じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

リスニング重視

2019-05-31 19:36:02 | Weblog
★ 今の高校2年生から受験する大学入試の「共通テスト」、英語科はリスニング重視になるという。現行20%(250点中50点)のリスニングが50%(筆記とリスニングがそれぞれ50%)になるという。

★ 外部(民間)試験はどうやら英検がメインになりそうなので、リスニングも英検対策と兼ねてやった方が良さそうだ。

★ ところで、リスニングは文法・構文・長文読解とは違い、理屈よりも訓練が必要だ。私は昔大手英会話学校の研究所に勤めていたが、一通り聞けるようになるには2000時間の訓練だという結論に達した。言語に対する耳が鍛えられる時期(レディネス)を逃した人が耳を鍛えるのはなかなか大変だ。

★ 1日3時間聞いても約2年間。受験が迫った高校生はできる範囲で何とかしなければならないが、中学生、できれば小学生からのリスニングが求められそうだ。小学生で英検5級か4級、中学生で3級か準2級、高校生で2級か準1級のリスニングが聞き取れるように、早速にカリキュラムと教材を作る必要がありそうだ。

★ センターでほぼ満点をとった塾生は「English Journal」を毎月聞いていたなぁ。

★ そもそも、私の耳を慣らしていかねば。老体には厳しいけれど。
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トランプ・ショック

2019-05-31 10:21:50 | Weblog
★ トランプ米大統領はいきなりメキシコに対し関税強化を表明。不法移民へのメキシコ政府の対応に不満だという。

★ 大統領選をひかえ、トランプ氏の動きが活発化、大胆になってきているように感じる。

★ 中国との経済摩擦、イランとの緊張関係、それに中南米だ。世界の緊張は一段と高まっているようだ。

★ 軍事を含む強硬路線に進もうとしているのか。しかし、それよりも世界経済の失速が懸念される。

★ 「運命共同体」の日本にも影響がありそうだ。
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人間レンタル業

2019-05-29 21:58:29 | Weblog
★ NHKのドキュメンタリーが「やらせ」だったとして話題になっている。いわゆる人間レンタル(代理代行)サービス。客として登場したのがレンタル会社の仕込みだったという。

★ ドラマやせめてバラエティなら良かったけれど、「ドキュメンタリー」ではまずいよね。

★ それはそれとして、人間レンタル業が「業」として成り立つことに興味をもった。問題の会社のホームページを見てみると多彩な代理代行が準備されている。結婚式や葬儀などへの代理出席はありうるかとも思うが、偽の親や友人を演出することに何か意味があるのかな。ニーズがあるというのが面白い。

★ お金を出して愚痴を聞いてもらったり(このあたりは外国ならカウンセラーあるいは精神科医の役割か)、中には叱ってもらうなんてメニューもある。何か寂しさを感じるけれど。

★ (生徒の代行を頼んで先生を演じることもできるのかな。こうなったらイメクラだね)

★ ドラマ「エレメンタリー」で、役者がシャーロックの父親を演じる場面があった。確かにニーズはあるんだ。「人間レンタル」は派遣業の延長か。

★ 大澤真幸「社会学史」(講談社現代新書)は277頁(索引を除く最終ページは632)まで読み進め、今はジンメルのところ。「社会」というもの、人によっていろいろな捉え方があるものだ。ジンメルは「結合と分離」という視点でそれを読み解く。「社交」(いわばタテマエのつきあい)を重視するという。ホンネ重視のルソーとの比較は面白かった。

★ 「社会学」って面白い。 
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「美少女」の誕生

2019-05-28 21:56:03 | Weblog
★ 大学生がやってきた。授業で出された課題をどうやったらよいのかわからないという。課題というのは、ササキバラゴウ著「『美少女』の現代史」(講談社現代新書)を要約するというもの。

★ 要約だから、段落ごとにまとめてつなぎ合わせればよいのだが、そうした作業に慣れていないという。

★ 結局、担当部分を読む羽目に。読んでみるとなかなか面白い。70年代から80年代にかけて、少年マンガの変遷、作品の中で「男らしさ」がどう移り変わってきたのかが書かれていた。

★ マンガと劇画といった作風の違い、少年誌と青年誌の住み分けなど、いろいろあると思うけれど、確かに60年、70年、80年のマンガ(あるいはコミック)は大きく変わってきた。

★ 「巨人の星」や「あしたのジョー」の時代。男の子は何かを目指していた。現実世界では実現できないものを星飛雄馬や矢吹ジョーに託した。「あしたのジョー」のエンディングは名シーンだ。「燃え尽きたい症候群」に駆られた。

★ 本書では、ジョーが最後にグローブを託したのが白木洋子だったことを取り上げ、少年マンガにおける「女性」の存在を強調する。「女性」の時代が始まったのだ。

★ 作者は次に「愛と誠」や「デビルマン」を取り上げ、学園紛争の挫折、高度経済成長の破綻といった時代背景の中で、敵を失い、生きる目標、価値を見失った男たちが、最後に行き着いたところは「愛」であったと説く。

★ 70年代、「男らしさ」はいよいよ危機に直面し、等身大の生活を甘受しつつ、女性へのあこがれを生きる糧にするような作品が描かれる(「男おいどん」のような)。そして80年代のラブコメブーム。「翔んだカップル」で恋愛ジャンルが持ち込まれ、「みゆき」や「タッチ」に至るという。「女性」を通して、男のアイデンティティーが証明される時代に入ったようだ。

★ 男の子が、社会と切り離され、内向的、個人的になっていく姿が描かれている。社会を変革するとか、社会との関りで自分を成長させるとかいったモチーフはダサくなり、刹那的な幸福をめざして一生懸命に努力する時代になったのかも知れない。女性の存在があればこそ成立する物語、女性なくしては自らの存在意義が実感できない他律的な生き方が志向されるようになったのかも知れない。よく言えば「やさしさ」悪く言えば「軟弱」。

★ もっと先も読みたくなった。
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川崎でテロ

2019-05-28 10:18:40 | Weblog
★ NHKニュースは川崎で小学校のスクールバスを中年男が包丁で襲撃、子どもや保護者が刺されたと伝えている。

★ 小学生を狙ったものとしては大阪教育大学附属池田小学校事件が思い出される。弱者を狙った凶悪な事件だ。

★ 犯人は自ら首を刺して意識がないというが、何があったのだろうか。

★ なぜ、この時期に、なぜこの場所でなのか。

★ アメリカのように銃による乱射はないが、凶器が包丁となると防ぎようがない。

★ どこでも、いつでも起こりうるテロなのか。
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米大統領の相撲観戦

2019-05-26 18:39:22 | Weblog
★ 大相撲、アメリカの大統領が観戦ということで、何かハプニングが起こるかと見ていたが、無事終了。それにしても物々しい警備だ。

★ 表に見えるだけであれだけのスタッフだから、裏では警備、公安含めて(さらにはアメリカ側のシークレットやCIAなど)もっと大がかりなバックアップ体制なんだろうね。

★ 新年号の発表に続いて、安倍さんは快進撃だね。一時期危ない時もあったけれど、長期にわたり支持率50%を維持するのはやはりすごいことだ。(私は支持していないけれど)

★ 背景には比較的好調な経済状況やだらしない野党の状況があるけれど。

★ それにしても土俵際に見慣れた国会議員が多かったなぁ。目立ってなんぼか。
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松本清張「反射」

2019-05-26 16:56:45 | Weblog
★ 「松本清張短編全集07鬼畜」(光文社文庫)から「反射」を読んだ。

★ 女を殺して金を奪った男。自ら容疑者となるのを承知の上で、物証を残さないように気を配った。完全犯罪がまさに完成しようとしたとき、思わぬ落とし穴が待っていた。結局は人間の心の弱さが墓穴を掘った。

★ 戦前のような手荒な自白至上主義がなくなった時代。かといってDNAなどの科学捜査がまだ開発されていなかった時代。刑事は巧みな尋問で犯人に迫っていた。

★ 人を殺すには動機が弱いかなと思ったが、悪い奴の考えることなどわからない。
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夢の大相撲

2019-05-25 09:05:11 | Weblog
★ 大相撲は平幕力士を横綱が追う形。千秋楽にはトランプ大統領が観戦するという。横綱鶴竜の責任重大だ。下手に負けて座布団が舞えば混乱も。そのあたり万全の備えだというが。細工(八百長いや忖度かな)だけは願い下げだ。

★ ところで、トランプ大統領と安倍首相が廻し姿で土俵に上がり、一戦繰り広げようものなら、なかなかの座興だ。

★ やくみつるさんの風刺画ぐらいでしか実現しそうにないけれど。
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「かぶる傘」

2019-05-24 21:27:42 | Weblog
★ 東京都知事がオリンピックの暑さ対策として発表した「かぶる傘」。何か笑えるなぁ。

★ 昔、柳家金語楼さんがこれによく似た折りたたみ傘を発明されていたような。

★ 傘って周りの人に結構迷惑。帽子でいいんじゃないかな。

★ 麦わら帽子や旧日本兵のような帽子のうしろに布切れを付けたりではダメなのかな。
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「マスゴミ」

2019-05-24 21:14:34 | Weblog
★ 某野党代表のつぶやき。

★ 玉石混交のマスメディア。皮肉を言いたい気持ちはわかるけれど、マスコミは巧く使わないとね。

★ せめてユーモアのセンスがあればよいのだけれど、そんな余裕はないのだね。
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