宙の意思に従おうと思ったのですが、どうも周囲は理解してくれないようです。働けど我が仕事ラクにならず、じっと手を見る。


さて、お題の「ダモクレスの剣」である。

時々、そのことについて特に詳しい訳でもないが、何かのタイミングで記憶の端に引っかかっている単語がたまにある。今回のお題の「ダモクレス」についてもそうだ。
大概は「うん、単語は覚えているんだけど、なんだっけ?」という事でGoogle大先生やWikipedia大先生に頼る事になる。大先生が身近にいる事の幸せを感じつつも検索。
大概はなんでこんな単語が記憶にあったんだろうというものが多い。そこ、物忘れがひどくなってきたんですね、とか言わない様に、うん、言うなよ。

大先生達によれば、常に身に迫る危険の事とか、映画の中にも危険が迫っている事の意味だそうで、シラクサの王ディオニシオスの廷臣ダモクレスが王位の幸福をほめそやしたところ、王が彼を天井から髪の毛1本で剣をつるした王座に座らせて、王の身辺には常に危険があることを悟らせたという故事から来ているそうだ。

「いやー、王様いいですねー実に羨ましい。」に対して
「ほほーう、んじゃちょっとこっち来て座ってみ。上から何かぶら下がってるよね。」
「・・・」
というシチュエーションだろうか。

意味的には繁栄というのは常にそれを脅かしている危険と隣り合わせなのだ、とか王様ってのはそんなにいい事ばかりじゃないんだよ、という諫める意味なのか、野心的なダモクレスに対してそれを挫くための意味だったのかはちょっと分かれるところかも知れない。

話変わってIT業界、というか世間の流れ的には人のやっている仕事のロボット化、AI活用が叫ばれている昨今ではある。様々なもののAI化によって10年後にはホワイトカラーの仕事の半分はなくなってしまうとも言われている。業務システムなんかはホワイトカラーから仕事をもらっているわけだから、IT業界もジリ貧、というか急転直下で仕事が無くなる可能性もあるわけだ。

ただ、AIやロボットによって人の負担が軽くなり、他の新しい仕事が生まれる可能性もある。
要は使い様と、時代の変化に応じたビジネスの変化をどう乗り越える、あるいは作り出していくかが肝心という事ではないかとも感じている。
未来は変わっていくかも知れないが、決して暗いものとは言い切れないのではないだろうか。
ただし、変化を予想できない、あるいは受け入れられない人達にとっては辛いものになるかも知れない。

AIやロボットそのものは単なる技術の結晶であり、善悪もない。ましてやダモクレスの剣でも無い。時代の変化、それに伴う市場やビジネスの変化こそ我々にとってのダモクレスの剣なのだと言えなくもない。

まあ王の権力や責任に比較するのもおこがましいかも知れないが。

そういう意味では、頭上にぶら下がっているのは剣というより金ダライか水入りバケツ程度で済んでいて欲しいのが個人的な意見だ。


最後は少々例えが古くなってしまったが、今回はこれにて。


(刑事長)

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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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