毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
小学5年国語
2011年05月21日 / 塾
小学生の国語の問題だからと言って、ナメちゃいけない。文章の読み取りだったら、年を重ねればある程度できるかもしれない。でも、パズル的な漢字の問題となると、結構難しいことがある。先日も、小学5年生の問題集にちょっとばかり厄介な問題が載っていた。もちろんいい大人が時間をかけりゃできるに決まっている。でも、時間が制限されたら、そうは簡単にいかなくなる。例えば、次の問題を3分で答えろと言われたら、正解率はかなり低いように思う。
(問い)下の漢字の集まりの中には、「見物人」のような三字熟語がかくれています。全部でいくつかくれているでしょうか。たて・よこ・ななめ、上から下・下から上・左から右・右から左など、どの向きでもいいです。
新 共 同 体 大 見
入 級 好 都 合 物
生 徒 会 料 理 人
無 法 者 学 化 力
知 感 想 文 明 車
これは私立中入試問題からの出題ではない。受験を考えていない生徒が日常使っている問題集から抜き出した問題である。とは言え、決して簡単ではない。
多くのチャレンジャーの登場を待つ。
(問い)下の漢字の集まりの中には、「見物人」のような三字熟語がかくれています。全部でいくつかくれているでしょうか。たて・よこ・ななめ、上から下・下から上・左から右・右から左など、どの向きでもいいです。
新 共 同 体 大 見
入 級 好 都 合 物
生 徒 会 料 理 人
無 法 者 学 化 力
知 感 想 文 明 車
これは私立中入試問題からの出題ではない。受験を考えていない生徒が日常使っている問題集から抜き出した問題である。とは言え、決して簡単ではない。
多くのチャレンジャーの登場を待つ。
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ミニ畑
父が小さな畑を家の近くにいくつか拓いた。
まずは、車庫の裏。4月になった頃からこつこつ均し始め、今ではキュウリ・ニンジン・ミニトマト・ナスが一畝ずつ植えられている。それとサツマイモの苗も50本植えた。
塾舎の奥、犬の太郎の遊び場の一角も拓いて、そこにはゴーヤの種を植えた。数年前からゴーヤ茶を作って飲んでいる伯母のことを気にして、どうしてもゴーヤを育てなくちゃいけない、と太郎に邪魔されながらも均した場所だ。
しかし、いくら待っても芽が出てこないそうだ。昨年も同じように芽が出ず、業を煮やして苗を買って植えたのだそうだが、今年もまた同じ手順を踏むことになった。
水曜日、1ヶ月ごとの検診に連れて行った帰りに、ホームセンターに寄ってゴーヤの苗を買うことになった。しかし、生憎なことに、ゴーヤは売り切れで、午後にしか入荷しないとの張り紙がしてあった。
「緑のカーテンとか言って、TVで宣伝するから、売り切れるんだ・・」
とブツブツ言う父に、
「じゃあ、別のホームセンターに行こう」
と誘った。その日は、農協が休みだったので、ホームセンターをはしごするしかない。「あればいいが・・」と願いながら、少し離れた別の店まで車を走らせた。
「ゴーヤありますか?」
と、店員さんに訊いたら、「はい、あちらに」と教えてくれた。「よかった」と思いながら、売り場に行くと残りはわずかしかなかった。「いくつ買うの?」と訊いたら、「全部買ってくか」と父が数えたところ10個あった。1個120円、手頃な値段だった。
家に戻ると、あらかじめ均してあった、塾舎と川の間の堤の部分に苗を植えた。まだスペースがあったので、そこにもう一度種を植えてみる、と父は言っていたが、翌木曜日、たまたま前日苗が売り切れていたホームセンターに行ってみたところ、ゴーヤの苗が4本だけ残っていた。「これはラッキー!」とすぐにレジまで持って行ったが、そこでメチャクチャ驚いた。「ゴーヤの苗4本で、1,192円です」、店員さんの声にびっくり仰天した。「えっ?1本298円!!??」
そこでは、「高いから止めます」とも言えず、おとなしくお金を払ったが、なんだがボラれたようで、どうにも納得できなかった。120円で買えた物が、一日経ったら300円?、いくら浜岡原発停止で省エネ対策が急務だとは言え、足下を見るような商売をしてはいけないだろう!!としばらく腹の虫が治まらなかった・・。まあ、値段を確認しなかった私が悪いに決まっているが・・。
家に帰って、父に「おみやげ」と言って事情を説明したところ、「苗が大きいからな」と納得顔をした。それを聞いて私も仕方ないかと思って、父が植えた苗と比べてみたら、確かに大きさが違う。だけど、やっぱり「便乗値上げ」のような気がしてどうにも納得できない。需要と供給のバランスで市場価格が決まるとは言え、何らかの作為が働いているような気がしてならない・・。
まずは、車庫の裏。4月になった頃からこつこつ均し始め、今ではキュウリ・ニンジン・ミニトマト・ナスが一畝ずつ植えられている。それとサツマイモの苗も50本植えた。
塾舎の奥、犬の太郎の遊び場の一角も拓いて、そこにはゴーヤの種を植えた。数年前からゴーヤ茶を作って飲んでいる伯母のことを気にして、どうしてもゴーヤを育てなくちゃいけない、と太郎に邪魔されながらも均した場所だ。
しかし、いくら待っても芽が出てこないそうだ。昨年も同じように芽が出ず、業を煮やして苗を買って植えたのだそうだが、今年もまた同じ手順を踏むことになった。
水曜日、1ヶ月ごとの検診に連れて行った帰りに、ホームセンターに寄ってゴーヤの苗を買うことになった。しかし、生憎なことに、ゴーヤは売り切れで、午後にしか入荷しないとの張り紙がしてあった。
「緑のカーテンとか言って、TVで宣伝するから、売り切れるんだ・・」
とブツブツ言う父に、
「じゃあ、別のホームセンターに行こう」
と誘った。その日は、農協が休みだったので、ホームセンターをはしごするしかない。「あればいいが・・」と願いながら、少し離れた別の店まで車を走らせた。
「ゴーヤありますか?」
と、店員さんに訊いたら、「はい、あちらに」と教えてくれた。「よかった」と思いながら、売り場に行くと残りはわずかしかなかった。「いくつ買うの?」と訊いたら、「全部買ってくか」と父が数えたところ10個あった。1個120円、手頃な値段だった。
家に戻ると、あらかじめ均してあった、塾舎と川の間の堤の部分に苗を植えた。まだスペースがあったので、そこにもう一度種を植えてみる、と父は言っていたが、翌木曜日、たまたま前日苗が売り切れていたホームセンターに行ってみたところ、ゴーヤの苗が4本だけ残っていた。「これはラッキー!」とすぐにレジまで持って行ったが、そこでメチャクチャ驚いた。「ゴーヤの苗4本で、1,192円です」、店員さんの声にびっくり仰天した。「えっ?1本298円!!??」
そこでは、「高いから止めます」とも言えず、おとなしくお金を払ったが、なんだがボラれたようで、どうにも納得できなかった。120円で買えた物が、一日経ったら300円?、いくら浜岡原発停止で省エネ対策が急務だとは言え、足下を見るような商売をしてはいけないだろう!!としばらく腹の虫が治まらなかった・・。まあ、値段を確認しなかった私が悪いに決まっているが・・。
家に帰って、父に「おみやげ」と言って事情を説明したところ、「苗が大きいからな」と納得顔をした。それを聞いて私も仕方ないかと思って、父が植えた苗と比べてみたら、確かに大きさが違う。だけど、やっぱり「便乗値上げ」のような気がしてどうにも納得できない。需要と供給のバランスで市場価格が決まるとは言え、何らかの作為が働いているような気がしてならない・・。
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魁聖
「五月技量審査場所」などという長い名前の付いた場所は、NHKの放送もなく、あってもなくてもいいような場所だと思っていたが、魁聖という新星が現れたため、中盤以降、俄然面白くなってきた。毎日、ワクワクしながら魁聖の勝敗を携帯で調べている。この魁聖という力士は、
『魁聖 一郎(かいせい いちろう、1986年12月18日 - )は、ブラジル・サンパウロ出身(日系三世)で友綱部屋所属の現役大相撲力士。本名はリカルド(ヒカルド)・スガノ。身長194cm、体重150kg、血液型はO型。得意手は右四つ、寄り。最高位は西前頭16枚目』
というように今場所が新入幕。それでいて初日から九日目まで勝ち続け、十日こそ栃の心に敗れたものの十一日目は嘉風に勝ち、10勝1敗で全勝の白鵬を追っている。
残念なことに、私は魁聖の取り組みを一度も見たことがない。それどころか初めて顔を見たのもつい最近だから、力士としての彼について何らかのコメントをすることはとてもできない。だが、上の写真と「身長194cm、体重150kg、得意手は右四つ、寄り」とプロフィールを見ただけでスケールの大きさが十分うかがえる。さらに、初日からの決まり手を見てみると、
初日 ○ 押し倒し 雅山
2日目 ○ 寄り切り 玉乃島
3日目 ○ 押し出し 栃乃洋
4日目 ○ 押し出し 木村山
5日目 ○ 寄り倒し 時天空
6日目 ○ 押し出し 栃乃若
7日目 ○ 寄り切り 高見盛
中日 ○ 掬い投げ 臥牙丸
9日目 ○ 上手投げ 豊響
10日目 ● 寄り切り 栃ノ心
11日目 ○ 突き出し 嘉風
堂々とした相撲を取っているように見える。魁皇に憧れて角界に入門したと言うだけあって、魁皇の取り口に似ているのかもしれない。今場所の優勝は白鵬に決まっているようなものだが、できるなら、白鵬vs魁聖の取り組みを組んでもらいたい。もしそこで、勝てないまでもいい勝負をしたならば、自信にもなるだろうし、来場所からの飛躍にも期待が持てる。難しい面はあるかもしれないが、是非とも実現してもらいたい取り組みだ。
真剣勝負の相撲ばかりで非常に面白い、と言われている今場所、目立ったのは琴欧洲の不甲斐なさだ。負けが込んでとうとう11日目から休場してしまったが、彼が元気がないと場所が物足りない。白鵬に引けを取らないだけの潜在能力があるとずっと応援してきただけにこの不振は残念至極だ。こうなったら、一念発起して、3度目のカド番を迎える来場所こそは優勝を狙ってもらいたい。
そうは言っても、いつまで待っても横綱になれない琴欧洲など見限って、魁聖の応援に回った方がいいような気もする。しかし、とりあえず来場所の結果は見てやらねばならないだろう。頑張れ、琴欧洲!!
『魁聖 一郎(かいせい いちろう、1986年12月18日 - )は、ブラジル・サンパウロ出身(日系三世)で友綱部屋所属の現役大相撲力士。本名はリカルド(ヒカルド)・スガノ。身長194cm、体重150kg、血液型はO型。得意手は右四つ、寄り。最高位は西前頭16枚目』
というように今場所が新入幕。それでいて初日から九日目まで勝ち続け、十日こそ栃の心に敗れたものの十一日目は嘉風に勝ち、10勝1敗で全勝の白鵬を追っている。
残念なことに、私は魁聖の取り組みを一度も見たことがない。それどころか初めて顔を見たのもつい最近だから、力士としての彼について何らかのコメントをすることはとてもできない。だが、上の写真と「身長194cm、体重150kg、得意手は右四つ、寄り」とプロフィールを見ただけでスケールの大きさが十分うかがえる。さらに、初日からの決まり手を見てみると、
初日 ○ 押し倒し 雅山
2日目 ○ 寄り切り 玉乃島
3日目 ○ 押し出し 栃乃洋
4日目 ○ 押し出し 木村山
5日目 ○ 寄り倒し 時天空
6日目 ○ 押し出し 栃乃若
7日目 ○ 寄り切り 高見盛
中日 ○ 掬い投げ 臥牙丸
9日目 ○ 上手投げ 豊響
10日目 ● 寄り切り 栃ノ心
11日目 ○ 突き出し 嘉風
堂々とした相撲を取っているように見える。魁皇に憧れて角界に入門したと言うだけあって、魁皇の取り口に似ているのかもしれない。今場所の優勝は白鵬に決まっているようなものだが、できるなら、白鵬vs魁聖の取り組みを組んでもらいたい。もしそこで、勝てないまでもいい勝負をしたならば、自信にもなるだろうし、来場所からの飛躍にも期待が持てる。難しい面はあるかもしれないが、是非とも実現してもらいたい取り組みだ。
真剣勝負の相撲ばかりで非常に面白い、と言われている今場所、目立ったのは琴欧洲の不甲斐なさだ。負けが込んでとうとう11日目から休場してしまったが、彼が元気がないと場所が物足りない。白鵬に引けを取らないだけの潜在能力があるとずっと応援してきただけにこの不振は残念至極だ。こうなったら、一念発起して、3度目のカド番を迎える来場所こそは優勝を狙ってもらいたい。
そうは言っても、いつまで待っても横綱になれない琴欧洲など見限って、魁聖の応援に回った方がいいような気もする。しかし、とりあえず来場所の結果は見てやらねばならないだろう。頑張れ、琴欧洲!!
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クワズイモ
日曜日、息子から電話がかかってきて、
「初任給が出たから、何か欲しい物ない?」
と訊いてきた。
「安い給料しかもらえない奴から物を買ってもらうわけにはいかんだろう」
などとへそ曲がりなことを言ってみたら、
「そんなこと言わないで何か考えといてよ」
と鷹揚なことを言う。初任給がいくら出たのか知らないけど、私に何か買ってくれるなんて思ってもいなかったので、何をリクエストしていいのか分からなかった。結局その電話では、うやむやに終わってしまったが、申し訳ないような、嬉しいような不思議な気分だった。
そんな気持ちは翌日も続いていたが、妻のお供でショッピングセンターに行ったところ、「是非これを買ってくれ!」と言いたくなるものを見つけた。「クワズイモ」!!
大きな葉と太い茎の立派なクワズイモ。ネットで写真を見たことはあるが、実物は初めて見た。かっこいい・・。絶対これが欲しい!!すぐに「これ買って!」というメールを、上の写真を添付して息子に送った。
夜になってOKの返事が来て、代金3,980円は妻が立て替えることになった。とんとん拍子に話が進んで、私は嬉しくなるばかり。翌朝(火曜の朝)、早速買いに行ってきた。
なんて威風堂々としているんだろう。どっしりしていて、見ていると心が落ち着いてくる。こんなプレゼントがもらえるなんて本当に嬉しい。ありがとう!!幸せ!!
だが、息子が初任給から買ってくれた記念のものだ、大切にしなくてはいけない。どんなことがあっても枯らすわけにはいかない。そこで、育て方を調べてみた。
【置き場所】
木漏れ日の差すような所を好むので、レースカーテン越しの日光などに当てて育てます。しかし、夏の強い日差しはレースカーテン越しでも葉が白っぽく焼けてしまう事があるので、明るい日陰で育てるようにします。耐陰性が強く年間を通じて明るい日陰で育てる事もできますが、あまり暗いと貧弱に育つので、できるだけ明るい場所で育てます。秋の最低気温が13度を下回ったら戸外にあるものは室内の明るい窓辺などに置き、冬は最低温度3度以上の所で育てます。
【水やり】
生育期の5月〜10月上旬までは表面が乾く前にたっぷりと与えます。秋の最低気温が20度以下になってくるとだんだん水を吸わなくなるので、水やりの回数を徐々に減らして行きます。冬は表面が乾いてからの水やりにします。冬の水の与え過ぎは根腐れの原因になるので注意してください。高温多湿を好む観葉植物ですので、霧吹きをして湿度を与えるようにして育てます。
【植え替え】
根がよく張る観葉植物ですので、2年に1度は植え替えをします。時期は5月から6月頃が理想的です。土は市販されている観葉植物専用の土を使用するのがよいと思います。
【増やし方】
茎をきれいに切断して、切り口を日陰で乾かして挿し木すると比較的簡単につきます。時期は5月から8月頃が理想的で、明るい日陰で用土を乾かさないように行います。
【肥料】
春から秋まで液体肥料や緩効性の化成肥料などを与えます。
ちょうど生育期に入ったようだから、育て方はさほど難しくはないだろう。それでもやっぱり水遣りだけは注意しなければいけない。どれだけ大きくなるか、楽しみだ。
ただし、このクワズイモ、『その名は「食わず芋」で、見た目はサトイモに似ているが、食べられないのでそう呼ばれている。シュウ酸カルシウムは皮膚の粘膜に対して刺激があり、食べるのはもちろん、切り口から出る汁にも手で触れないようにした方がいい。ちなみに、クワズイモを誤って食べると舌がしびれて会話がうまくできない状態になったりすることから、英語では「Dumb Cane(口のきけない茎)」とも呼ばれている。日本でも誤食による中毒が北海道で2件報告されている。東京都福祉保健局の分類では、クワズイモは毒草に分類されている』そうだ・・。
注意しなくちゃ・・。
「初任給が出たから、何か欲しい物ない?」
と訊いてきた。
「安い給料しかもらえない奴から物を買ってもらうわけにはいかんだろう」
などとへそ曲がりなことを言ってみたら、
「そんなこと言わないで何か考えといてよ」
と鷹揚なことを言う。初任給がいくら出たのか知らないけど、私に何か買ってくれるなんて思ってもいなかったので、何をリクエストしていいのか分からなかった。結局その電話では、うやむやに終わってしまったが、申し訳ないような、嬉しいような不思議な気分だった。
そんな気持ちは翌日も続いていたが、妻のお供でショッピングセンターに行ったところ、「是非これを買ってくれ!」と言いたくなるものを見つけた。「クワズイモ」!!
大きな葉と太い茎の立派なクワズイモ。ネットで写真を見たことはあるが、実物は初めて見た。かっこいい・・。絶対これが欲しい!!すぐに「これ買って!」というメールを、上の写真を添付して息子に送った。
夜になってOKの返事が来て、代金3,980円は妻が立て替えることになった。とんとん拍子に話が進んで、私は嬉しくなるばかり。翌朝(火曜の朝)、早速買いに行ってきた。
なんて威風堂々としているんだろう。どっしりしていて、見ていると心が落ち着いてくる。こんなプレゼントがもらえるなんて本当に嬉しい。ありがとう!!幸せ!!
だが、息子が初任給から買ってくれた記念のものだ、大切にしなくてはいけない。どんなことがあっても枯らすわけにはいかない。そこで、育て方を調べてみた。
【置き場所】
木漏れ日の差すような所を好むので、レースカーテン越しの日光などに当てて育てます。しかし、夏の強い日差しはレースカーテン越しでも葉が白っぽく焼けてしまう事があるので、明るい日陰で育てるようにします。耐陰性が強く年間を通じて明るい日陰で育てる事もできますが、あまり暗いと貧弱に育つので、できるだけ明るい場所で育てます。秋の最低気温が13度を下回ったら戸外にあるものは室内の明るい窓辺などに置き、冬は最低温度3度以上の所で育てます。
【水やり】
生育期の5月〜10月上旬までは表面が乾く前にたっぷりと与えます。秋の最低気温が20度以下になってくるとだんだん水を吸わなくなるので、水やりの回数を徐々に減らして行きます。冬は表面が乾いてからの水やりにします。冬の水の与え過ぎは根腐れの原因になるので注意してください。高温多湿を好む観葉植物ですので、霧吹きをして湿度を与えるようにして育てます。
【植え替え】
根がよく張る観葉植物ですので、2年に1度は植え替えをします。時期は5月から6月頃が理想的です。土は市販されている観葉植物専用の土を使用するのがよいと思います。
【増やし方】
茎をきれいに切断して、切り口を日陰で乾かして挿し木すると比較的簡単につきます。時期は5月から8月頃が理想的で、明るい日陰で用土を乾かさないように行います。
【肥料】
春から秋まで液体肥料や緩効性の化成肥料などを与えます。
ちょうど生育期に入ったようだから、育て方はさほど難しくはないだろう。それでもやっぱり水遣りだけは注意しなければいけない。どれだけ大きくなるか、楽しみだ。
ただし、このクワズイモ、『その名は「食わず芋」で、見た目はサトイモに似ているが、食べられないのでそう呼ばれている。シュウ酸カルシウムは皮膚の粘膜に対して刺激があり、食べるのはもちろん、切り口から出る汁にも手で触れないようにした方がいい。ちなみに、クワズイモを誤って食べると舌がしびれて会話がうまくできない状態になったりすることから、英語では「Dumb Cane(口のきけない茎)」とも呼ばれている。日本でも誤食による中毒が北海道で2件報告されている。東京都福祉保健局の分類では、クワズイモは毒草に分類されている』そうだ・・。
注意しなくちゃ・・。
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がんばれ、松井!!
メジャーリーグが開幕して4分の1ほどを消化した。だが、全く詰まらない。松井が試合に出してもらえないからだ。
松井の所属するアスレチックスは日本時間16日の時点で、40試合を戦って勝率5割で西地区3位となっているが、松井が先発を外れたのは、8試合もある。そのうち2試合は代打で出場したものの、かつて連続出場を続けていた男がこんな扱いを受けるようになってしまったのかと、寂しくてたまらない。
15日の中日スポーツには、
『背番号55が野球人生最大の危機に直面だ』という扇情的な文言で始まる記事が載っていて、松井の置かれた厳しい現状を解説していた。そんなこと今更言われなくても十分分かっている!と言いたくなったが、メジャー生活9年間の5月14日での松井の打撃成績を一覧表にしたものも添えてあって、なかなか面白かった。そこから、最悪の一年だと思っていた昨年度の成績と今年の成績とを比べてみると、
昨年 37試合中35試合先発 打率.236 打点18 HR.5
今年 39試合中32試合先発 打率.236 打点15 HR.3
同じようなものだが、HRと打点が少ないのが、今年の不振をより印象づけている。打点を稼げる選手と期待されて入団しただけに、チャンスに凡退を繰り返した序盤戦の不調がどうしたって目立つ。特に三振が多かった。元来松井は三振の少ない選手だったはずだが、昨シーズンから妙に三振が多くなった。ヤンキースと違って打撃の粗い選手が多い、エンゼルスやアスレチックスにいると周りに影響されるのかな、と思ったこともあるが、松井自身の体力の衰えも影響しているのではないだろうか、とも思うようになった。動体視力の衰え、体の切れの悪さ、意識と体の反応のズレ、などベテラン選手が悩む症状で松井も苦しみ始めているのかもしれない。そう思うと、最近の試合後の松井のコメントに、「打ち損じた」という言葉が多いのも気になる。「打ち損じ病」などと表するレポートも見たが、それが一時の不調から来る「急性」のものではなく、年齢的な衰えから来る「慢性」的なものであるとするなら、かなり深刻な事態と言えるだろう。
もし、一時の不調からとするなら、改善する可能性は十分あるだろうが、問題は改善しようにも出場機会がこれだけ減らされて
しまうと、打席に立って微調整を繰り返すことができなくなってしまう。常に試合に出続けてきた松井にとって、試合に出ずに調整していくことは簡単ではないだろう。これからも、出場機会が減らされ続けるようだと、不調のままシーズンを終えてしまう可能性だって十分ある。すると・・。
今シーズンは昨シーズンの借りを返す年になるだろうと、大いに期待していた私だが、いつの間にやらそんな期待は萎んでしまった。松井の欠場を知っても、なんだか慣れ始めてしまったようで、あまり腹が立たなくなってきた。それに、今シーズンは松井の試合中継がずいぶん少なくなってしまったため、TVの前で応援する機会が減って、イマイチ気持ちが盛り上がってこない。このまま行ったら、途中で諦めた昨シーズンの二の舞になってしまうかも・・。
応援団が、そんな弱音を吐いていてはいけないだろうから、愚痴はこの辺でやめておこう。ただただ、松井が打ち出すのを待つしかない。(アスレチックスはそんなに悠長に待ってはくれないだろうが・・)
与えられたチャンスを物にできるよう、がんばれ、松井!!
松井の所属するアスレチックスは日本時間16日の時点で、40試合を戦って勝率5割で西地区3位となっているが、松井が先発を外れたのは、8試合もある。そのうち2試合は代打で出場したものの、かつて連続出場を続けていた男がこんな扱いを受けるようになってしまったのかと、寂しくてたまらない。
15日の中日スポーツには、
『背番号55が野球人生最大の危機に直面だ』という扇情的な文言で始まる記事が載っていて、松井の置かれた厳しい現状を解説していた。そんなこと今更言われなくても十分分かっている!と言いたくなったが、メジャー生活9年間の5月14日での松井の打撃成績を一覧表にしたものも添えてあって、なかなか面白かった。そこから、最悪の一年だと思っていた昨年度の成績と今年の成績とを比べてみると、
昨年 37試合中35試合先発 打率.236 打点18 HR.5
今年 39試合中32試合先発 打率.236 打点15 HR.3
同じようなものだが、HRと打点が少ないのが、今年の不振をより印象づけている。打点を稼げる選手と期待されて入団しただけに、チャンスに凡退を繰り返した序盤戦の不調がどうしたって目立つ。特に三振が多かった。元来松井は三振の少ない選手だったはずだが、昨シーズンから妙に三振が多くなった。ヤンキースと違って打撃の粗い選手が多い、エンゼルスやアスレチックスにいると周りに影響されるのかな、と思ったこともあるが、松井自身の体力の衰えも影響しているのではないだろうか、とも思うようになった。動体視力の衰え、体の切れの悪さ、意識と体の反応のズレ、などベテラン選手が悩む症状で松井も苦しみ始めているのかもしれない。そう思うと、最近の試合後の松井のコメントに、「打ち損じた」という言葉が多いのも気になる。「打ち損じ病」などと表するレポートも見たが、それが一時の不調から来る「急性」のものではなく、年齢的な衰えから来る「慢性」的なものであるとするなら、かなり深刻な事態と言えるだろう。
もし、一時の不調からとするなら、改善する可能性は十分あるだろうが、問題は改善しようにも出場機会がこれだけ減らされて
しまうと、打席に立って微調整を繰り返すことができなくなってしまう。常に試合に出続けてきた松井にとって、試合に出ずに調整していくことは簡単ではないだろう。これからも、出場機会が減らされ続けるようだと、不調のままシーズンを終えてしまう可能性だって十分ある。すると・・。
今シーズンは昨シーズンの借りを返す年になるだろうと、大いに期待していた私だが、いつの間にやらそんな期待は萎んでしまった。松井の欠場を知っても、なんだか慣れ始めてしまったようで、あまり腹が立たなくなってきた。それに、今シーズンは松井の試合中継がずいぶん少なくなってしまったため、TVの前で応援する機会が減って、イマイチ気持ちが盛り上がってこない。このまま行ったら、途中で諦めた昨シーズンの二の舞になってしまうかも・・。
応援団が、そんな弱音を吐いていてはいけないだろうから、愚痴はこの辺でやめておこう。ただただ、松井が打ち出すのを待つしかない。(アスレチックスはそんなに悠長に待ってはくれないだろうが・・)
与えられたチャンスを物にできるよう、がんばれ、松井!!
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若冲の水墨画
「若冲ミラクルワールド」という番組が、昨日15日の正午から6時までNHK・BSプレミアムで放送された。これは4月25日から4夜にわたって放送されたもののアンコール放送だったが、私は、本放送も再放送も放送時間を知らずに録画することができなかった。その内容は、
第1回:「色と光の魔術師~“奇跡の黄金”の秘密に迫る~」
第2回:「カタチに命を吹き込む~細密表現と視覚のトリック~」
第3回:「“国際人”JAKUCHU~千年先を見つめた絵師」
第4回:「黒の革命~水墨画の挑戦者~」
とのことだが、昨日は塾があったため、第2回の始めと3回の終わり、それと4回目の半分くらいしか見ることができなかった。しっかり予約しておけば何も心配なかったのに、後回しにして結局録画できなかったのだから、大失敗だった・・。
しかし、ほんの少しだけでも見られたのは、よかった。特に4回目の中で、TV初公開の、鹿苑寺大書院障壁画・五十面を見られたのは本当に幸せだった。折しも 3月19日から5月10日まで相国寺承天閣美術館で、『若冲水墨画の世界』が開かれていて、大書院障壁画・五十面が一挙に公開されていたのは知っていたが、とても見に行くことができず、涙を飲んでいただけに格別の喜びがあった。
番組では、CGを使って、墨で描かれた襖絵50枚が実際にたてられた様を再現していたが、極彩色の鳥獣を描いた絵師というイメージの強い若冲が、水墨画にも秀でていたことがよく分かり、溢れんばかりの才能で多くの傑作を生み出したんだなあと、痛感した。
と同時に、このブログにその障壁画を再現できないだろうか、と欲張った気持ちが起こってきた。いつでも鑑賞できればいいのに・・。そこで、試しに承天閣美術館のHPに行ってみたところ、なんと全ての襖絵の画像があった。ラッキーと思いながら、借りてきたので、以下に展示してみる。
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
①狭屋之間 竹図襖絵
②四之間 秋海棠図襖絵
③四之間貼付 双鶏図
④四之間 菊鶏図襖絵
⑤三之間 芭蕉叭々鳥図襖絵
⑥三之間 月夜芭蕉図
⑦三之間 芭蕉叭々鳥図襖絵
⑧二之間 松鶴図襖絵
⑨二之間 松鶴図襖絵
⑩一之間 葡萄図襖絵
⑪一之間 葡萄小禽図
あ~あ、実物が見たい!!!
第1回:「色と光の魔術師~“奇跡の黄金”の秘密に迫る~」
第2回:「カタチに命を吹き込む~細密表現と視覚のトリック~」
第3回:「“国際人”JAKUCHU~千年先を見つめた絵師」
第4回:「黒の革命~水墨画の挑戦者~」
とのことだが、昨日は塾があったため、第2回の始めと3回の終わり、それと4回目の半分くらいしか見ることができなかった。しっかり予約しておけば何も心配なかったのに、後回しにして結局録画できなかったのだから、大失敗だった・・。
しかし、ほんの少しだけでも見られたのは、よかった。特に4回目の中で、TV初公開の、鹿苑寺大書院障壁画・五十面を見られたのは本当に幸せだった。折しも 3月19日から5月10日まで相国寺承天閣美術館で、『若冲水墨画の世界』が開かれていて、大書院障壁画・五十面が一挙に公開されていたのは知っていたが、とても見に行くことができず、涙を飲んでいただけに格別の喜びがあった。
番組では、CGを使って、墨で描かれた襖絵50枚が実際にたてられた様を再現していたが、極彩色の鳥獣を描いた絵師というイメージの強い若冲が、水墨画にも秀でていたことがよく分かり、溢れんばかりの才能で多くの傑作を生み出したんだなあと、痛感した。
と同時に、このブログにその障壁画を再現できないだろうか、と欲張った気持ちが起こってきた。いつでも鑑賞できればいいのに・・。そこで、試しに承天閣美術館のHPに行ってみたところ、なんと全ての襖絵の画像があった。ラッキーと思いながら、借りてきたので、以下に展示してみる。
①狭屋之間 竹図襖絵
②四之間 秋海棠図襖絵
③四之間貼付 双鶏図
④四之間 菊鶏図襖絵
⑤三之間 芭蕉叭々鳥図襖絵
⑥三之間 月夜芭蕉図
⑦三之間 芭蕉叭々鳥図襖絵
⑧二之間 松鶴図襖絵
⑨二之間 松鶴図襖絵
⑩一之間 葡萄図襖絵
⑪一之間 葡萄小禽図
あ~あ、実物が見たい!!!
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1号機
読売新聞によれば、
「東京電力福島第一原子力発電所1号機で、原子炉内の核燃料の大半が溶融し、高熱で圧力容器底部が損傷した問題で、東電は12日、直径数センチ程度の穴に相当する損傷部から水が漏れていると発表した。
溶融した燃料は圧力容器の底部にたまっていると見られ、東電は、この状態が、核燃料の「メルトダウン(炉心溶融)」であることを認めた」
とのことだが、震災発生後2ヶ月以上経っても新たに深刻な事実が明らかになるほどだから、収束の目処がたっているとはとても思えない。1ヶ月ほど前に工程表なるものが発表されたが、炉心溶融が明らかになったことで、大幅な遅れが出るだろうと言われている。改めてその工程表を載せてみると、
東電によると、「1号機の燃料棒は冷却水から完全に露出して溶け落ち、圧力容器下部に生じた複数の小さな穴から水とともに格納容器に漏れている可能性がある」というのだから、工程表の一番最初にある「原子炉を格納容器ごと水を満たして冷やす冠水(水棺)」のための作業が、頓挫したことになる。どう修正していくのか発表を待ちたいが、一号機の現状を図に表したものを見つけたので、それも載せておく。
今まで東電は、燃料の損傷は一部だと説明していただけに、炉心溶解の発表はかなり衝撃的だったが、「圧力容器の温度は100~120度と安定しているため、事態がさらに悪化する可能性は低い」らしいから、慌てふためく必要はないのかもしれない。だが、「原子炉建屋地下に、深さ4メートル超とみられる大量の水がたまっているのが見つかった」との発表もあり、高い放射線量の汚染水が最大で3千トン程度もあると聞けば、どうしたって暗然としてしまう。さらに、2、3号機の原子炉についても「最悪の場合、1号機と同様のケースが想定できる」と東電が発表したようで、負の連鎖を断ち切ることはいつまでもできないでいるようだ・・。
これが最新の一号機内部の写真らしいが、現場の作業員たちは、劣悪な環境のなかでも怯まず作業を続けていると聞く。まったく頭が下がる。そんな中、一号機で働いていた作業員が亡くなったというニュースが流された。「死因が放射能被害かどうか、しっかりと確かめてもらいたい」と菅首相は述べたそうだが、調査結果を包み隠さず明らかにすることがなによりも大事だ。原発問題で風評被害が広まるのも、政府の発表に信用が置けないからだろう。正確で迅速な情報開示がなされるよう願わずにはいられない。
のどに刺さった棘のようで、なかなか抜けないのは心配だ・・。
「東京電力福島第一原子力発電所1号機で、原子炉内の核燃料の大半が溶融し、高熱で圧力容器底部が損傷した問題で、東電は12日、直径数センチ程度の穴に相当する損傷部から水が漏れていると発表した。
溶融した燃料は圧力容器の底部にたまっていると見られ、東電は、この状態が、核燃料の「メルトダウン(炉心溶融)」であることを認めた」
とのことだが、震災発生後2ヶ月以上経っても新たに深刻な事実が明らかになるほどだから、収束の目処がたっているとはとても思えない。1ヶ月ほど前に工程表なるものが発表されたが、炉心溶融が明らかになったことで、大幅な遅れが出るだろうと言われている。改めてその工程表を載せてみると、
東電によると、「1号機の燃料棒は冷却水から完全に露出して溶け落ち、圧力容器下部に生じた複数の小さな穴から水とともに格納容器に漏れている可能性がある」というのだから、工程表の一番最初にある「原子炉を格納容器ごと水を満たして冷やす冠水(水棺)」のための作業が、頓挫したことになる。どう修正していくのか発表を待ちたいが、一号機の現状を図に表したものを見つけたので、それも載せておく。
今まで東電は、燃料の損傷は一部だと説明していただけに、炉心溶解の発表はかなり衝撃的だったが、「圧力容器の温度は100~120度と安定しているため、事態がさらに悪化する可能性は低い」らしいから、慌てふためく必要はないのかもしれない。だが、「原子炉建屋地下に、深さ4メートル超とみられる大量の水がたまっているのが見つかった」との発表もあり、高い放射線量の汚染水が最大で3千トン程度もあると聞けば、どうしたって暗然としてしまう。さらに、2、3号機の原子炉についても「最悪の場合、1号機と同様のケースが想定できる」と東電が発表したようで、負の連鎖を断ち切ることはいつまでもできないでいるようだ・・。
これが最新の一号機内部の写真らしいが、現場の作業員たちは、劣悪な環境のなかでも怯まず作業を続けていると聞く。まったく頭が下がる。そんな中、一号機で働いていた作業員が亡くなったというニュースが流された。「死因が放射能被害かどうか、しっかりと確かめてもらいたい」と菅首相は述べたそうだが、調査結果を包み隠さず明らかにすることがなによりも大事だ。原発問題で風評被害が広まるのも、政府の発表に信用が置けないからだろう。正確で迅速な情報開示がなされるよう願わずにはいられない。
のどに刺さった棘のようで、なかなか抜けないのは心配だ・・。
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「ブラックスワン」
「ブラックスワン」を見た。
映画館へ行ったのは昨年12月の「ヤマト」以来だから、実に久しぶりだ。年末に父が入院したため、「あしたのジョー」も「最後の忠臣蔵」も見に行けなかった。まあ、とても映画など見に行ける状況ではなかったから映画館に行くのは諦めたが、DVD化されたらぜひ見たいと思っている。
父も退院して二か月以上過ぎ、生活のペースも落ち着いてきたので、私も時間にゆとりを持てるようになった。するとしばらくの間我慢してきた映画館通いをそろそろ再開したくなった。妻に「ガリバーでも見に行こうか」などと馬鹿なことを言ってみたら、「私は『ブラックスワン』が見たい」と答えた。私とて、アカデミー女優賞をとったナタリーポートマンの晴れ姿を拝みたいと思っていたから、封切りを待って昨日出かけた。
あらすじはこんな感じ・・。
『ニューヨーク・シティ・バレエ団のバレニーナ・ニナは、純真で繊細な“白鳥”と、妖艶に王子を誘惑する“黒鳥”の二役を踊る「白鳥の湖」のプリマドンナに大抜擢される。しかし優等生タイプのニナにとって“白鳥”はともかく、悪の分身である“黒鳥”に変身することは大きな課題だ。初めての大役を担う重圧、なかなか黒鳥役をつかめない焦燥感から、精神的に追い詰められていくニナ。さらにニナとは正反対で、“黒鳥”役にぴったりの官能的なバレリーナ・リリーが代役に立ったことで、役を奪われる恐怖にも襲われる。ニナの精神バランスがますます崩壊する中、初日は刻々と近づいてく・・・』
この映画が、R15指定になっているのを知ったのは、劇場に着いてからだった。スリラー映画との評を雑誌で見たこともあったから、おどろおどろしいシーンがあるのかな、とその時は思ったが、見ていくうちに、「子供は見ちゃダメよ」と言いたくなるセクシャルな場面がいくつもあるのが分かって、R指定になるのも仕方ないかな、と納得した。「不感症女」と陰口叩かれるほど感情を表に出さないニナが、己の殻を破るためには、性的なカタルシスを得るのも必要なことであろうが、そればかりが強調される描き方は、見ていて少しばかり辟易した。ニナが黒鳥を演じきれないのには、いつまでも母親の庇護から抜け出せないでいること、己を縛り付けるものから自己を解放できないでいることなど、複合的な理由が絡んでいるのだろうが、そのあたりの心の葛藤の描き方が平板に思えた。「やっぱり外国映画の心理描写は粗いな」などと偉そうなことまで思ってしまった・・。
しかし、それはあくまでストーリー展開の問題であり、それくらいのアラはナタリーポートマンの演技のすばらしさで補って余りある。現実と妄想の狭間を行きつ戻りつしながらも、徐々に心の暗黒面に捕らわれてしまうニナを美しくも悲しく演じきっている。まさしく「畢生のプリマドンナ」を体現した見事な演技だ。
総じて言えば、劇場まで足を運ぶ価値のある映画だと思うが、妙なことに、私の心に一番響いたシーンは、エンドロールが流れ始めてからだった。これだけ見れば、ニナの心の軌跡がすぐに分かる、と言いたくなるほど出色の出来映えだと思った。
興味のある方は劇場まで行って、自分の目で確かめてくださいな。
映画館へ行ったのは昨年12月の「ヤマト」以来だから、実に久しぶりだ。年末に父が入院したため、「あしたのジョー」も「最後の忠臣蔵」も見に行けなかった。まあ、とても映画など見に行ける状況ではなかったから映画館に行くのは諦めたが、DVD化されたらぜひ見たいと思っている。
父も退院して二か月以上過ぎ、生活のペースも落ち着いてきたので、私も時間にゆとりを持てるようになった。するとしばらくの間我慢してきた映画館通いをそろそろ再開したくなった。妻に「ガリバーでも見に行こうか」などと馬鹿なことを言ってみたら、「私は『ブラックスワン』が見たい」と答えた。私とて、アカデミー女優賞をとったナタリーポートマンの晴れ姿を拝みたいと思っていたから、封切りを待って昨日出かけた。
あらすじはこんな感じ・・。
『ニューヨーク・シティ・バレエ団のバレニーナ・ニナは、純真で繊細な“白鳥”と、妖艶に王子を誘惑する“黒鳥”の二役を踊る「白鳥の湖」のプリマドンナに大抜擢される。しかし優等生タイプのニナにとって“白鳥”はともかく、悪の分身である“黒鳥”に変身することは大きな課題だ。初めての大役を担う重圧、なかなか黒鳥役をつかめない焦燥感から、精神的に追い詰められていくニナ。さらにニナとは正反対で、“黒鳥”役にぴったりの官能的なバレリーナ・リリーが代役に立ったことで、役を奪われる恐怖にも襲われる。ニナの精神バランスがますます崩壊する中、初日は刻々と近づいてく・・・』
この映画が、R15指定になっているのを知ったのは、劇場に着いてからだった。スリラー映画との評を雑誌で見たこともあったから、おどろおどろしいシーンがあるのかな、とその時は思ったが、見ていくうちに、「子供は見ちゃダメよ」と言いたくなるセクシャルな場面がいくつもあるのが分かって、R指定になるのも仕方ないかな、と納得した。「不感症女」と陰口叩かれるほど感情を表に出さないニナが、己の殻を破るためには、性的なカタルシスを得るのも必要なことであろうが、そればかりが強調される描き方は、見ていて少しばかり辟易した。ニナが黒鳥を演じきれないのには、いつまでも母親の庇護から抜け出せないでいること、己を縛り付けるものから自己を解放できないでいることなど、複合的な理由が絡んでいるのだろうが、そのあたりの心の葛藤の描き方が平板に思えた。「やっぱり外国映画の心理描写は粗いな」などと偉そうなことまで思ってしまった・・。
しかし、それはあくまでストーリー展開の問題であり、それくらいのアラはナタリーポートマンの演技のすばらしさで補って余りある。現実と妄想の狭間を行きつ戻りつしながらも、徐々に心の暗黒面に捕らわれてしまうニナを美しくも悲しく演じきっている。まさしく「畢生のプリマドンナ」を体現した見事な演技だ。
総じて言えば、劇場まで足を運ぶ価値のある映画だと思うが、妙なことに、私の心に一番響いたシーンは、エンドロールが流れ始めてからだった。これだけ見れば、ニナの心の軌跡がすぐに分かる、と言いたくなるほど出色の出来映えだと思った。
興味のある方は劇場まで行って、自分の目で確かめてくださいな。
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3つめのジオラマ
このジオラマを作り始めたのが3月の初め。だが、大まかな輪郭ができあがった頃に東日本大震災が起こり、その後はもうとても続ける気になれず、ずっとほかってあった。
しかし、それではやっぱりもったいなさ過ぎると、製作を再開したのは約1か月後。それからは毎日少しずつ組み立てていったが、以前のような熱情を注ぐことはできず、なかなか完成できなかった。
それでも、最近になって何とか一通りは仕上がったので、もうこれでいいやと写真を撮って載せることにした。
お寺と港町を一つにしたジオラマを作りたくて始めたのだが、津波で壊滅的な被害を受けた海沿いの地域のことを思うと、途中何度も断念しようと思った。しかし、穏やかで恵み溢れる海が戻ってくるのを人々が待ちわびているのをTVなどで見聞きするたびに、青い海を漁船が行き交う情景を再現してみよう、人々が海とともに生きていく様子をジオラマに表現してみようと思うようになった。もしそれが可能なら、このジオラマを作るのもほんのわずかながら意味があるのではないだろうかと、手前味噌なことも思ったりした。何を馬鹿な!と叱られるかもしれないが、心からそう祈念しながら完成にまでこぎつけた・・。精一杯の思いを込めたつもりだが・・。
このジオラマのようなのどかな風景をなんの屈託もなく楽しめる日が少しでも早くやってきますように・・。
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アイレー
水曜日は一日中雨で、時折激しく降り、車を運転するのも大変だった。
毎朝届くウエザーニュースからのメールには、『季節が先走り、まるで梅雨入りしたかのような天気です。時々強い雨が降り、普段より通勤・通学に時間がかかりそう。早めのお出かけがオススメです』とあったので、ある程度覚悟はしていたが、それにしてもかなりの雨量だった。台風一号が接近していたのは知っていたが、ウエザーニュースの解説によれば、『今回の大雨の原因は、「低気圧」「台風1号」「高気圧」の三者の合わせ技』なのだそうだ。図解もしてあって分かりやすかったので、その写真を貼ってみる。
①前線の動きが遅いため、西~東日本で雨が降りやすい天気が続きます。
②北上中の台風1号が、太平洋高気圧が持つ湿った空気を運んでくるため、雨雲が発生しやすくなっています。
これにより、広いエリアで強雨が続いて大雨になります。
台風1号が日本に接近するのは珍しいが、この台風に付けられた名前も初めて聞く珍しいものだ。先週末7日にウエザーニュースからこの台風についての情報がメールで届いていた。
『本日15時、フィリピンの東の海上で台風1号(アイレー(Aere):マーシャル語(マーシャル諸島の言語)で嵐という意味)が発生しました。今後は熱帯低気圧に変わり、来週中頃に台湾もしくは先島に接近。先島では強風や高波に注意が必要です』
この時点では、沖縄まで来るとは予想もしていなかったようだが、東日本大震災が起こってからというもの、人智を越えた自然の脅威ばかりに目が行ってしまう私には、台風の進路予想が多少外れたところで、どうってことないように思えてしまう。もちろん台風の進路に当たった地方は被害を受けるわけだから、軽々なことは言えないが、営々と人間が積み上げてきた「科学」を自然があざ笑っているような気さえする。
そういう観点から見ると、中部電力が浜岡原発の停止要請を受け入れたことは、大英断だと思う。東海大地震に備えて、最大限の安全策が取られるまでは再開しないという方針は、諸般の事情を鑑みれば簡単に受け入れることができるものではなかっただろうが、福島原発の二の舞だけは絶対に避けねばならないから、この決定は歴史上大きな転換点となるかもしれない。
ただ、この決定によって、私たちの住む地域が電力不足になることは十分予想される。しかし、多少の不便は我慢しなければならない。一人一人が節電を心がけ、少しでも使用電力を減らすようにしなければならない。安全に暮らすためには、それくらいのことはできるはずだ。誰もが覚悟を持つ必要がある。
しかし、このところの自然は我々に過酷な試練を与え続けているから、この夏も「酷暑」という試練を与えてくるように思えてならない。相当きつかった昨夏のような暑さがずっと続いたとき、私たち一人一人どこまで持ちこたえることができるだろうか。へこたれてクーラーの設定温度を下げたりしたら、それは私たちが自然に屈したことを意味する。まずはこの夏の電力消費量をどう抑えるか、一人一人が目的意識を持って取り組まねばならないだろう。どこまでできるか、それによって私たちの将来が見えてくるように思う・・。
負けないぞ!!
毎朝届くウエザーニュースからのメールには、『季節が先走り、まるで梅雨入りしたかのような天気です。時々強い雨が降り、普段より通勤・通学に時間がかかりそう。早めのお出かけがオススメです』とあったので、ある程度覚悟はしていたが、それにしてもかなりの雨量だった。台風一号が接近していたのは知っていたが、ウエザーニュースの解説によれば、『今回の大雨の原因は、「低気圧」「台風1号」「高気圧」の三者の合わせ技』なのだそうだ。図解もしてあって分かりやすかったので、その写真を貼ってみる。
①前線の動きが遅いため、西~東日本で雨が降りやすい天気が続きます。
②北上中の台風1号が、太平洋高気圧が持つ湿った空気を運んでくるため、雨雲が発生しやすくなっています。
これにより、広いエリアで強雨が続いて大雨になります。
台風1号が日本に接近するのは珍しいが、この台風に付けられた名前も初めて聞く珍しいものだ。先週末7日にウエザーニュースからこの台風についての情報がメールで届いていた。
『本日15時、フィリピンの東の海上で台風1号(アイレー(Aere):マーシャル語(マーシャル諸島の言語)で嵐という意味)が発生しました。今後は熱帯低気圧に変わり、来週中頃に台湾もしくは先島に接近。先島では強風や高波に注意が必要です』
この時点では、沖縄まで来るとは予想もしていなかったようだが、東日本大震災が起こってからというもの、人智を越えた自然の脅威ばかりに目が行ってしまう私には、台風の進路予想が多少外れたところで、どうってことないように思えてしまう。もちろん台風の進路に当たった地方は被害を受けるわけだから、軽々なことは言えないが、営々と人間が積み上げてきた「科学」を自然があざ笑っているような気さえする。
そういう観点から見ると、中部電力が浜岡原発の停止要請を受け入れたことは、大英断だと思う。東海大地震に備えて、最大限の安全策が取られるまでは再開しないという方針は、諸般の事情を鑑みれば簡単に受け入れることができるものではなかっただろうが、福島原発の二の舞だけは絶対に避けねばならないから、この決定は歴史上大きな転換点となるかもしれない。
ただ、この決定によって、私たちの住む地域が電力不足になることは十分予想される。しかし、多少の不便は我慢しなければならない。一人一人が節電を心がけ、少しでも使用電力を減らすようにしなければならない。安全に暮らすためには、それくらいのことはできるはずだ。誰もが覚悟を持つ必要がある。
しかし、このところの自然は我々に過酷な試練を与え続けているから、この夏も「酷暑」という試練を与えてくるように思えてならない。相当きつかった昨夏のような暑さがずっと続いたとき、私たち一人一人どこまで持ちこたえることができるだろうか。へこたれてクーラーの設定温度を下げたりしたら、それは私たちが自然に屈したことを意味する。まずはこの夏の電力消費量をどう抑えるか、一人一人が目的意識を持って取り組まねばならないだろう。どこまでできるか、それによって私たちの将来が見えてくるように思う・・。
負けないぞ!!
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