NHK BSプレミアムで、ドキュメント「覆面リサーチ ボス潜入」という番組をご存じだろうか。
NHKのサイトから引用すると、番組の要素は、こんな感じ。
↓↓
大手企業の社長や役員「ボス」が、素性を隠して自社の現場に潜入、会社の課題や誇れる人材を発見。
その後、共に働いた従業員を本社に呼び、正体を告白、課題解決策を提示する。
日頃あまり目立つことのない現場の従業員たちこそヒーローになる、痛快ファクチュアル・エンターテインメント。
海外人気番組の日本版。
・ ・ ・ ・ ・
3回目の西濃運輸の回と、4回目はブライダル企業を観た。
3回目は、大手運輸会社。慣れない仕事に戸惑うボス。
従業員の遠慮のない本音に直面。
4回目は、結婚式を陰で支える高齢者のパートや家族思いの社員の悩みに直面する。
潜入したボスは、変装して、メイクもしているので、誰も会社の社長や役員が潜入してきているとは気づかない。
企業の末端で働いている人たちには、仕事に対して、真剣に熱心に取り組み、プロとして、お客さんのためだけでなく、会社のためを思う気持ちが強く伝わってくる優秀な従業員があんなにいるんだと引き込まれる。
ボスは、現場の仕事は不慣れで、トップの人間はほんとに現場のことができないんだなと、再認識させてくれる。
撮影の終わった2週間後、指導してくれた現場の従業員を本社に呼び、最後の種明かしで、ボスは現場で指導してくれたそれぞれの従業員から得た忌憚のない意見を真摯に受け止め、会社の改革に着手して、現場の人のためになるよう改善努力し、温かい言葉をかける。
番組に出演して潜入したボスも企業改革に努める頭の柔らかい、包容力のある人たちだと思った。
とても面白かったし、ホロっと来る場面も多々ある。
私は、両手で数えきれないくらいいくつもの職場で働いてきたが、番組で取り上げた従業員の方たちのように、頭の下がるプロフェッショナルな人に出逢ったことがあったかなと振り返ってみた。
私はもちろんまったくプロではなかったが、きっと、職場には、ほかの人から見たら、この人はプロだと言える人がいたかもしれないが、自分が働いているときには、ほかの人のことが見えてなかったのだろうなと思う。
自分の仕事で精いっぱいだったこともあり、退職の頃には、いやだったことだけが集積して、誰かをリスペクトするなどの状況が自分になかったのだろうと思うからだ。
いま、60歳になって、年金暮らしで、もう働きに行くことはないだろうと思うし、働けないと思っている。
現役の人たち、これから、働く人たちは、引退する年まで長いようでも10年、20年はすぐに経つ。
一度、ぜひ、若いうちに、プロとして日々を過ごす一時期を体験していただきたいと思う。
NHKのサイトから引用すると、番組の要素は、こんな感じ。
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大手企業の社長や役員「ボス」が、素性を隠して自社の現場に潜入、会社の課題や誇れる人材を発見。
その後、共に働いた従業員を本社に呼び、正体を告白、課題解決策を提示する。
日頃あまり目立つことのない現場の従業員たちこそヒーローになる、痛快ファクチュアル・エンターテインメント。
海外人気番組の日本版。
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3回目の西濃運輸の回と、4回目はブライダル企業を観た。
3回目は、大手運輸会社。慣れない仕事に戸惑うボス。
従業員の遠慮のない本音に直面。
4回目は、結婚式を陰で支える高齢者のパートや家族思いの社員の悩みに直面する。
潜入したボスは、変装して、メイクもしているので、誰も会社の社長や役員が潜入してきているとは気づかない。
企業の末端で働いている人たちには、仕事に対して、真剣に熱心に取り組み、プロとして、お客さんのためだけでなく、会社のためを思う気持ちが強く伝わってくる優秀な従業員があんなにいるんだと引き込まれる。
ボスは、現場の仕事は不慣れで、トップの人間はほんとに現場のことができないんだなと、再認識させてくれる。
撮影の終わった2週間後、指導してくれた現場の従業員を本社に呼び、最後の種明かしで、ボスは現場で指導してくれたそれぞれの従業員から得た忌憚のない意見を真摯に受け止め、会社の改革に着手して、現場の人のためになるよう改善努力し、温かい言葉をかける。
番組に出演して潜入したボスも企業改革に努める頭の柔らかい、包容力のある人たちだと思った。
とても面白かったし、ホロっと来る場面も多々ある。
私は、両手で数えきれないくらいいくつもの職場で働いてきたが、番組で取り上げた従業員の方たちのように、頭の下がるプロフェッショナルな人に出逢ったことがあったかなと振り返ってみた。
私はもちろんまったくプロではなかったが、きっと、職場には、ほかの人から見たら、この人はプロだと言える人がいたかもしれないが、自分が働いているときには、ほかの人のことが見えてなかったのだろうなと思う。
自分の仕事で精いっぱいだったこともあり、退職の頃には、いやだったことだけが集積して、誰かをリスペクトするなどの状況が自分になかったのだろうと思うからだ。
いま、60歳になって、年金暮らしで、もう働きに行くことはないだろうと思うし、働けないと思っている。
現役の人たち、これから、働く人たちは、引退する年まで長いようでも10年、20年はすぐに経つ。
一度、ぜひ、若いうちに、プロとして日々を過ごす一時期を体験していただきたいと思う。