☆ 木藤亜也著「1リットルの涙」を読み終えた。
☆ 真綿で首を絞められるようにして死んでいくとはなんて残酷なのだろう。次々と機能が失われていく。それでも残された機能で何とか生きようとする。できるだけ人の助けを受けないように。できれば人のために何かがしたいと願いながら。どうしてこんな素直な子がどうしてこんな苦しみを与えられなければならないんだろう。この世には理不尽なことが多い。
☆ 遠藤周作の「沈黙」じゃないが、神も仏もないなぁと思う。
☆ ただこうして彼女の著書が残り、それが生き残り続ける我々に生きる勇気を与えてくれている。こうした形で彼女は人のため世の中のために貢献しているのだと思う。彼女の苦しみは想像を絶するが、こうした形で彼女の遺志が生かされていることをせめてもの救いとしたい。
☆ 「胸に手をあててみる、ドキドキ音がする。心臓が動いている。嬉しいな。わたしは生きている」(146ページ)この一節に途方もなく感動した。
☆ 真綿で首を絞められるようにして死んでいくとはなんて残酷なのだろう。次々と機能が失われていく。それでも残された機能で何とか生きようとする。できるだけ人の助けを受けないように。できれば人のために何かがしたいと願いながら。どうしてこんな素直な子がどうしてこんな苦しみを与えられなければならないんだろう。この世には理不尽なことが多い。
☆ 遠藤周作の「沈黙」じゃないが、神も仏もないなぁと思う。
☆ ただこうして彼女の著書が残り、それが生き残り続ける我々に生きる勇気を与えてくれている。こうした形で彼女は人のため世の中のために貢献しているのだと思う。彼女の苦しみは想像を絶するが、こうした形で彼女の遺志が生かされていることをせめてもの救いとしたい。
☆ 「胸に手をあててみる、ドキドキ音がする。心臓が動いている。嬉しいな。わたしは生きている」(146ページ)この一節に途方もなく感動した。