じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「落書き」という愚行

2007-01-31 18:41:21 | Weblog
★ 「仙台の商店街の柱に落書き」というニュースを見た。

★ 仙台に限らず最近あちこちの壁や電柱に意味不明の「サイン」を見かける。不良集団の縄張りの印か、自称「芸術家」の作品か、はたまたスパイ同士の符丁かとも思うが、迷惑なことこの上ない。

★ こんな犬のマーキングのようなことをするヤツらは低俗この上ない輩だろう。厳罰で臨んで欲しいものだ。イタズラで済ましてはいけない。

★ いずれにせよ「割れ窓理論」というものがあるから、書かれた落書きはこまめに消さねばならない。本当に迷惑な話だ。
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教育立国

2007-01-31 01:40:46 | 教育
★ NHKでインドの特集をしていたが、この国の発展はめざましい。中国に次いで11億の人口を擁するのだからスケールが大きい。日本は国連の常任理事国入りをめざしているが、国の規模や将来性から言えばインドにはかなわないと思う。

★ 日本もここらで本腰を入れて考えないと、中国、インドと言った超大国の影に隠れてしまうのは時間の問題だ。このままでは一風変わった文化をもった極東の貧しい島国に戻ってしまうのではないか。それはそれで世界遺産としては良いが、そんな流暢なことも言っておれまい。

★ 人口が減っていくとはいえ1億人程度の人間が食っていかなければならないのだから。資源もないし、食料も自給できないこの島国で。

★ 日本の生き残る道は「教育立国」しかない。そう考えれば教育再生会議のような姑息なプランではなくもっと大きなプロジェクトが必要ではないか。

★ 国民が日々茶漬けをすするような生活をしても、その分、教育を充実させる必要があるのではないか。教育にもっとカネをかけなければならない。小泉前首相は「米百俵」の例えを引かれたが、あの話には含蓄がある。(残念ながら小泉氏は教育にあまり関心がなかったようだが)

★ 日本は「教育立国」を国是とすべきだ。すべての資源をそこに集中させるべきだ。幕末、維新期の人々が欧米から貪欲に知識を学び取ったように、学ぶべきは学び、新たに創り出すものは創り出せるように環境を整える必要がある。日本の国内だけで通用する「お上」に従順な日本人を育てるのではなく、国外に飛び出し世界の第一線で活躍できる人材を養成する必要がある。これ以外に日本が生き残る道はあるのだろうか。
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詐病・偽装離婚

2007-01-30 19:27:48 | Weblog
★ 病気と偽って休職したり、生活保護の給付を受けたりと言ったことがあるそうだ。また母子手当てをもらうために偽装離婚をしている人もいるという。民法の扶養の義務などもはや死文か。親子で隣り合わせの敷地に住んでいても籍が違うのを利用して、医療援助などを受けている人もいる。「もらえるものは何でももらえ、取り立てられないものは払う必要がない。」先の給食費問題を見ていてもそんな風潮を感じさせる。

★ 役所としては書類上の不備がなければ受け入れざるをえないようだが、なんともひどいありさまだ。真面目に生きている人間がバカを見るような世の中は間違っている。

★ 制度というものは半ば性善説を前提としているが、やはり人間は性悪なのかもしれない。といって罰則にも限界があるし、取り立てにも費用がかかる。善意を踏みにじる人々には天罰が下ればよいのだが。

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危機管理

2007-01-30 13:44:38 | Weblog
★ 危機管理について考えた。

★ 雪印や不二家のような食品産業。JRや航空会社のような輸送企業。松下やパロマのような製造業。鳥インフルエンザの危機に晒される養鶏業。関西テレビのような放送業界。京進のような教育産業。同和行政や談合に揺れる自治体。不審者に怯える学校。業種を横断して、最近ゲリラ的に事件・事故が発生している。今の時代だからこそこうした不祥事が発生するのか、それとも今までから同様な事はあったのだがご時世で隠し切れなくなったのか、その点はわからない。しかし最近頻発しているのは事実だ。企業家は売り上げを上げ、利益を上げるのと同じほどの労力を危機管理に注がなくてはならなくなったのかもしれない。ただこの点は業種間で差がある。雪印や不二家などの食品産業にとっては、ちょっとしたミスも致命傷になる。松下やパロマなどの製造業でもダメージは大きい。関西テレビやJRなどでは経営陣の責任は問われるが会社自体がなくなることはまずない。

★ 鳥インフルエンザなど業者は怒りをぶつけるところがないだろう。隠蔽はどうかと思うが、マスコミの集中砲火を浴び命を落とされた養鶏業者の方がいらっしゃった。高校の必修単位未履修に責任を感じ命を落とされた校長もおられたが、マスコミのあり方も現代社会の病理現象の一つなのかも知れない。(校長先生が死んでもらっては困るが・・・)

★ メディアへの対応を企業はもっと学ばなければならない。日本的な風土もあるから。「やっちゃたものはしょうがない」といった傲慢な会見で世論のひんしゅくを買い、一変して演技のような「泣き」の会見をされたホテルオーナーがいらっしゃったが、いつしかそれで落着してしまうのも不思議だ。

★ 危機管理を考えればまだまだ書けそうだが、他人事ではなく自分自身を振り返って対策を考えておこう。まずは健康管理かな。
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あさましきこと

2007-01-28 17:59:20 | Weblog
★ 天から大金が降ってきたらいいなぁと思う。けれども今日のニュースを見ていて何かいやな気分になった。

★ 外国で懸賞に当選した人が、公言通り懸賞金の一部をバラまいたというニュースだ。

★ クレーンの上からばらまかれる紙幣に群がる人々。節分の豆なら愛嬌もあるが、紙幣に群がり懐にかき集める人々の姿に何ともあさましさを感じた。

★ 当選者は福を分け与えようとでもいうのだろうが、クレーンの上の優越感に満ちた表情は好きにはなれない。

★ 物好きな人が勝手にやっていることなので放っておけばよいのだが、奇なるものに注目がいくのはどこの国のメディアも同じだね。
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社会の変化

2007-01-28 13:59:51 | Weblog
★ スーパーで買い物をしていてふと思った。発泡トレイやプラスチック容器など、改めて見てみると石油関連の容器が多いなぁ。それに飲み物はペットボトル。循環型社会ということで、スーパーの袋もゴミ袋も有料化の流れだが、発泡トレイやプラスチック容器は今後何に変わっていくのだろう。昔はどうしてたんだろう。

★ 肉類は竹の皮だったかな。野菜の包装は新聞紙だった。弁当箱だって新聞紙に包んでいたなぁ。魚はどうしていたかなぁ。ビニール袋はあまりなくて母親は買い物かごをさげていたように思う。

★ 私が生まれたのは1958年。日本の経済成長とともに成長してきた。東京オリンピックの聖火リレーも母に連れられて見に行った。幼稚園では開通した新幹線を見に行った。小学6年生のときに万国博覧会があった。「21世紀は日本の時代」と信じ込んでいた。

★ テレビを見て育った。「ひょっこりひょうたん島」を見るのは日課だったし、鉄腕アトム、鉄人28号、エイトマンからはじまって、巨人の星、あしたのジョー、タイガーマスクと続いた。

★ インスタントラーメンを食べ、カップヌードルができたときにはフォークで食べると言うスタイルに驚いた。レトルトのカレーもよく食べた。定番はボンカレーとククレカレーだった。

★ 英語の勉強をするといってカセットレコーダーを買ってもらった。実際は深夜ラジオばかり聞いていた。「ヒットでヒットバッチョンと行こう」の浜村淳さんの曜日とKBSの「ズバリク(?)」「ハイヤング京都」「丸物わいわいカーニバル」などを聞いていた。

★ 大学の授業で電卓がいるということで当時は3万円もする関数計算つきの電卓を買った。ワープロの存在を知ったのは大学院生の時代だった。それまではせいぜいタイプライター。コピー機も青焼きか謄写版がメインだった。父がビデオデッキや電子レンジを買ったのもこの頃かな。当時はビデオテープが1本3000円もしていた。今なら100程度だ。

★ レコードはCDに代わり、カセットテープはMDに代わっていった。

★ パソコンに始めて触れたのは20歳も後半。最初は足し算や引き算のようなものをわざわざパソコンを使ってやっていた。何をする機械なのかがわからずに恐々触っていた。ワープロとしてはまだ「文豪」などのワープロ専用機のほうが使いやすかった。

★ 次第に表計算をするにはパソコンが便利だとわかった。「ロータス123」が活躍してくれた。マクロ命令をプログラムしては楽しんでいた。でも当時はまだMS-DOSだった。

★ スーパーファミコンを買って遊んだ。それからプレイステーションに買い換えて、更にプレイステーション2に買い換えた。ゲーム機も情報量が飛躍的に増えた。

★ 携帯を初めて持ったのは、もう30歳になってからだった。当時の携帯は重かったし電波の状態も悪かった。インターネットを始めたのは40歳少し前。インターネットによってパソコンは飛躍的に進歩を遂げたね。接続方法も電話回線→ADSL→光と数年の間に変化した。

★ 大量生産・大量消費社会から循環型社会へ、そして電子機器の発達はめざましいものがあったなぁ。振り返ってみると50年足らずの人生でこんなに大きな変化を体験するのも歴史上珍しいのではないだろうか。ちょうど産業革命期のイギリスなどテンポは違えどもこんなものだったのかも知れない。

★ これだけ科学技術が進歩し生活が変わっていけば、社会にひずみがでるのも仕方ないか。これからどうなっていくのか楽しみでもあり、不安でもある。 
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教員の国家管理

2007-01-25 12:02:27 | 教育
★ 教育再生会議の第一次報告書が出された。今後の検討課題の1つに教員免許の国家試験化が挙げられているのに注目したい。国家試験といえば、医師、薬剤師、美容師、調理師や司法試験などが思い浮かぶ。教員免許の国家試験といってどのような形をイメージしているのだろうか。結局、ペーパーテストを行うことになるのではないか。

★ 教員は養成、採用、研修を通じて職能成長が行われていると言われている。今は教職課程を修了し申請すれば教員免許状が与えられるが、それだけでは公教育の教壇には立てない。公立、私立を問わず採用試験に通らなければならない。この採用試験に代わり国家試験を導入しようというのか。それとも教職課程修了者にペーパーテストを課し、その合格者に免許状を与えるというのか。この場合、更に採用試験があるなら二度手間だ。どうも否が応でも、教員行政に国家が関与しようとしているようにも受けとれる。

★ 一方で、ワタミの社長などが主張されていたが、報告書では大量の社会人の採用を構想している。閉塞している学校現場に新鮮な血を入れるという発想はよい。ただ国家試験による免許授与と教職課程を経ていない人にも免許を与えることとの整合性をどうするのだろう。社会人教員が非常勤で少数で短期である場合などは、地域の有能な人に「臨時免許」を与え教壇に立ってもらうということで良いだろうが、恒常的にそれも大量に採用となるとどう位置づけるのかがわからない。

★ 例えば教員免許を二本立てにし、課程修了者と国家試験合格者のどちらにも免許を与えるということか。(自動車の運転免許証をとる際、教習所を修了した人は実技試験が免除されるようなものか。)

★ 国家試験の導入を企図する前に、まずは立ち上がりつつある教職大学院の成果に期待したほうが良いのではないか。そして以前から語られているように「教員養成は大学院で行う」という基本を確立することだ。大学の4年間は広く教養を身につけ、学士の資格をもって教職課程が履修できるようにすればよい。薬学教育は6年間になったが、教員養成も6年間にしてもよかろう。
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給食費、いじめ調査にNHK

2007-01-24 23:50:04 | Weblog
★ 今日もいろいろなことがあった。まずは給食費未納の実態が明らかになった。給食費未納は公然の秘密で学校現場では有名な話だそうだが、ようやく実態が数字となって出てきた。

★ 給食の是非はともかく、多くの保護者が給食費を払えるのに払わない実態には改めて驚かされる。真面目に払っている家庭がバカを見るようでは社会正義が成り立たない。

★ 給食費の問題は個々の学校で対応するのは適さないので、納税課や税務署などのGメンの仕事にすれば良いのではないか。不届きな親に対しては法的措置をどんどんとっていけばよい。論争したい人は法廷で戦ってもらうか、選挙に打って出て制度改革をめざせばよかろう。払える人には、払うものは払ってもらわないと困る。

★ 2つ目は北海道教職員組合が道教委の「いじめ調査」の依頼を拒否したということ。「いじめ調査」の内容やいきさつはイマイチわからないが、教組の言い分もよくわからない。教育論争なら大いに戦わせてもらえばよいが、変なメンツや不毛な政治的対立なら願い下げだ。「いじめ」は深刻で政治ごっこなどしている場合ではない。

★ NHKでは放送料金の支払をめぐって法的措置が進んでいる。強制的に放送料金が取られる仕組みは気に食わないが、真面目に払っている人間にとって、タダで放送を見ている人がいるというのはなんとも不公平だ。

★ この国はいろいろなことが曲がり角に来ているね。 
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人的ミス

2007-01-24 12:45:46 | Weblog
★ 宮城県の保険所でエイズ検査の結果を間違って被験者に知らせたという。「陽性」を「陰性」と伝えただけに、被害の拡大が心配される。

★ 検査機関からの報告書を転記する際に間違ったという。今後は検査機関からの結果を添付するというが、なぜ今までそれをしなかったのかと悔やまれる。

★ 匿名検査、無料検査によってエイズの拡大を防ごうとしている中で、今回のミスは重大だ。

★ 今回のミスは人的ミスであろう。そういえば宝塚市のカラオケ店の火災も人的ミスだし、神戸市外大の申請忘れも人的ミスであろう。

★ ミスを犯した本人には当然責任があるが、本人だけに責任を押し付けるのは酷な気もする。人間はミスを犯すものであり、それを未然に防いだり、ミスを起こしても早期に発見し被害を最小限におさえる工夫が必要である。

★ 宮城野保険所の場合、転記といった作業をしなければよかったし、するならダブルチェックするとか、今後とられるであろう検査機関からの検査結果を添付するといった一手間かければミスの多くが防げるだろう。もちろん検査機関が検体をまちがえでもすれば、それはどうしようもないが、それは厳密にチェックされていることを信じたい。

★ カラオケ店の場合、まず勤務体制の問題がある。3人の死者を出したという結果は非常に重大だが、すべての責任をアルバイト店員に押し付けるのは酷だ。忙しいにも関わらず彼女独りにすべての業務を委ねた経営者の責任は大きい。また建物の構造や消火器の不備、危機管理体制のあり方など、問題点が山積している。安全への配慮がなくカラオケボックスを経営していること自体がおかしい。それをチェックできないのもおかしい。

★ 神戸市外大の件も担当者のミスをなぜ上司や周りの者がチェックできなかったのか。過信や思い込みがあったのか。文科省も見過ごしていたのではないか。

★ 長岡京市の児童虐待死の場合は担当者のミスというか、担当者の力量あるいは児童相談所の態勢の問題であろう。

★ 多くの医療過誤も人的ミスだし、交通事故はほとんどが人的ミスだ。人間はミスを犯すものである。だからこそチェック体制や機器によるサポートをして欲しいものだ。
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大統領の一般教書

2007-01-24 12:00:13 | Weblog
★ 支持率が地をはっているブッシュ米大統領が一般教書演説をしている。やはり注目はイラク情勢、世界戦略だ。

★ テロはいかん。いかなる主張があろうともテロを認めれてはいけない。これは大前提だ。その上で大統領の話を聞いていると、アメリカの独りよがりだなぁと感じる。アメリカにとってはアメリカの倫理観、アメリカの論理、アメリカの経済体制が「善」であり、それを脅かすものは「悪」なのだろう。

★ これは主張こそ違うが、イスラム過激派と同じような論理だ。自分と同じ主張こそが「善」であるというなら、人類の紛争は永遠になくならないのではないか。

★ 無実の人々を殺害するものは悪だという。それはその通りだが、アメリカはどれほどの一般人を殺してきたのだろう。報復だったら許されるのか、軍事行動にある程度の一般人の巻き添えは仕方ないのか。これでは組織が大きいかどうかの違いだけでテロ集団と変わらないのではないか。

★ キリスト教対イスラム教。宗教対立がからむと更に複雑だ。キリスト教もイスラム教も戦いの宗教ではなかろうに。比喩とはいえ「山上の垂訓」はどうなったのだろう。いや、宗教対立は見せかけの姿で、実は経済戦争、利権を争う覇権戦争なのかもしれない。富と権力を争う戦いか。マルクスの理論はまだ生きているのか。

★ いつの時代も人類の前には課題があり、それを乗り越えて私達の先祖は生き抜いてきた。苦しい体験を経験しながらも、戦いだけは途絶えることがない。人類は何度反省すれば気が済むのだろうか。
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