じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

映画「風が強く吹いている」

2025-01-03 21:44:02 | Weblog

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

★ 正月三が日はあっという間に終わり。今年は土日が続くので、多くの企業は仕事始めは6日からか。

★ 郵便料金の値上げが決定打となり、年賀状が激減した。今年で賀状納めという案内も多く頂いた。準備の手間が省けたので楽な気もするが、昭和の風物詩が一つ消える寂しさもある。これもご時勢か。

★ レコード大賞は、もはやレコードは死語化だし、紅白はほとんど出場者も曲名もわからない。これもご時勢か。

★ 日本テレビの箱根駅伝の放映だけは健在だ。第101回目、伝統のイベントだけあって、人気が衰えない。結局は学生たちが走っている姿を見るだけだが、ついつい見続けてしまう。

★ この機会にと、三浦しをんさんの「風が強く吹いている」(新潮文庫)を読み始めた。寛政大学という架空の大学。その4年生の清瀬灰二(ハイジ)は、ある学生がコンビニから逃げる場面に偶然遭遇し、その走る姿に魅せられる。学生は寛政大学の新入生で、蔵原走(カケル)と名乗った。仕送りを使い込んでしまって大学構内で野宿をしているという。

★ ハイジはカケルに家賃が超破格な学生アパートを紹介する。背に腹は代えられず、アパートを訪れたカケル。そこに住む個性的な住人を紹介される。

★ カケルの歓迎会の夜、集まった住人を前にハイジは一つの計画を発表する。ここに住むメンバーで箱根駅伝を目指すというのだ。そのアパート、実は寛政大学陸上部の錬成所であったのだ。

★ 90ページ辺りまで読んで、どうも我慢ができなくなって、映画「風が強く吹いている」を観た。

★ 原作通り、無名の素人集団が、無謀にも箱根駅伝に挑むというストーリー。できすぎとは思いながら、ハイジ役の小出恵介さんとカケル役の林遣都さんの熱演にグイグイ引き込まれた。林さんの走り姿が美しい。

★ 箱根路を走るランナー1人ひとりに想いやエピソードがあるんだなぁと胸が熱くなった。

☆ さて、明日からまた受験に向かって授業が始まる。大学入試の共通テストまではあと1週間だ。頑張れ受験生たち!

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2 コメント

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Unknown (クリン)
2025-01-04 11:54:17
一昨日?でしたか、この映画、深夜テレビをつけたらたまたまやってましたよ⤴✨✨
(そして青学の監督さんがダイキンの空気清浄機をすすめるcmが挟まってて笑いました🎶)
寛政大学・・法政大学のもじりかな?って話しながら見てました~🐻(速水もこみちさんが若かったですね!)
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Unknown (じゅくせんまさや)
2025-01-04 13:11:28
クリンさま
今年もよろしくお願いいたします。
そうですか、テレビでもやってましたか。
寛政大学の外にも、順天堂大(動地堂大)、山梨学院大(甲府学院大)など、もじりが面白かったです
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