毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
風前の灯?
松井が全く打てない。あまりに打てなくて呆れてしまうほどだ。メジャー通算1000本安打こそ何とかクリアしたが、その後日米通算1500打点が話題になり始めたころからパタッと打てなくなってしまった。記録を意識して調子を狂わせたなどという低次元な話ではなく、今の不調はもっと深刻な問題を抱えているような気がしてならない。と言うのは、今シーズン松井に三振が多いからだ。日本時間5月8日の時点での松井は127打席中、三振が25もある。打席に立って、およそ5回に1回の割合で三振していることになる(正確には、.197)。これはかなり多い。私はずっと松井のことを、長距離ヒッターの割には三振の少ない選手だと思ってきただけに、この三振率(勝手にそう名付ける)の高さにはかなり驚いた。ちなみに安打数は26だから、三振と安打がほぼ同数ということになる・・。
ならば昨年はどうだったろうか、と私のヤフーブログで昨年5月8日時点での打席数と三振数を調べてみた。昨年は先発出場を外れて、そのまま出場しなかった試合や代打で登場した試合もいくつかあって、打席数は102と2割くらい少ないが、三振数は11と今年と比べてはるかに少ない。これを三振率(三振÷打席数)で見てみると、.108となり、今年は昨年のほぼ2倍となっていることがわかる。三振が多いとは思っていたが、こうしてはっきりと数字に出ると改めて愕然としてしまう。
松井をずっと応援してきた私ではあるが、松井のバッティングのどこが今悪いのか指摘できるほどの野球理論はまったく持ち合わせていない。松井が調子を落とすのは、疲労が蓄積して体調を崩した時であると信じ込んでいる私であるから、今回松井が打てなくなり始めた時には、「疲れているんだろうな・・。ソーシア監督、休ませてやってよ」と叫んでいたものだが、そんな声はまったく届かなかったようで、今までのところ松井は全試合に先発出場し、そのうち3試合はレフトの守備についている。それから考えると、監督の目からは松井が疲れているようには見えないのだろうし、松井自身も期待に応えようと懸命になっているようにも思う。ならば、疲労だけが今回の不調の原因と考えるのは、少しばかり短絡過ぎるのではないだろうか、とこのところ思うようになってきた。では他に何が原因に考えられるだろうか、と頭をめぐらしてみたところ、松井の三振の多さにそれを解くカギがあるのではないかと気づいた。そこで上のような数字を並べてみたのだが、それから読みとった私の推論を以下に述べてみようと思う。
三振の多さから、まずは視力が落ちたのではないかと思った。きわどい球を見極められずに見逃し三振をすることが増えたのではないかと思ったのだが、四球の数は今年が13、昨年が12とほぼ同数であることを考慮すれば、選球眼が落ちたとは言えないようだ。それよりも打ちにいった球を空振りしてしまうことの方が多いとするならば、目で見て判断した球筋と実際に振りにいったバットの軌道とが微妙にずれ、空振りしているのではないのか。さらに言えば、感覚神経と運動神経の連携に微妙なズレが生じてしまっても、今までだったら一刹那で修正できてバットに当てることくらいはできたのに、今はそれができずに三振という結果に甘んじるしかできなくなっているのではないか。
ならば、何故その修正が利かなくなってきたのか。私はそこに年齢が忍び寄っているのではないかと危惧する。心と体のズレなど若くて生き生きしている者なら、無意識のうちに克服できるだろうが、齢を重ねるにつれてだんだんそれが難しくなる。松井ももうすぐ36歳、肉体のピークはもうとうに過ぎ、心でそれを補ってきたのだろうが、それもだんだんと通用しなくなってきたのではないだろうか。他の分野に生きる者なら心の面をさらに鍛えれば何とか乗り越えられるかもしれないが、体が資本の運動選手では、心で支えきれる範囲は限られているように思う。だからこそ、ある年齢に達したら引退を余儀なくされるのが現実であろう・・。
実際問題として私の推論が的を射ているとはあまり思っていないが、今回の大不振から松井が抜け出すのはそう簡単ことではないだろう。悲しいけれど、誰もがたどる道だから仕方のないことかもしれない。
だけど、決してこのままでは終わるなよ、松井!! 頑張れ!!
ならば昨年はどうだったろうか、と私のヤフーブログで昨年5月8日時点での打席数と三振数を調べてみた。昨年は先発出場を外れて、そのまま出場しなかった試合や代打で登場した試合もいくつかあって、打席数は102と2割くらい少ないが、三振数は11と今年と比べてはるかに少ない。これを三振率(三振÷打席数)で見てみると、.108となり、今年は昨年のほぼ2倍となっていることがわかる。三振が多いとは思っていたが、こうしてはっきりと数字に出ると改めて愕然としてしまう。
松井をずっと応援してきた私ではあるが、松井のバッティングのどこが今悪いのか指摘できるほどの野球理論はまったく持ち合わせていない。松井が調子を落とすのは、疲労が蓄積して体調を崩した時であると信じ込んでいる私であるから、今回松井が打てなくなり始めた時には、「疲れているんだろうな・・。ソーシア監督、休ませてやってよ」と叫んでいたものだが、そんな声はまったく届かなかったようで、今までのところ松井は全試合に先発出場し、そのうち3試合はレフトの守備についている。それから考えると、監督の目からは松井が疲れているようには見えないのだろうし、松井自身も期待に応えようと懸命になっているようにも思う。ならば、疲労だけが今回の不調の原因と考えるのは、少しばかり短絡過ぎるのではないだろうか、とこのところ思うようになってきた。では他に何が原因に考えられるだろうか、と頭をめぐらしてみたところ、松井の三振の多さにそれを解くカギがあるのではないかと気づいた。そこで上のような数字を並べてみたのだが、それから読みとった私の推論を以下に述べてみようと思う。
三振の多さから、まずは視力が落ちたのではないかと思った。きわどい球を見極められずに見逃し三振をすることが増えたのではないかと思ったのだが、四球の数は今年が13、昨年が12とほぼ同数であることを考慮すれば、選球眼が落ちたとは言えないようだ。それよりも打ちにいった球を空振りしてしまうことの方が多いとするならば、目で見て判断した球筋と実際に振りにいったバットの軌道とが微妙にずれ、空振りしているのではないのか。さらに言えば、感覚神経と運動神経の連携に微妙なズレが生じてしまっても、今までだったら一刹那で修正できてバットに当てることくらいはできたのに、今はそれができずに三振という結果に甘んじるしかできなくなっているのではないか。
ならば、何故その修正が利かなくなってきたのか。私はそこに年齢が忍び寄っているのではないかと危惧する。心と体のズレなど若くて生き生きしている者なら、無意識のうちに克服できるだろうが、齢を重ねるにつれてだんだんそれが難しくなる。松井ももうすぐ36歳、肉体のピークはもうとうに過ぎ、心でそれを補ってきたのだろうが、それもだんだんと通用しなくなってきたのではないだろうか。他の分野に生きる者なら心の面をさらに鍛えれば何とか乗り越えられるかもしれないが、体が資本の運動選手では、心で支えきれる範囲は限られているように思う。だからこそ、ある年齢に達したら引退を余儀なくされるのが現実であろう・・。
実際問題として私の推論が的を射ているとはあまり思っていないが、今回の大不振から松井が抜け出すのはそう簡単ことではないだろう。悲しいけれど、誰もがたどる道だから仕方のないことかもしれない。
だけど、決してこのままでは終わるなよ、松井!! 頑張れ!!
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