じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

人口爆発

2009-12-31 11:14:14 | Weblog
★ 2050年に地球の人口は91億人に達すると新聞は報じている。私が幼かった頃は36億人とか言っていた。人口の爆発的な増加の様子はCO₂の増加量と似ている。まさにネズミ算式だ。

★ 人口が増えると言うのは社会が豊かになったと言うことだろうが、地球の容量には限界がある。食糧不足、水不足、そしてそれにともなう利権争いは必至だ。

★ COP15でも先進国対途上国、途上国の中でも新興国とそうでない国との対立が鮮明になった。資本家対労働者、労働者の中でも正規雇用者と非正規雇用者の対立に似ている気がした。

★ 人口抑制は生命の尊厳や一人ひとりの倫理観が絡む問題だけに、温暖化ガス以上に難しそうだ。

★ 取りうる道は、自然の成り行きに任せ自然淘汰を待つか、積極的に人口抑制をするか、あるいは新たな資源、居住空間を開発するかだろう。

★ 宇宙コロニー、宇宙農園でも作るか。月や火星への移住は簡単ではなさそうだ。地下の開発や海中・海底の開発の可能性はどうだろうか。課題は多いが何とかしなければならない。それも100年と猶予がなさそうだ。

★ 危機的状況になって、ひょっこり宇宙人がやってきて新たな技術を伝授してくれれば良いのだが、そんなことは宝くじの当選を夢見て借金を重ねるようなものだ。

★ ともかく、るつぼの中の争いをしている場合ではなさそうだ。
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「ひこうき雲」

2009-12-31 04:04:30 | Weblog
★ 昨夜の「生つるべ」で森山直太朗さんが歌っていた。

★ ユーミンの「ひこうき雲」は切ない曲だ。

★ ユーミンの曲では「ひこうき雲」「翳りゆく部屋」「あの日に帰りたい」「雨の街を」「アニバーサリー」「海を見ていた午後」などが好きだ。

★ 比較的初期の作品が多いなぁ。
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中国の台頭

2009-12-29 16:28:17 | Weblog
★ まもなく日本のGDP(国内総生産)が中国に抜かれる。

★ 人口や国土の面積を考えれば、日本が40年間にわたり世界で第2位を保ってきたこと自体が奇跡的だが、抜かれるとなると心寂しいものがある。

★ 私が生きている内に国家の隆盛と衰退を経験できると言うのは、好運と言おうか不運と言おうか。曲がりなりにも戦争がなかったのは良かったと言うことか。

★ 一度落ちだしたら、次々と抜かれてしまうのだろうか。ドイツ、インドなど、手ごわい相手が控えている。

★ 週休2日制とか、「ゆとり」とか言っている場合ではないかも知れない。それとも、価値観を改めるべきなのだろうか。
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アスリートの重荷

2009-12-28 09:26:10 | Weblog
★ 数十年前、オリンピックはストイックなほどにアマチュアリズムが追求されていたが、今や商業主義がはびこり、ショー化してきた。

★ アスリートたちもアイドル化、タレント化し、CMにも多く起用されるようになってきたてきた。

★ 今や目玉の選手がオリンピックに出れるかどうか、当の本人だけではなく、彼(彼女)をCMに起用している企業や広告代理店、そして視聴率に必死のテレビ局にとっても大きな問題だ。

★ 昨夜のフィギュア大会。多くの人々が胸をなでおろしたことだろう。
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知恵は絞れば出るものだ。

2009-12-24 02:29:44 | Weblog
★ 子ども手当の財源の一部を地方に負担してもらうために、既存の児童手当と併用すると言う。

★ 誰が考えたのか知らないが、うまく考えるのもだ。

★ 地方に負担をかけないと言うのが鳩山総理の主張だったから、地方から反発は出るだろう。しかし、地方は交付金がなければやっていけないから、結局は政府の方針通りに進むだろうね。
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戦争の悲惨さ

2009-12-24 01:20:46 | Weblog
★ 深夜、NHKBSで「世界のドキュメンタリー」を見た。「よみがえる第二次世界大戦」というもので、白黒フィルムがカラー化されていた。

★ カラーで見る戦争は一層悲惨だった。累々とした死体には背筋が寒くなった。人間はどうしてこれほどまでに残虐になれるのもかと震撼した。

★ 同種族間でこれほどまでに殺し合う動物はいないだろう。野獣が恐ろしいとかいうけれど、地上で最も残虐なのは人類のようだ。

★ 2度あることは3度あると言う。人類はこれからも殺戮の歴史を繰り返すのだろうか。何とかならないものか。
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「天声人語」に笑う

2009-12-21 12:22:05 | Weblog
★ 今朝の「天声人語」、COP15の先送り結論を批判。

★ 中盤に藤圭子さんの「夢は夜ひらく」を引用。

★ 「15、16、17と私の人生暗かった・・・」と来た。

★ 思わず、笑いのツボにはまってしまった。

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「仁」最終回

2009-12-20 22:51:58 | Weblog
★ 「仁」の最終回を見た。原作、脚本、キャストすべてがいい。

★ なぜか内野聖陽さんの竜馬のセリフには泣けてくる。何なんだろう。

★ 最近は脚本を読んでるだけのような下手なドラマが目につくが、「仁」は誰もが登場人物になりきっているような気がする。魂が入っているようだ。

★ 高視聴率にはそれだけの理由がある。
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「冬はつとめて」と言うが。

2009-12-19 18:09:52 | Weblog
★ 小学6年生の授業で「枕草子」の冒頭を読んだ。

★ 「春はあけぼの」「夏は夜」「秋は夕暮れ」「冬はつとめて」と、日本の四季の美しさを色彩豊かに描いている。平安の才人の感性に改めて感服する。

★ 私自身は中学生の時に暗唱させられたが、当時は風情など感じる余裕もなく、ただ「いとをかし」を、いとおかしく感じたぐらいだった。

★ 省略というものが実にやっかいなものだった。

★ さて「冬はつとめて」というが、平安時代の京は、さぞ寒かったことだろう。今でも京都は今出川通りをはさんで気候が変わると言う。「あがる」「さがる」と言う表現は、北に向かって勾配が高くなっている京都ならではの表現であろう。

★ 三方を山に囲まれた盆地気候。今のように機密性の高い住居ではなく、暖をとるにも電気もガスも石油もない。湯たんぽぐらいはあったかも知れないが、冬の底冷えは今の我々には想像しがたい。

★ にもかかわらず「雪や霜の積もった早朝がいい」というのだから、昔の人々は寒さにそうとう強かったようだ。

★ いくら十二単で重ね着をしてもウォームビズなどあるはずもなく。いかに四季の彩りが美しかろうが、冬の寒さと夏の蒸し暑さだけは、よく辛抱したものだと思う。

★ コペンハーゲンではCOP15が強制力のない政治的な合意でお茶を濁し、温暖化対策は国家の利害が絡んで、どうやらかけ声だけで終わりそうだ。

★ もっと大きな気候変動や砂漠化、食糧・水不足、そしてそれに伴う紛争の勃発など、危機が迫らないと重い腰は上がらないようだ。しかし、その時にはもはや手遅れなのだろう。

★ 日本でも、いつまで四季の彩りが楽しめるのか。昔語りにならないように願いたいものだ。
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「天声人語」、尾生高の故事から

2009-12-18 11:56:01 | Weblog
★ 今朝の「天声人語」は良かった。論者の博学才知が冴えているように思う。

★ 古代中国の尾生高という正直者の故事を引き、「約束を違えぬ誠実をほめるか、融通のきかない愚直を笑うか」と問うている。

★ 民主党政権の政策転換問題である。

★ マニフェストを守るべきか、政策転換すべきか、何も決められず硬直状態に陥った内閣に対して、小沢氏が「民の声」を模して助け船を出したと言うのが、おおよそのマスメディアの見方である。

★ 心温まる連携とも見えるが、この国の意思決定を誰が行っているのかを垣間見た瞬間だった。

★ 天声人語は最後に孔子の故事を引き、鳩山総理、小沢幹事長、そして二人の関係を見極める。実に痛快な評価だ。

★ さて、これで物語が前に進むのだろうか。歴史の読者にとっては、次章への期待が高まるところだ。
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