1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

両手合わせて焼香、誰でも出来る。本当の供養とは。

2016-05-17 18:04:11 | 法話
先代(父)一周忌の時息子が「今日学校行ったら駄目かな」と。「何で」と問うと。「病院に行くといつも学校楽しいか、友達は、勉強は、とその事を。法要参列も大事だけど、爺ちゃんが一番喜ぶのは勉強する姿かなと。焼香は帰ってからでも」と。父は孫にこんな心を。先祖を安心させる姿こそ本当の供養。

大事なものは全て目に見えん。

2016-05-17 12:08:17 | 法話
大手食料品店ハローデイ代表加治敬通様から頂いた手紙の中に「私は社員教育で常に『親も先祖も大事にせん者が人生を成功させたのを未だかつて1人も見た事がない。ここに感謝が出来ん者がお客様を大事にするはずがない』と厳しく指導を」と。確かに。感謝の出来る人はどっちに向いても。成功の基本。

秀吉公の本当の敵は、人の欲。

2016-05-17 06:22:56 | 法話
人は皆利潤で動く。その大小はあっても。自分にとって都合良ければ正義、都合悪けりゃ悪の判断。世間の善悪評価は関係ない。秀吉公が半島に兵を送った理由の1つがこれ。大名に分け与える土地がなくなったから。その秀吉公が「起きて半畳、寝て1畳、天下取っても2合半」と。自分の持つ器には限りが。