暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

ついつい失くす手袋

2016-02-11 20:00:25 | 日記
黒いバックスキンの手袋でよく外出する。

中はもこもことしていて暖かい。

ミトン型のものだ。



     


だが、手袋と言うと、よく失くす物の筆頭だ。


子供の頃は、それぞれの手袋に毛糸を鎖編みしたひもを綴じ付けて、そのひもは首の裏側にひっかけて、左右の手にはめた手袋につながっているので、手からはずれても、なくならないようにしてあった。

編み物好きな母がそうしてくれていたのだと思う。


夫は、毛糸のものや雪の中で使えるタイプのものと、何度か手袋を買ってあげたのに、冬になると捜すがみつからない。

どこかにしまいこんでしまうのか、服のポケットに入れたのか、さっぱりわからなくなる。

そしてまた新しく買うのだ。


私のいま気に入っているこの手袋は厚みがあるので、はずしたときに、ハンドバッグに入りきらない。

かといって、はずしたときに手に持っていては、手がふさがってしまうので、ハンドバッグに無理やり突っ込んでおくことが多い。


きのうは、友人との居酒屋のあと、電車とバスに乗って、真っ暗な自宅近くのバス停を降りると、片方の手袋がない

でも、必ずバッグにはむりむりしまっておくようにしていたので、落としてはないと思うのだ。

バスを降りてから、横断歩道まで歩きながらバッグの中をがさごそ捜してみるがないので、またバス停にもどってみたが落ちてはいない。

バッグがこころなしかスリムになって、中身が減ってます感がある。



まあ、高い手袋は買わないようにしていたから、最悪、失くしたとしてもあきらめようと思いながらも、うちに帰ったらバッグの中をよく見てみよう、と思って家に向かった。

さて、マンションのエントランスで、カギをだそうとすると、バッグの奥に手袋らしい黒いものが見えている。

あ゛~~~、片割れがあったあ


よかったーーー、どこかに落としたんじゃなかったんだ。

安心して部屋に帰った。


たんすの引き出しには、片方を失くした手袋が2つもある。

外の寒い日は、手袋をしないと、手が体温がないのかと思うほど冷たくなる。

失くすことがあっても、手袋は持って出かけたいのだ。


夫が、手袋の一連のこの話をしたら、

「手袋失くすんじゃないか、オレのことばかり責めないで欲しいな」

そうか。じゃ、手袋は失くして当たり前、うちにあったら、良かったね、ってことで、失くしても責めないことにしよう。

そう決めた。



コメント
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