じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

基礎研究の価値

2009-11-24 22:58:53 | Weblog
★ 事業仕分けをめぐって、科学技術の価値が話題となっている。

★ ムダかどうか、それは何を基準に考えるかと言うことだろう。

★ 当面の生活費を捻出することが目的なら、スーパーコンピューターやロケットはムダと言われても仕方がない。

★ しかしそう言われれば、大学での研究などほとんどがムダであろう。哲学や文学や歴史学や社会学など、ほとんどの学問や芸術は道楽に過ぎなくなる。

★ 大学のオエラガタが一同に会して危機感を募らせるのも無理はない。彼らにとっては死活問題なのだから。

★ 科学技術や基礎研究をいかに評価するか。国としていかに支援するか。これは国家戦略の問題である。

★ 「戦略」と名ばかりが先走っているが、今この国には戦略がない。10年先、100年先の国づくりをどう考えればよいのか。

★ 選択と集中は必要だし、税金に寄生する害虫どもは排除すべきだが、いくら生活に窮しても種もみを食べてしまっては、未来はない。

★ どういう基準で予算をつけ、どういう理由で削るのか。理由をわかりやすく示して欲しいものだ。  

★ ところで、ムダと言えば国会議員の数が最もムダではないか。衆議院議員300人、参議院議員100人で十分ではないのか。それも仕分けして欲しいものだ。
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落日

2009-11-24 12:12:53 | Weblog
★ 日航問題に明日の日本の姿を見るようだ。

★ 日の丸を背負って日本や世界の空を凌駕した日本航空。いつからこんなありさまになってしまったのか。

★ 完全民営化したのに公共性と言うしがらみから脱し切れなかったのか。政治家などの利権が大きく絡んでいたからか。

★ 乱造される地方空港。かつての国鉄のように赤字であっても飛ばせ続けなければならない理由があったのか。裏では地方利権と中央利権が交錯しているのか。

★ 利権が白アリのように組織を食いつぶす様は、日本と言う国家にもあてはまるのではないか。

★ 民主党による事業仕分けの支持が高いと言う。仕分け人とはいうもの、いわば素人が短い時間で事業の継続の可否を決することには反発もある。しかし、公開でムダを断罪する姿が支持されているのであろう。

★ 官僚制を維持するためか、役所利権の防衛かどうかは知らないが、税金がいかにムダに使われていたのかを思うと腹立たしい。

★ 日航では年金削減が現実味を帯びてきた。OBや従業員にしてみれば「話が違う」ということで、怒りが静まらないのはもっともだ。悪いのは歴代の経営陣であり従業員に非はない。

★ 日航にしてこの論理だから、私たちの国民年金も先行きがますます不安だ。ただでさえ月7万円弱の年金で生活などできない。それさえも国家破綻を理由に減額され、あるいは支給されなくなるかも知れない。

★ 不安が募るばかりだ。需要マインドはさらに冷え込み、デフレは深刻さを増しそうだ。
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