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カキオドシ

 お千代保稲荷では、ブーツの他にもう一つ大事な物を買ってきた。



 参道にある漢方薬の薬局で買ってきた「かきどおし」。その効能は、以下のよう。
「有効成分は、ウルソール酸、硝酸カリ、精油分のリモーネンなど
 糖尿病治療薬として知られていて、副作用が認められない薬草として、1968日本生薬学会で発表された。
 カキドオシは、1日量15グラム、水約0.6リットルを半量まで煎じて3回に分けて服用する。副作用が無いので気長に続けることが必要になります。
 カキドオシは、利尿、消炎薬として黄疸、胆道結石、腎臓結石、膀胱結石などに用い、血糖降下作用はタラノキ皮よりも強く、糖尿病治療にも応用できることが期待されています。
1日量として10~15グラムを煎じて、3回に分けて服用します。また、酒に漬けたり、青汁として直接新鮮な葉から、しぼった汁を服用することもあります」

 これは今まで、伯母が自分と私のために煎じてくれていたが、年末に病に倒れて入院してしまったので、これからは妻が代わりに煎じてくれることになった。伯母がせっせと干してためておいてくれたゴーヤも一緒に煎じてくれる。



 いつも一緒に参拝に行っていた伯母がいない初詣は、やはり寂しかった。だが、順調に回復しているようなので、この頃は安心している。
 ただ、もう一緒に参拝に行くことは叶わないだろうから、伯母の分までお参りしてこなければならないと思っている。



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ブーツ

 お千代保稲荷に初詣に行ってきた。
 今シーズン最強の寒波が襲来しているだけに、冴えた空気は冷たく、賑わっていた参道を歩くのも冷え冷えした。
 参拝を終え、妻が参道に並んでいる靴店に入って、暖かそうなスリッパを買った。会計を済ませている間に私は広い店内をふらふらしていたら、男物のブーツがあるのを見つけた。ブーツと言っても革のしっかりしたものなどではないが、見るからに暖かそうなのが私の目を引いたのだ。
 「買おうかな・・」
と思いながら値札を見たら、なんと1780円、安い!!
 LLサイズを探し出して、すぐにレジに持って行った。
 「すぐに履きますから」
と言って、値札を切ってもらって履いてみた。

 


 もう店外にいた妻に
 「買ったぞ」
と言って、足を上げたら
 「そりゃよかった。暖かそうだね」
 「1780円!」
 「安いね」
 「高かったら買わない」
 「草履と同じくらいだね」

 この冬持ちさえすれば十分元が取れる。いい物を見つけたと思う。

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ペットボトルのキャップ(4)

 ずっと集め続けているペットボトルのキャップ。800個で一人分のワクチン代になると知ってから、せっせと集めているのだが、前回記事にしたのはほぼ2年前。その時は、母親が老人施設に勤めている生徒が、施設で使うから欲しいと言ったので渡した。それから2年間、毎日せっせとペットボトルのお茶や水を飲み続けて、またこんなにたまってしまった。



 今回はたまりすぎて、コンビニ袋では足りず、段ボール箱に入れておいたのだが、めでたく嫁入り先が決まった。それは義母がお世話になっている施設。昨日、妻が面会に行った時に、ペットボトルのキャップがあったら欲しい、という職員さんの話を聞いて、私のためているキャップの話をしたそうだ。すると、是非に!という返事だったそうなので、今日持って行った。

 「これ、使って下さい」と、渡したところ、さすがにこんな大量は予期されていなかったようで、少し驚かれてしまったが、喜んで受け取ってもらえた。これで、おばあさん・おじいさんの手指の運動になり、ひいては脳の活性化に少しでも役に立つことができれば、私としてもコツコツキャップをためた甲斐があったことになる。
 
 私でも、時には他人の役に立つことができるのは嬉しい。
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初丸亀

 ちょっと出かける用事があったので、昼食は丸亀。いつもの通り、ぶっかけ冷やを大盛りで。野菜のかきあげとイカの天ぷらにネギをたっぷり入れたら、ご馳走のできあがり!!!



 さすがに美味しかった。
 でも、食べ終わって、なんだか体が冷えた。こんなに寒い日に冷たいうどんを食べれば冷えるに決まってるけど、去年までは何ともなかった。真冬でも素足に草履、喫茶店に入ればアイスティー、そんな生活をずっと続けてきたけど、最近どうも若干きつくなってきた。やっぱり年かなあ・・。

 妻は「もう草履は止めたら?」と忠告してくれるが、私としては少々無理してでも続けていきたい。やせ我慢がどこまで続くか、自分でも興味がある・・。
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初反省

 昨日で冬休みも終わり、中学入試を控える小6の冬期講習も終わったと思っていたら、12時少し前に一人の保護者からメールが届いた。
今日の一時からの授業にバスのお迎えはありますか?
 このメールを見たとき、「このお母さん、何勘違いしてるんだ、もう冬期講習は終わったんだよ」と思った。が、ひょっとしたら、と思い直して、予定表を見てみた。すると、7日1:00~310 とはっきりと書かれていた。
 えっ???そんなの知らないよ
と思わず叫んでしまったが、生徒全員に配った予定表だから、間違えているのは私の方だ。
 わああああ!!
と叫び直して、
 もちろん迎えに行きます
と、メールを返した。
 しかし、その生徒を迎えに行くには、遅くとも12時15分には出発しなければならない。後、15分・・。ちゃちゃっと掃除は適当に済ませて、昼食を食べれば何とか間に合う。とにかく全速力だ!!と、家に走って戻って、妻に事の次第を話して、協力してもらうことにした。


 ふ~~~~~っ、なんとか間に合ったが、冷や汗ものだった。まったく迂闊だった。
 メールをくれたお母さんの子どもには、正直に「一時からあるってことを完全に忘れてた。お母さんがメールしてくれなかったらえらいことになるところだった。お母さんにありがとう!って言っといてね。本当に助かった」と何度か繰り返した。

 迎えに行った生徒は全員バスを待っていたから、皆予定表をきちんと見ていたようだ。いい加減なのは私だけだった・・。

 今年最初の大反省だった。
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鏡餅占い(3)

今年も塾の教室に供えた鏡餅で吉凶占いをしてみよう。




昨年と比べると今年の餅は割れが少ない。昨年の弾けたような割れ方をしていたが、今年は大きい方の餅に一本深く割れ目ができているのみ。小さな餅は殆んど原形を保っている。これはどういうことだろう?
もちろん湿度や温度と大いに関係があるのだろうが、それを理由にしては吉凶占いにはならない。ここは、じっと考えてみる必要がある。

一本の深い割れ目、それは私の今まで通ってきた道を表しているのではないか。塾長として30年以上頑張って来た年月を。それ以外に割れ目がないということは、今年もさらにその道を推し進めていけばよいというお告げなのかもしれない。迷うことなく、己が今まで積み重ねてきたものをさらに深化させていけばいい、そういうことではないだろうか。
昨年は、塾をいつまで続けようかと、真剣に考えた。今年も同じように迷いも出て来ることだろう。だが、どういう風に舵を切るにせよ、己を信じ、堂々とすすんでいけばよい、そんなことを鏡餅が教えてくれているようだ。

今年も頑張ろう!
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ぜんざい

塾の昼休みを利用して、妻と初えびすに行ってきた。

塾の辺りは、日差しが暖かかったが、さすがに山の中腹にある寺の近辺では冷える。今冬は裸足でいるのが結構きつく感じるようになってきただけに、山の冷気は足元から沁みてくる。時間もなかったから、そそくさとお参りして、交通安全の御守りを買って帰ろうとした。すると、「温かいぜんざいどうですか?」
と、寺の手伝いをしている人が声をかけてくれた。
「ぜんざい?」
思わず足を止めて、
「いただきます」
と手を出した。豆小僧と言われた私が、ぜんざいと聞いて黙って通りすぎることなどできるはずがない。紙コップ一杯につがれたぜんざいを受けとると、ほどよい温かさだったため一気に飲み干した。
「うまい!!」
その声を聞いて、
「おかわりもできますよ」
と言われたものだから、
「お願いします」
とまた一杯頂いた。私が飲み終わるのを見て、
「もう一杯どうです?」
とたたみこまれた。横にいた妻をちらっと見ながらも、我慢はできずに、
「じゃあ、もう一杯だけ」
と、三杯目も頂いた。

「何しに行ったか分からないね」
と帰り道で妻にからかわれたが、まあ、これも初えびすの楽しみ、「よかった、よかった」と暖まった体に満足して家に戻った。
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大晦日の悲劇・・

 大晦日の記事にしたコロッセウム、それと凱旋門を、泊まりに来ていた弟や帰省した娘と息子に自慢して見せた。一応、「すごいね」などと言ってくれたことに満足して、二階の自室に戻そうと両腕に抱えて階段を上っていった。その時はもう紅白も始まっていて、かなりのビールを飲んでいた私だから、当然足もとは覚束なくなっていたのだろうが、そんなことはお構いなしにいつもの調子で上っていったのがいけなかった・・。最上段に達する一歩手前で、バランスを崩してしまい、手に持っていった大事な大事な傑作を落としてしまった。
 ガチャガチャ!!
ブロックの崩れ去る音が空しく響いた・・・。
 わああああああああ!!!!
次いで私の絞り出すような悲鳴・・。
しばらくは動けなかった・・。



 そりゃそうでしょ、あんなに心血注いでやっと完成したばかりのものが一瞬のうちに灰燼に帰したようなものだから・・。
 本当に涙が出た・・。


 なんとか立ち直って、家族のいる部屋に戻って、事の次第を報告したら全員が大笑い、誰一人として慰めてくれる者はいなかった・・。
 くそっ!!!!!!



 もう5日くらい経ったのに、まだ立ち直れないでいるのは、直そうという気が全く起きないことからも明らかだ。
 でも、何とか思い直して、組み立て直さなきゃね・・。



 

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「これってホメことば?」

 昨日、新春恒例の父主催の新年会を終えた後、妻と息子、妹とその娘二人、合計6人でカラオケに行った。
 大人になった息子とカラオケに行くのは初めてだったので、息子が私の聞いたことのない色々な歌を歌うのを聴いてかなり感動した。その中の一曲。NHKの言葉おじさんとして有名な梅津正樹アナウンサーが歌っている。「みんなのうた」でも紹介されたという。

「これってホメことば?」


作詞:伊達正隆
作曲:渡部チェル

(セリフ)
「アナウンサー生活34年。ことばおじさんこと、
アナウンサーの梅津正樹です。
世代間のことばのギャップを埋めるべく、
日々、勉強を続けています。」

これってホメことば?これってホメことば?
ホントにホメことば?

新入社員とカラオケ行った
十八番(おはこ)の演歌を歌ったら…
「課長、なにげに歌うまいっすね!」
これってホメことば?それってホメことば?
聞いたら、「なにげに」は「けっこう」の意味
なにげに勉強になりました

これってホメことば?これってホメことば?
ホントにホメことば?

二十歳(はたち)の娘と寿司屋に行った
こづかいはたいておごったら…
「パパ、フツーにおいしいよ」
これってホメことば?それってホメことば?
聞いたら、「フツー」は「わりと」の意味
パパもフツーにうれしいよ

これってホメことば?これってホメことば?
ホントにホメことば?

オシャレにきめよと服買いに行った
選んだシャツ見た店員が…
「その服、めっちゃやばいっすね。」
これってホメことば?それってホメことば?
になりました

これってホメことば?これってホメことば?
ホントにホメことば?

となりのお嬢さん就職きめた
祝いに花束渡したら…
「この花、よくなくな~い?」
これってホメことば?それってホメことば?
聞いたら、「よくなくな~い?」は
「いいよね」の意味
僕のセンスって、よくなくな~い?

これってホメことば?これってホメことば?
ホントにホメことば?




 また聞きたいなあ!!
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2014を占う

 妻と娘と息子の4人で初詣に出かけた。フルメンバーで初詣なんて何年ぶりだろう・・。感慨にふけりながら引いたおみくじで、今年の吉凶を占ってみた。

 「大吉」!!

 「桃桜 花とりどりに 咲き出でて 風長閑なる 庭の面かな」
 長閑な庭の美しい花の咲き匂って春の盛りの楽しいように上吉の運に向かいます
けれど油断せずに信心して行ひ正しく些かも不義の楽しみに身を過たぬようにせよ

 願事・・漸々吉運に向いて思わず早く叶う
 待人・・来ます
 失物・・出る 低い所
 旅行・・早く行くが利
 商売・・ひそかにすれば吉
 学問・・安心して勉学せよ
 相場・・無理をすると大損
 争奪・・初は悪く後勝つ
 恋愛・・父母の反対あり
 転居・・今の望み叶わず
 出産・・さわりなし 安心
 病気・・なほる 信ずべし
 縁談・・気長く思いすてず居れば心のまゝになります

 
 私の他に娘と息子は大吉。妻だけ末吉・・。
「他の神社でもう一回おみくじ引く!!」
とリベンジを誓った妻だが、おみくじの運勢占いなど平気で乗り越えていきそうな女だから、そう息巻かなくてもいいのに、と密かに思った私だった・・。
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