暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

炭酸 全サイズ100円で…

2013-06-14 18:43:11 | 日記

今朝は雨があがったかどうかの曇り空だったのに、午後はよく晴れた。

きのう無理して雨の中、セール品の食パンを3斤買いに、傘をさして歩いて出掛けた。


今日は、図書の返却日を過ぎてしまったので、自転車で駅前まで行った。

図書室に返却する前に、1冊の残りを読んでしまおうと、マッ●に行った。

「炭酸ドリンク 全サイズ100円」キャンペーンをやっていたので、ファン●のLサイズを
注文して、すいてる店内のガラス寄りの2人用の席に座った。

短歌の本を少し読んでは、メールを打ったりしながら、大きなファン●グレープを
飲んでいた。

店内を見渡すと、年配者が多い。

話に夢中の主婦の友達同士という席もある。


雨が上がったあとの外の景色を眺めていた。

こんな風に、ひとりでマッ●でジュースを飲みながら、時間をつぶすことが、本当に
私が若いころに描いた引退後の生活だったのだろうか。

お化粧も最近は近所の外出なら しなくなった。

3冊借りた本を入れるためにデイパックをしょってきた。

そしてGパンをはいて、何年前に買ったかわすれた半袖のシャツ。

あと数年で還暦だ。


家族は、病んでいる。

母も、夫も。


若いころに描いた老後は、健康な姿だったのではないだろうか。

元気もあって、お金もまずまずあって、苦しくはない生活を夢見て。

それが前提にあるから、旅をしたり、おいしいものを外食したり、と考えていたのだろう。


V6の岡田准一くんが、生命保険のCMで、

「20代はあっという間だぞ」

「30代もあっという間だ」

とセリフを言っているシーンがある。


本当にあっという間だった。

人間の一生がこんなに短いとは知らなかった。

若いころは、老いるのはずっと先で、まだまだずっと働き続けていかなければならないと
思っていた。

生きることをやめられないのなら、生活のために稼がなければならない。

いやな仕事や人間関係に、悩んだり、苦しんだりして、仕事を辞めたり、また探したりと
繰り返した。

もう働かなくてもいい時を迎えた。


友人のお姑さんが、友人に

「老後は長いのよ」

と、言ったと話してくれた。

病んでいても、長生きすれば、老後は長い。

孤独になっても、生き続けなければならない。

それこそ、テレビとパソコンだけがお友達になるだろう。

いまだって、そうだ。


このブログで、何度、この話題を書いたろうか。

それだけ、怖れているのだ。

夫が先立ったら、ひとりで、この部屋に住み、いつか病院に収容されるまで、孤独に生きていくのだ。

食品を買うだけのために、スーパーへは行く、きっと。

いや、買いに行くのには、老いすぎて、徒歩で移動できなかったら、どうするだろうか。

ネットスーパーを使うだろうか。

宅配の食品の会員になるかもしれない。割高でも。

近所のコンビニの常連客になっているに違いない。

それまで、あるかな、そのコンビニ。


図書室に返却したが、数冊別の本を物色してみたけれど、借りてくるのはやめにした。

返却予定日までに読み終えない自信があった。




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