新・思い出ダイバー 13(銭湯編 EP.4(終))

前回の続き。

前回記事の「あそこ」にリンク張るのを失敗していた。恥ずい。
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実は銭湯に行ってきたのは木曜日の夜。で、翌日の金曜日は夏季インターンシップの最終日だった訳だけれども、打ち上げと称してお酒を皆で飲んだけれども、「泥酔者は入浴を禁ずる」に違反してしまうけれども泥酔していないので入ってきた。そして今日は土曜日。「あそこ」へ行くことが決まっている。へへっ、たーのしみー！

家族全員で出かける先はだいたい藤沢の湘南モールフィル。しかも自転車で。渋滞することなく30分～で到着します。そんな私たちが横浜に出かけるのは珍しい。

照「横浜に行くのって久しぶりだね」
妻「え？」
照「ん？」
妻「会社・・・横浜でしょ？」
照「そうだよ？何言ってるの？」
妻「久しぶり？何？サボってんの？」
照「違う違う、そうじゃ、そうじゃない」
娘「マーチンだ」

マーチンさんもびっくりな突っ込みをしてくる妻＋自身のアホ発言を的確に拾う小学校2年生の娘。パパは皆で横浜に行くのが久しぶりって言いたかったんだよ。分かってるでしょ？

娘「でもちょっと前にママと二人で行ったよね」
妻＆娘「楽しかったもん、ね～」
照「・・・」

ここまでが我が家のルーティーンです。

ここで一つ重要なお知らせが。我が家の給湯器ですが日曜日に交換してくれるようなので、確実に日曜日の朝から家にいないとダメ。何があっても今日は帰らないといけない。なのでまだ日が高くなる前から出かけ、温泉気分を十分に味わおうという作戦です。

ちょっと高めのランチを取り、皆の洋服を買って、何だか楽しい休日を満喫している。おやつの時間頃には万葉倶楽部での受付を済ませ、特別な日のテンションが最高潮に達していた。

行ったことが無い人のために少しだけ解説すると、、、
・大人（中学生以上）　2500円（税別）
・子供（小学生）　　　1400円（税別）
・幼児（3歳～未就学児）900円（税別）
・3歳未満　　　　　　　無料
・露天風呂がある。
・大きいお風呂がある。
・檜風呂がある。
・リラックスルームがある。
・屋上に展望足湯がある（夜景がキレイ）。
・ご飯が食べられる（別料金）。
・お酒が飲める（別料金）。

他にも宿泊プランだったり宴会プランだったり、用途に合わせて楽しみ方は色々だ。クーポンもあるのでお得に温泉に入りつつ何かをゲッツすることも。今回は入館料割引＋ドリンク1杯サービスのクーポンを利用した。このドリンク、アルコールもOKだと！？これは期待せざるを得ない。ちなみに料金はペア割りも含めると大人1人2600円。安い。

妻＆娘と別れて1人で男湯に行くわけだが、こりゃすごい。受付で渡されたキーにリンクするロッカーを目指すが、広い。更衣室の時点でワンコインの銭湯の総床面積を上回っているのでは？と思うほどだ（大げさ）。フェイスタオルもバスタオルも備え付けられているため、手ぶらでやってきても全く問題ない（施設はこんな感じ）。ま、男の温泉リポートなんて誰も聞きたくないと思うので、この辺でスタジオにお返しします。

入浴を終え、早めの食事を取ろうとメニューを確認する。レストラン形式で注文するものと、セルフで置いてあるものをレジに通すものと2パターンあるようだ。館内で注文・購入したもの（食事処や風呂上りのフルーツ牛乳、お土産も？）は施設を出る際にまとめて支払うようだ。調子に乗るとヤバイやつである。で、クーポンのドリンク権を行使しようと内容をよく見てみると、「セルフのみ」らしい。見渡すと冷蔵庫にジョッキがどっさり冷やされている。これを取り出して自動ビール注ぎマシーンに置きスイッチを押すと、おぉ！！勝手にジョッキが傾けられていい具合に注がれたあとに泡を作って、はい出来上がり。すごい、これ欲しい！置くところないけど。妻の分のドリンク権もいただいて、2杯目も堪能した。ありがとう！

妻「それ、誕生日プレゼントね」
照「・・・」

皆で好きなものを食べ、まだ日が落ちていない時間から一杯やるのは最高です。もうここに泊まりたい。入浴と休憩の無限ループを堪能したい、そんなことを考えていた。

娘「あー、帰りたくないなー」
照「ね、ホントだね」
妻「分からないでもない」
照＆妻＆娘「湯沸かし器・・・」

残暑が厳しいため時間をずらし遅い時間に帰宅した私たち3人。たまにはこんな休日もいい。娘は来週も行きたがっていたけど、その頃には湯沸かし器が直っているはずだ。次回は何かイベントの力を借りないと行けないかもしれないね。

湯沸かし器が壊れたためお風呂には入れなった3日間。大きなお風呂も良かったけど、やっぱり狭いけど自宅のお風呂が一番リラックスするね、慣れ親しんだものには敵わないよね、やっぱり。と妻＆娘は言っていた。



















妻＆娘「パパが土曜日に仕事だったら・・・ね～」


---終わり


(照)


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忘れていたプレゼント

「明日の午後半休もらいます」。帰社前にちょっと休憩しようと3人で入ったカフェでCちゃんはそう言った。クリスマスソングがかなり大きなボリュームで響いていたが彼女の声はどこでもよく通る。Sくんはちょっと驚いたような顔をしながら「クリスマスだしね」とぼさっと言った。私はそう言う言葉にすぐ乗っかってしまう方なので「ほう。いいねぇ」などと言ってしまう。
「違いますよ。変な誤解しないで下さい」と小刻みに手を振りながら「母が出て来るんです。東京のクリスマスが味わいたいとか言っちゃって。父と喧嘩でもしたんだと思います」。
　
　それから、子供の頃もらったプレゼントで一番嬉しかったものは何だったかについて、みんなで少し話した。Sくんは「自転車かな」とつぶやいた。「兄貴と兼用じゃなく、自分のがずっと欲しかったんだけど、置く場所が無いってことで買ってくれなかったから」。心からサンタに感謝したそうだ。
「どれも嬉しかったから何が一番だか決められないけど、毎年母の手作りの手袋やマフラーやセーターなんか貰ってました。どれも可愛くて大好きでした。プレゼントくれるのサンタじゃないことは、だから早くから知ってて、そこはちょっと残念だったかな」とCちゃん。

「いいねぇみんな。しっかり思い出せて。クリスマスパーティーみたいな感じでケーキ食べたりした記憶はあるし、朝目が覚めたら何があるのか、わくわくしながら寝た記憶はちゃんとあるんだけど、何がそこにあったのか全然思い出せなくてね。覚えているのがうらやましいよ。何もらったんだろ」それが私だった。ずっと思い出そうと頑張って来たのだが思い出せなかったので、ヒントになるかもと、みんなが貰ったプレゼントの話しを聞いてみたのだった。だが「思い出せない」と言った途端、心の中に何かひらめくものがあった。そうだ何で忘れていたんだろう。
「どうしたんですか。黙っちゃって」Cちゃんが声をかけてくれた時、私は遠い昔に戻っていた。
「顕微鏡、だった。ふいに思い出した。黒い箱に入ってた。声も出ないぐらい驚いて喜んだ。うれしくてうれしくて。かなり使ったよ」そう、かなり長い間私は何でもセットになっていたガラスの板に乗せて顕微鏡で覗いてみる子供だった。焦点を調整して丸い視野の中に飛び込んでくる様々な物体の画像が今も目の前に浮かんで来る。小学校の低学年の頃だったろうか。あの顕微鏡は今どこにあるのだろう。なぜ使わなくなってしまったのか。ひとつ蘇った記憶は様々な疑問に繋がって行く。
　
　顕微鏡はガラス板の向こうにある、とてつもなく広い世界への入口だったのだろうと思う。母の発案だったのか父の発案だったのか。目の前にあるものよりその向こうにあるものを見たい欲求にかられる人間に育ってしまった作戦は狙い通りだったのか大失敗だったのか。当時としてはかなり高い買い物だったはずのプレゼントが私を作る上で大きな意味を持っていたことは確かだ。

　プレゼントひとつで、それからの人生が変わる人もいるだろう。サンタクロースの仕事は、いやサンタだけでなく人に夢を届ける仕事というのは、なんと偉大なことだろう。そんなことを話してみたくなったが、みんなよく知っている話のような気がしてやめにした。その代わり「お母さんには何かプレゼントするの」とCちゃんに聞いてみた。
「手袋を贈ろうかなって考えてます」
「いいね。大喜びだね。きっと」。そうか、もらう方だけじゃないのかな。顕微鏡を私に贈ってくれた両親が幸福だったろうかと考えていた。(三）


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マッサージ

慢性的な肩こりと首の不調があるため、月に2回～4回マッサージに行って緩めてもらっています。週1で行くのが理想的ですが、そんなに行けることはほぼなく、平均して月2回程度でしょうか。毎回同じところに通っています。

そこは指名制や予約制ではなくお店に入った順番で処理されていきます。まずはマッサージチェア、次に電気、そして指圧。なので、前の人のマッサージが終わるのをただひたすら待つという状況はありません。

お店にいる店員さんも毎日違います。大体馴染みの顔ぶれになってきたなと思っているとメンバーがガラッと変わり、週5くらいで居た人が全く姿を見せなくなります。何店舗もあるため、みんなでグルグル回って運営しているようで、固定店舗を決めないのがポリシーのようです。

なので、毎回誰がマッサージしてくれるかハラハラします。
この間の人は上手だったからまた同じ人がいいな。今日はいるかな？
この新しい人は上手かな？
前回、この人良くなかったんだよな。今日は外れか。
とちょっとしたくじ引きのような感覚です。

この外れの日は「あー。最悪ー。」と思っていましたが、最近は少し気持ちを改めています。職務柄もあってか、店員さんをよく観察するのですが、大体外れの場合は店員さんが若いという傾向があります。稀に若手でもとても上手な指圧をする人がいて、そういう人は店内への気配りも上手で、指圧時間も少し多めにサービスしてくれて、この人は将来幹部になっていくんだろうなと分かります。下手でも一生懸命な人もいれば、休みがなく激務だという主張をひたすらしてくる人、店員同士でおしゃべりが止まらない人、妙に空く間でポケットのスマホをチェックしている人などなど様々です。不思議と30代の（ようにみえる）店員さんたちには、このような人は少なく、テキパキと仕事をしています。この会社の教育担当がこの状況を見たら、どう思うのか？と余計なお世話に気持ちが向かいます。

そして行き着いた答えは「引き受けるしかないな」ということです。

誰しも皆、若い頃があったのです。私も同じように不快にさせていたこともあるかもしれません。これからもこの若手のみなさんが、一人前になっていく過程を楽しませてもらう気持ちで通いたいと思います。

それにしても、やはり早いうちからビジネスの土台に乗ることは大事だなと改めて思います。
マッサージに癒されに行っているのに、こりゃ職務病だな。

（ゆ）

ワンと言いたくなってきた

　ある程度年齢を重ねると人間ドックに行けと言われる。ドックは犬のドッグではない。船の建造や修理を行う工場のことを指す。船底の形に合わせて作られた大きな窪みに船をすっぽり収めて固定し、船のあらゆるところを診る事が出来るように作られている。人間も船のようにたまにドックに入って全身くまなく診てもらいなさい、ということで人間ドックと名付けられたのだろう。
　
　ところが行ってみると、ドックに横たわる船のようにゴロンと寝ていれば済むような人間ドックは存在しない。レースに参加した犬のようにあっちの部屋こっちの部屋へと連れまわされ「行け」「待て」「座れ」「回れ」「こっち向け」「あっち向け」と指示される声に即座に反応しないと置いて行かれる調教的試練の場所となっている。年齢が増して謙虚な心を失い、多少横柄になってしまった私のような人々を矯正することを目的に掲げているのであろう。たまに反抗心を胸のうちでかすかにうずかせるだけで、しっかり見抜かれて強烈な再検査を指示されたりする。全力で謙虚でなければならないのである。
　
　検査機器は格段に進化しているはずなのだが、検査の方法にはここ十数年の間それほど大きな変化を感じない。ただ検査結果が出るまでの時間や、「よし。少しはましな大人になったな」と最終的な評価をしてもらう時の医師の手元にあるパソコンの画面に表示されるレントゲンやエコーの映像などは以前には無かったもので、進歩を感じる。とはいえ、全身スキャンが終了すればたちどころに悪いところが見つかるとか、コーヒーカップに付着した唾液成分の分析だけで内科的病根の大半はチェックできるとか、そんな未来はまだ遠い。医療技術の進化は安全を最優先する分、世に出るまで時間がかかる。ここ数年盛り上がって来た新技術がわれわれの手元に届くまでに10年、もしかすると数十年は要する。それまでの間、例によってあちこちの部屋を連れ回される検査方式が人間ドックと称して実施され続けるだろう。
　
　しかし、技術の進歩は思わぬ速さで思わぬ変化をもたらす可能性を秘めている。パラリンピックで活躍する選手やiPS細胞を利用した再生医療の進化またはゲノム編集の普及を見ると、何も手を加えていない「ただの人間の」人間ドックコース、「アンチエイジング・ゲノム編集を施した人間の」人間ドックコース、「再生医療で培養された肉体を持つ人間の」人間ドックコース、「体の大半が機械の人間の」人間ドックコース、「ハイブリッドな人間の」人間ドックコースと様々なコースに分類してそれぞれのコースに専門的な診断キットを配置しないと対応しきれないことになる可能性が十分考えられる。見かけは20代なのに実年齢は100歳を軽く超えている、などと言う人がやって来るかもしれないのだ。いやスキャンシステムの機能が向上し単価が下がれば健康チェックは医療機関が行うものではなくコンビニや公共交通機関が行うもの、または自動運転車のオプションになったりするのだろうか。（三）


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さらなるワクワクが待っている

まずはこれを見てほしい。



真っ暗で何もわからないな。
そう、ホームプロジェクターだ。自宅でプロジェクターを使い映画館のような大画面を映し出せる。
(2枚めの画像はサイズ比較のため友人に手を広げてもらったものだ：友人の身長は155cmに届かないくらいである)

私がホームプロジェクターを購入しようと思ったきっかけは、プロジェクター本体の価格だった。私が購入したプロジェクターはAmaz●nで7,990円で販売されているものだ。
1080pフルHDに対応しており、HDMI端子、USB端子、AV端子、VGA端子等が搭載されている。
プロジェクターだとEPS●Nが有名だと思うが、今やいろいろな企業から小型化された安価なモデルが発売され、価格帯もピンきりとなっている。
私が購入したプロジェクターはLEDで投影するタイプの小型格安プロジェクタで、同価格帯の中では明るい方の、1800lm(光量だと思っていい)だ。

届いたのが13日(水)なので、まだ1回しか使用していないが大変楽しいおもちゃだと思う。ちなみに、購入したのはプロジェクター本体とHDMIケーブル5m、オーディオ延長ケーブル3mの3点だ。
スクリーンは購入しておらず、部屋の壁紙がほぼ白なためそちらを代用しようと思っていた。
実際に使用してみると、凹凸の影響が結構あり、ドット感がすごく強調されてしまっているように思う。
また、思ったよりも暗く、色合いもとてもいいとはいえない印象だ。これは投影する背景(スクリーン)を変えれば改善されそうなので、近々ロールカーテンを別途購入するかもしれない。
調べてみると、ロールカーテンをスクリーンとして利用する方も多いらしい。
スピーカーはプロジェクターにもともと搭載されているが、以前使っていた2.1chの安いスピーカーがあったためそちらと接続した。なかなか悪くない。
と、まぁ思ったことを書いてみたが、もともとの値段が安価なのでそこまでのクオリティは求めていない。物足りなくなったら上位機種を購入しようと思う。

今回はライブのブルーレイと録画していたアニメ、洋画を軽く投影してみたが、画面が大きいとやはり迫力がちがう。
多少暗かったが、思いの外大きく投影され、音もスピーカーを使って前方から出力しているため、大変楽しめた。

次は視聴環境の整備となるだろうか。私の部屋は畳のため、普段から座椅子を使っているが、近々ロータイプのソファーベッドを導入する予定だ。ソファ状態で映画鑑賞などできれば最高だ。
どんどんと私の部屋の居心地が良くなっていく。幸せ過ぎて部屋から出ないようになるかもしれないなぁ。

プロジェクターで映画鑑賞やライブ鑑賞をやりたいという人は是非メールをしてほしい。
今なら、使用料と称してお菓子の詰め合わせでレンタル可能ですよ！
(DG_K)

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