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父の日?

 たぶん18日は父の日だった。かもしれない、たぶんそうだ・・・ふ~~ん、世間はそうだろうな、優しいお父さんは、「ありがとう」と子供たちから言われているんだろうな。そんなことを思いながら一日を過ごした。
 昼食は誰もいないため(妻は稲垣吾郎の舞台で娘と東京、息子は勉強しに出かけた)、独りでカップめんを食べた。まあ、まずくはないけどおいしくもない。


ねぎラーメンと書いてあったが、さほどねぎが多くない。羊頭狗肉とはこのことかと、余分な四字熟語を思い出す。ぴりっと辛味が利いていて、好みの分かれる味かなと思った。
 日曜の昼、塾の授業があるときは、たいていカップめんで済ます。残り物があればそれを一緒に食べる。そういう点では、妻の献立に協力しているといえなくはないだろう。
 でも、さすがにこれだけではお腹がすく。幸いなことに私の誕生日を祝って、妹からプレゼントがきていた。

 


さすが、わが妹、私の好みは決して外さない。美濃忠の羊羹といえばおいしいに決まっている。そういえば去年もプレゼントしてくれて、私一人で食べてしまった。そういう事情を知って知らずか、今年は「小倉」と「煉り」の2本セットでくれた。最高だ!


横幅6.5cmの羊羹を長さ8cmに切ってみた。「原材料:小豆。砂糖。丹波大納言。寒天」というだけでは想像もできないおいしさだ。私はただひたすら甘い羊羹が好きだが、妻に言わせればそんなものは上品な味ではないらしい。そういう意味ではこの羊羹はなかなかの味である。甘すぎず、かと言って甘党のポイントは十分におさえている、素晴らしい味だ。妻がいなくとも、なかなか充実した昼食が味わえた。嫌味でもなく、本当に。
 「父の日」は、私の誕生日と近いため特別祝われたことはない。毎年、子供に請求しなければ何事もないままに過ぎてしまう。「母の日」のカーネーションのように象徴的なものでもあれば、それをもらえばある程度満足できるのだろうが、「父の日」に関しては何もない。表立って、行事が行われるのも小っ恥ずかしいからあるかなしかの雰囲気ですんでしまえばいいのだが、どうしたって「母の日」の華やかさと比べてしまう。
 でも、息子は可愛いところがあって、私の誕生日と父の日を兼用して、ビールを1箱を買ってくれた。妻もさすがに手を出さずに全部私が飲んでしまったが、そういえば娘は?私の誕生日にはぎりぎりでお祝いメールをくれたが、父の日は無しのつぶて・・・
 ちょっと寂しい。嫌いになっちゃうかも・・・。

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