フクロウって不思議

　土曜の夜、明日はどこに行こうかな～なんて思いながらGoogleMapを眺めていると「動物園」というフレーズが脳裏を過った。検索してみると神奈川県にいくつかあり、表示されたリストを順に追っていくと目に留まったのが「鎌倉フクロウ乃森」。なんだかおもろそうなのでよく調べもしないで行ってみることにした。

　「鎌倉フクロウ乃森」はJR鎌倉駅から鶴岡八幡宮までの小町通り沿いにあり、駅からだと徒歩3分ぐらい。日曜日だということもあって小町通りは人でごった返している。こんなところにフクロウいるの？と思ったが、目標地点に到着するとビルがあり3Fにはフクロウたちの写真が。1F入口ではお姉さんが小さなフクロウを腕に乗せて客引きをしている。普通に30cmぐらいはあると思っていたが、15cmぐらいでぬいぐるみみたい。周囲の女子たちを萌えさせていた。

　フクロウといえば猛禽類に属し、ネズミやウサギなど捕食する肉食系というイメージがあったが案外可愛いもんだなと思いながら3Fの店内入口へ。透明な扉を入るとすぐに受付があり、料金を支払うと園内や注意点の簡単な説明が始まる。大人700円、子供500円とまぁまぁ。園内は10mX5mぐらいで広くはない。森林が再現されており、鳥の鳴き声や川のせせらぎのBGMがかかっている。フクロウそれぞれにはポジションが決まっており、園内にぽつりぽつりと点在している。そのルートに沿って人間たちがフクロウ行脚をするイメージだ。

　大小さまざまな種類がおり、約20羽。15cm～40cmぐらいだろうか。人間とフクロウの間を仕切るものは一切存在せず、直に触れる。写真撮影もOK。足は木の枝と紐で繋がれているため襲われたりはしない。手の甲を使って、頭から首にかけてなでなでできるのだが、訓練中のbeginnerさんや休憩中には触れることができない。基本的に直立不動で目をパッチリ開けて前を見ており、人が近づいても警戒する仕草はほとんどなく、こちらを直視してくる。なでなでしても犬のように喜ぶ様子もなく、ただただこちらを直視してくる。不思議な生き物だ。

　結局、2週回って終了。クリスマスも近づいてきたことだし、フクロウをプレゼントに・・・はないか。結構お高いらしいけど。(真)

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