☆ 京都府教育委員会から「平成31年度3月中学校及び特別支援学校中学部等 卒業予定者の進路希望状況」が公表された。
☆ 11月10日現在の調査結果であり(つまりまだ進路に迷っている生徒が多い)、公表されてからのアナウンス効果もあるので、それを考慮して進路指導をしなければならない。ただ一定の傾向は読み取れる。
☆ 山城通学圏について見てみる。
☆ 昨年コースごとに志望者が偏在したため大幅にコース変更をした京都すばる高校。昨年は定員320名に対して希望者は279名、今年は定員300名に対して284名となった。今年は「情報科学」コースを希望している生徒が増えていることを考えれば、「起業創造」「企画」で定員20名減ったにもかかわらず、希望者も199→173と20名以上減っている。数字だけ見れば、難易度は下がりそうだ。
☆ 昨年定員割れをした東宇治高校、久御山高校は大幅に希望者が増えている。東宇治高校は定員280名に対して、昨年は284名、今年は337名。久御山高校は普通科の定員240名に対して、昨年253名、今年292名になっている。
☆ 菟道高校、田辺高校やや増といったところだろうか。菟道高校は定員280名に対して、昨年242名、今年275名。単純に考えれば定員割れの状態だが、あとで述べる城南菱創高校から「第2順位」で回ってくる生徒がいるから、必ずしも定員割れにはならない。田辺高校は、普通科定員200名に対して、昨年177名、今年190名。こちらも他校からの「第2順位」が回ってくるので必ずしも定員割れにはならない。
☆ 昨年並なのは、城南菱総高校と西城陽高校。城南菱創高校は相変わらず人気が高い。単位制定員160名に対して、昨年は300名、今年は312名。教養学科は定員80名に対して、昨年125名、今年は130名。今年も高倍率になりそうだ。西城陽高校は、普通科定員280名に対して、昨年248名、今年は251名。昨年は辛うじて定員割れを免れたが今年はどうだろうか。
☆ ところで、スポーツ専攻コースをもつ西城陽高校と久御山高校、今年は西城陽高校に人気が高い。西城陽高校、定員40名に対して、昨年は41、今年は57。久御山高校、定員40名に対して、昨年は41、今年は38。西城陽高校の先生がかなりスカウトに動いているようだ。
☆ 城陽高校はやや減少。定員320名に対して、昨年349名、今年は309名。この学校も他校からの「第2順位」で回る生徒が相当数いるので、必ずしも定員割れにはならない。ただ難易度は下がりそうだ。
☆ 八幡高校、木津高校は大幅な定員割れが予想される。八幡高校、定員200名に対して、昨年175名、今年は137名。木津高校は、普通科定員200名に対して、昨年155名、今年は129名。なぜ人気がないのかは察しがつくが、あえて書くまい。魅力ある学校づくりをして欲しいと思う。
☆ 山城通学圏のトップ校だった南陽高校も最近は城南菱創高校に押され気味だ。普通科定員240名に対して、昨年は188名、今年は178名だ。サイエンスリサーチ科定員80名に対して、昨年は111名、今年は92名だ。普通科は前期試験で城南菱創を落ちた生徒が何名か回ってくるが、最近は私学の上位校(上位コース)に進む生徒も多く苦戦している。サイエンスリサーチ科は前期だけなので、広い門になりそうだ。今回の調査結果から、城南菱創や桃山高校の自然科学から何名か回ってくるかも知れない。
☆ さて、私立高校の受験まではあと70日、公立前期試験まであと75日、公立中期までは90日余りだ。頑張れ受験生。
☆ 今年もまたこの季節がやってきた。
☆ 11月10日現在の調査結果であり(つまりまだ進路に迷っている生徒が多い)、公表されてからのアナウンス効果もあるので、それを考慮して進路指導をしなければならない。ただ一定の傾向は読み取れる。
☆ 山城通学圏について見てみる。
☆ 昨年コースごとに志望者が偏在したため大幅にコース変更をした京都すばる高校。昨年は定員320名に対して希望者は279名、今年は定員300名に対して284名となった。今年は「情報科学」コースを希望している生徒が増えていることを考えれば、「起業創造」「企画」で定員20名減ったにもかかわらず、希望者も199→173と20名以上減っている。数字だけ見れば、難易度は下がりそうだ。
☆ 昨年定員割れをした東宇治高校、久御山高校は大幅に希望者が増えている。東宇治高校は定員280名に対して、昨年は284名、今年は337名。久御山高校は普通科の定員240名に対して、昨年253名、今年292名になっている。
☆ 菟道高校、田辺高校やや増といったところだろうか。菟道高校は定員280名に対して、昨年242名、今年275名。単純に考えれば定員割れの状態だが、あとで述べる城南菱創高校から「第2順位」で回ってくる生徒がいるから、必ずしも定員割れにはならない。田辺高校は、普通科定員200名に対して、昨年177名、今年190名。こちらも他校からの「第2順位」が回ってくるので必ずしも定員割れにはならない。
☆ 昨年並なのは、城南菱総高校と西城陽高校。城南菱創高校は相変わらず人気が高い。単位制定員160名に対して、昨年は300名、今年は312名。教養学科は定員80名に対して、昨年125名、今年は130名。今年も高倍率になりそうだ。西城陽高校は、普通科定員280名に対して、昨年248名、今年は251名。昨年は辛うじて定員割れを免れたが今年はどうだろうか。
☆ ところで、スポーツ専攻コースをもつ西城陽高校と久御山高校、今年は西城陽高校に人気が高い。西城陽高校、定員40名に対して、昨年は41、今年は57。久御山高校、定員40名に対して、昨年は41、今年は38。西城陽高校の先生がかなりスカウトに動いているようだ。
☆ 城陽高校はやや減少。定員320名に対して、昨年349名、今年は309名。この学校も他校からの「第2順位」で回る生徒が相当数いるので、必ずしも定員割れにはならない。ただ難易度は下がりそうだ。
☆ 八幡高校、木津高校は大幅な定員割れが予想される。八幡高校、定員200名に対して、昨年175名、今年は137名。木津高校は、普通科定員200名に対して、昨年155名、今年は129名。なぜ人気がないのかは察しがつくが、あえて書くまい。魅力ある学校づくりをして欲しいと思う。
☆ 山城通学圏のトップ校だった南陽高校も最近は城南菱創高校に押され気味だ。普通科定員240名に対して、昨年は188名、今年は178名だ。サイエンスリサーチ科定員80名に対して、昨年は111名、今年は92名だ。普通科は前期試験で城南菱創を落ちた生徒が何名か回ってくるが、最近は私学の上位校(上位コース)に進む生徒も多く苦戦している。サイエンスリサーチ科は前期だけなので、広い門になりそうだ。今回の調査結果から、城南菱創や桃山高校の自然科学から何名か回ってくるかも知れない。
☆ さて、私立高校の受験まではあと70日、公立前期試験まであと75日、公立中期までは90日余りだ。頑張れ受験生。
☆ 今年もまたこの季節がやってきた。