稲作体験記 Part2

【案山子作り】
こんにちは。まだまだ暑い日が続きますが、朝夕は涼しくなってきました。空にも秋らしい雲が流れてくるようになりました。暑い夏ももう少しの辛抱です。

5月に植えた稲の苗もこんなに大きくなりました。今年は豊作です。もう稲刈りしてもよさそうですが、葉があおいのでまだまだ実が大きくなることを願ってこちらも今しばらくの辛抱です。

というわけで、今回は案山子作りをすることになりました。
写真のように木材を十字に組んだものを用意していただきました。
これに、緩衝材を巻きつけて肉付けをします。


洋服を着せて、色を塗っていきます。
しかし、この色どこかで見たような、、、


布を丸めて頭にします。
紐をつけてトレードマーク？のぼさぼさ頭ができました。


だんだんそれらしくなってきましたね。果たして誰でしょう、、






というわけで、着地のきまった「こーへー君」の出来上がりです。
さすが、着地の時も、好物の「ブラックサンダー」を手放しません！！

さて、次回はいよいよ稲刈りです。
刈った稲を干す「おだ」を作ってから、2週にわたって行う予定です。
また、こちらで報告しますのでお楽しみに、、（正）


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捨てたいもの 捨てられないもの

私は物を捨てることが苦手です。
より正確に表現するなら、捨ててかまわない物と捨ててはいけない物の分別が苦手です。
捨てるべきか捨てざるべきか悩み始めると、なかなか捨てるという方向に倒すことが出来ません。
業務用のPCの中でさえも、プロジェクトの忙しい時期に差し掛かると「いらないと思うのだけれど後で使うかもしれないから、わかりやすい所に置いておこう」と考えた挙句に、正規のごみ箱ではなくて「ごみ？」という名前のフォルダに取り合えず押し込んでおくという有様です。

さて、今年のお盆も例年通りに帰省することができました。
ここ数年、帰るたびに自室の不要物を整理するように言われるのですが、このような性格であるので、毎回進捗は芳しくありません。

普段からあの部屋で生活していれば違うのでしょうが、年に数回帰る程度の部屋は何を見ても感傷に浸ってしまいそうになります。
もうプレイヤーが壊れてしまって聞けないカセットテープと、ワープロ専用機で転記した覚えのある自作の歌詞カード。
何が入っているのかすら忘れていた布袋の中には、錆びてしまった針と刺しかけの刺繍。
すっかり色あせてしまったポスター。引き出しの中の手紙類。
本や雑誌の類は捨ててしまったら二度と読めないであろうものも多く、捨ててよいかどうかを確認するために読み耽ってしまうという罠に、毎回のように嵌ります。
それでも今回はなんとか、結構な量の品を不用品として分別することができました。


ところで神奈川へ戻る直前、「高校の制服はもう捨てていい？」との母の問いに、やはりすぐには判断しかねていると、「体型チェック用にとっておいても良いかもね」と笑われてしまいました。
数年ぶりに会った叔母に、体型の変化を指摘されたことを愚痴っていたからでしょう。
高校時代の制服を思い浮かべてみましたが、あのウエストに絞りの入った細身のワンピースは、もうとても入りそうにありません。
太りにくい体質であったのが急に変わってしまったのは、20代の半ばを過ぎてから。健康診断の結果に記載されていた直近3年間の体重の推移は、思わず目を背けたくなる程です。
もう一つ、捨てるのが大変なものを抱え込んでしまっていたと、お腹の肉をさすりながら気づいたのでした。

季節はそろそろ食欲の秋、そして健康診断の秋。
食べることだけが楽しみとばかりに、皆で菓子類を持ち寄っていた過酷なプロジェクトから開放されてから2ヶ月。困ったことに間食の量は増えたままです。
今年も健康診断が近づいてきましたが、このままでは酷い結果になるのは明らかでしょう。

運動量を増やすこと。間食を減らすこと。またそろそろ忙しくなってきそうな状況の中でどれだけ出来るかわかりませんが、冬に帰省する頃にはあの制服をきちんと着られることを目標に、頑張ってみようと決めました。

(窪)


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最長記録更新か？の巻

もう9月ですね。
この季節の雲ってモクモクしてて怖いですよね。
先日、窓の外を眺めていたら、
3時の方向に黒くて不気味な雲を発見！！
しかも空全体が雲に覆われているのではなく、自分の上空にだけ…
そう、まるで焦げたパンケーキが覆いかぶさっているかのようでした。

「あの雲の中に何か居そうだなぁ…」

雲の中にいるモノと言えば、私の頭の中では「天空の城ラピュタ」
と相場が決まっています。

「あ～、ラピュタに行ってみてぇー」

あ、そうそう、映画の中でラピュタを偶然発見したシーンで、確かこんなセリフがあったような…

　パズー ： ラピュタはこの中だ！！
　女盗賊 ： なんだって？
　パズー ： 父さんはユーノスの中でラピュタを見たんだ！

・・・ユーノスって何？

私がこの映画を初めて観たのは小学生高学年の頃だったと思いますが、当時からこの"ユーノス"って言葉が何を指しているのか気になっていました。
まぁ、積乱雲の別名か何かじゃないかと予想はしていたのですが、ユーノスって言葉の印象がどこかしらエキゾチックでオシャレだなぁーと子供ながらに魅力を感じ、機会があったら意味を調べてみようと考えていたのです。
とはいえ、インターネットが普及していなかった時代でしたし、調べることもままならず、ただいたずらに時間だけが過ぎていたのでした。

いやー、今は便利な世の中ですね。
気になったことがあったら、その場でスマートフォンをシャシャっとイジれば、すぐに知りたい情報が出てきますもんねー

「よーし、時は来たり！」
っとばかりにいよいよ調べることを決意！！

しかし…

調査を開始してから数分が経過するも、ユーノスの検索結果にヒットするのは、シンガポールの地名か自動車ブランドの名前だけ。。

「おかしいなぁ。きっと気象用語にあると思うんだけどなぁ…」

はてと思いながら、キーワードに"ラピュタ"を追加して再度検索…
おっ、ネット上で同じ質問をしている人がいました！
「で、質問の回答には何て書いてあるの？？？」と、
はやる気持ちを抑えながらコメント内容を読み進めていきました。

…

え？あのセリフは「ユーノス」じゃなくて「りゅうのす(竜の巣)」なの？…



ガーーーン。私は20数年間ずーっと聞き間違っていたのでした。。
（名）


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習い事

先日資格を取りました。私は以前からパン教室に通っていて、必須科目を受講しパンの実技・筆記試験に合格しました。
(ＩＰＡ試験ではないのが少し残念ですかね・・・)

同時に大学2年の時から習い始めて6年にして、ようやく全ての授業を終了することができました。授業自体は自分の都合の良い時に予約を入れ通えるので、非常にマイペースな習い事です。定期的に予約を入れてテンポ良く通わないと、なかなか腕が上がらないのが事実です。私はゆっくりペースで通い続けてきており、全くレッスンに行かない時期もありました。社会人になってプライベートを充実させることで仕事に活気を持たせていこうと、また続けて通い始めたので、パン作りの面白さも分かってきて、自宅でも作るようになり次第に腕も上がってきました。今まで私自身パン食というよりご飯食が主だったのですが、パンを作れるようになると菓子パンはもちろんのこと、中華まんやピザを始めとする小麦粉を使った料理も作れるようになるので、今まで食べたことのないものを食べられたり、十分豪華なご飯ごしらえもできるようになります。

以前では面倒くさいと思っていた手間が掛かる料理にもチャレンジするようになるので、出来合いの食材を一切使わず、一から自分の手で物を作る楽しさも感じられます。正直少し高い習い事ですが、上手に習えばその分自信もつき、人に喜ばれるようになると思います。なにより家族が「今度は何を作って持って帰ってきてくれるのか」と喜んでくれます。就業時間後にも開講しているため、仕事が終わってから行く日もあり、帰宅するとぐったり疲れてしまうのですが、仕事で悩みがあっても生活にメリハリが付きメンタル的なバランスも取りやすいのではないかと思います。

資格というものは私の通っているスクールが認定した資格なのですが、その資格獲得者向けのセミナーに行くと、自宅開校や受注販売のノウハウを学べたり、ラッピングの技術も学ぶことができるそうです。まだセミナーには行っていないのですが、そういった教える技術や販売の知識も学んでみたいので行ってみようと思います。(や)



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南海トラフ

　32万人以上が死ぬ、と言われると気の弱い私などは、どこでカウントされちゃったんだろうなぁと考える。会社は耐震ビルの13階にあり、かなり大きな地震が来ても持ちこたえそうな感じがするし津波もこの高さまでは来ないだろうとたかをくくってはいるが、所詮海岸沿いの埋め立て地に建っている建物だ。ずぶずぶと液状化の中に沈んでしまい、ビルが斜めにかしいだところへ、思いのほか高い津波が来てザブ～んと飲み込まれてしまう可能性だってある。
　
　自宅は横浜の港の花火が見える高台にあり津波の被害は、全く心配ない。が、一戸建てなのに長屋のような密集地の一角なので、どこかの一軒でボッと火が出れば、もうひとたまりもない。2階で寝ているのだが、階段近辺は本やらカミさんの華道の道具やらが通常でも被災したようにうず高く積み上がっている場所である。震度6あたりが来たら階段から階下に降りるのは全く不可能なことになるのが目に見えている。そこに劫火だ。どうせなら炭酸ガスでも吸って一気に気を失ってしまうのが世話が焼けなくていい。これまでも火事場のようなプロジェクトを何度も見てきたが、最後が火事場というのも何かの縁だ。
　
　幸いなことに会社でも自宅でも生き延びた場合、32万人が亡くなるほどのウルトラスーパー級の大地震だ、当然水道は止まる電気は止まるガスは止まる電話は止まる電車は止まるバスは止まる。ライフラインはズタズタだ。地域防災拠点に避難しても、これだけ大規模な災害だと、食料も水も、まったく足りないだろう。負傷した人も、もともと病気だった人も集まってくるから、おそらく医者や医療関係者を探す声が響きわたって大変なことになるに違いない。はぐれた家族を探す声も大きかろう。なんとかやって行こうと思うなら長期にわたって地域の人達と協力して耐え忍ぶサバイバル生活を送る覚悟が必要だ。縄張りを主張するのではなく、自分の持っている物を誰かに差し出すぐらいのおおらかさと勇気がないと心の平穏を保ちながら生き抜くのは難しいだろう。
　
　富士山が爆発するかもしれない、と言う人もいる。やっとたどりついた地域防災拠点から西の空を見ると何とオレンジ色の火柱が見えるなんてことになったら、がっかりだ。火山灰は水源と水道を汚染するので、地震で生き残っていた水道施設があったとしても、これで使い物にならない。関東東海の広い範囲の被災者は東北か北海道から広域支援の手が差し伸べられるまで水に飢えることになるだろう。サバイバルの最後はやはり水だ。世界中が水不足のまっただ中にある今、被災して渇きに苦しむ日本に水を融通してくれるだろうか。隣近所の人や国とはやはり仲良くしておくべきだと思う。
　パウダー状に細かい火山灰も病原菌も濾過して飲み水を作り出せる安価な装置が必要だ。地域防災拠点には、そういうものがあるのだろうか。
　
　関東東海それに近畿四国九州まで広範囲にダメージを受けた日本が世界に送り出せるものはそう多くはない。円が下がり世界の経済は大混乱に陥るだろう。おそらく、そうなって初めて世界の人々はこの小さな島々が世界の暮らしにどれだけ重要な地域だったか実感することになる。生活のほぼすべての素材や原材料がこの島々で作られ加工されていたことを知って愕然とするだろう。ま、愕然としたところでどうしようもないので、日本の回復を待つか、時間をかけて自分たちで作ってみようと努力することになる。
　
　おそらく日本の回復力は驚異的だろう。最近の若者達はとんでもなく真面目だ。新入社員やインターンの学生さんを見ているとそう思う。目標がはっきりすれば凄い力を発揮する。しかし、驚異的な回復力を見せるためには水や食料が豊富に必要だ。最近の若者達は真面目だが、妙にひ弱でもある。彼らが頑張る道筋を造るのは、やはり生き残ってしまったおじさんおばさんなのだろうか。もうそろそろ若い者に後を託して遊んで暮らそうと思っていたのに、またか、と言う感じがしないでもないが、たまたま生き残ってしまったら仕方がない。今まで以上に、いい国にしてやろうじゃないか。
　と、地震が来る前に意気込んでも仕方がない。備蓄飲料の買い置きでもしておこう。（三）
　
　
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