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ココロと身体の法則

2005年04月29日 | 日常
昨日28日は、ココロと身体の法則…というセミナーへ行ってきました。

以前(6年くらい前)の栄養に関するセミナーでは、毎日の食べ物が今の自分を作っている…
食生活がどれだけ大事か…という話が中心のセミナーが多かったのですが、
昨日の栄養学セミナーでは、もっと深くココロとの関係までも掘り下げて聞くことが出来ました。
ものすごく時代の流れを感じます。

さて昨日は元・薬剤師さんのお話でした。
あまりに内容が濃くて全部は書ききれませんのでほんの少しだけ思い出して書いてみます。




薬剤師という仕事柄、以前は身体の病気は、サプリメントなどを摂ったり
薬を飲んだりすれば大丈夫だと思っていた。
でも、身体で解決しようと思っても無理な事がある…とわかる。

たばこやお酒をガンガンとっていても70歳、80歳まで元気な人もいる。
身体にものすごく気を使っていても、病気になってしまう人もいる。
目に見える形は目に見えないものに影響されていることが往々にしてある。
それは、すべての形あるものは人の想いから出来たから…。

行動は二つの想いに支配されている。
それは、愛と恐れ…。
これが生きる方向を変える。
「こんなに健康に気を使っていても病気になったら…」という恐れが
病気を作る。
一方では「たった一つのたからもの」のように、
一年しかもたないといわれた命なのに「愛」で6歳まで生き伸びたりもする。

食事やサプリメントや薬が活きてくるのは、根っこに愛があるとき。

小学校低学年までの子供の心を支配しているのはほとんどの場合、母親である。
その母親が愛にあふれているか?
母親が自分の事を愛しているか?
母親が自分自身を嫌っていたら、その様子は子供に伝わり、子供は毎日不安になる。

…こんな感じの前置きで始まり…

そして最後は…

WHOで,以前は、
「健康とは…身体的,精神的,社会的に満たされていることを言う…」
という定義になっていたようなのですが、
最近はこれに「霊的(スピリチュアル)」というものが加わった…そうです。
どんなに肉体的に健康でも自殺してしまっては不健康だということ。
精神的と霊的…ってどう違うのか今一つ???なのですが、
くだけていうと「自分らしいですか?自分を愛していますか?」ということらしい。

「葉っぱのフレディ」という絵本で有名なレオ・バスカ-リアという精神科の医者が
「大切な人を一日3回Hugしましょう」と言っているとの事。

人間は人とつながったときに生きる勇気を得る。
栄養だけでは人は育たない。
抱きしめられると元気になる。
病気のときは「自分のことを見て欲しい」という合図なのですって。

一番大切な人を抱きしめていますか?
一番大切な人とは、あなた自身です。
自分を愛するということは、自分を許すということ。
自分はよくやっているよね、頑張っているよね…と、愛してあげよう。

こんな風に締めくくられました。




もちろん、この前置きと締めの言葉の間に
栄養に関する話がたくさ~~んあったのですけど、
それは多すぎて書けません。
今回のテーマの「ココロと身体」の部分(初めと最後)がとても感動的だったので
そこだけ書いておきます。

「自分はよく頑張っているよね…といってあげよう…」というところでは、
何だかうるうるきちゃいました。
みんな、一生懸命生きてるんだもんね。みんなみんなを抱きしめたい気分でした。
素敵な話を聞くことが出来て、良かったです。