☆ 豊洲市場への移転問題。とりあえず、豊洲に移転し、築地も再整備するとか。要するに玉虫色の方針だね。
☆ 「とりあえず」のうちに、また新しい人が知事になり、白紙撤回になるかも。
☆ 地方自治は住民が直接、行政の長を選ぶいわば大統領制。
☆ そうなると、結局、知名度の高い人やその場の「風」に乗った人が選ばれる。
☆ 今はやりのポピュリズムの危険性が潜む。
☆ 長たる人に行政手腕があればなによりだ。
☆ たとえ長が素人でも、行政の玄人が知事をうまくサポートしたり、議会が行政を監視すれば良いのだが、それらが形骸化、硬直化すると、利権がはびこり、あとは責任転嫁や都合の良い物忘れに陥ってしまう。
☆ 国に目を向けると、まだ「加計問題」でもめている。
☆ 閣僚の問題発言も目に付くようになってきた。順送り人事の弊害か。
☆ 大臣浪人を多く抱え、総理も頭の痛いところだろう。8月にはまた内閣を改造するという。
☆ 人事は求心力を保つ切り札ということか。
☆ 安倍総理の発言で「忖度」という言葉が一躍有名になった。
☆ 建前とは言え、公務員は全体の奉仕者だ。公務員が忖度するのはどういう心理からだろう。
☆ やはり政権が長期になると、おもねる人が増えるのか。
☆ 「1強」と呼ばれる状況の弊害なのかもしれない。