1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 檀家にも『器用貧乏』なる人が何人か。何でも人より出来るから、何にでも手を出して大成が。不器用な人の方が1つを貫いて本物に。

2022-06-08 08:59:43 | 法話
檀家若者が「朝ドラ『ちむどんどん』で主人公が、おでん屋台でフランス料理風のおでんを。新発想は大事だとは思うが。住職はどう思う」と。「その朝ドラの項、見たよ。フランス料理を食べたかったら、フランス料理屋に行くよね。『王将』に行くは、中華料理を食べたいからでしょ。型破りの方向が違うかな」と。

【追伸】
料理討論で男性と女性の間で、よく持ち出されるは、カレーライスかな。拙僧周囲の大半の男性は、オーソドックスを望み、女性はアレンジを望む傾向が多い。カレーライスに限らず、料理全般、オーソドックスを好むんだよね、拙僧周囲の男性は。海に行きたかったら海に、山に行きたかったら山に、行くべよ。「どこの海に行こうか、どこの山に行こうか」で、悩むだけで。おでんは、やっぱ、オーソドックスな『おでん』の味がいいかな。1回きりなら、変わった味のおでんも面白いが、毎回となると、従来の味が恋しくなるよね。特に、屋台のお客さんは男性が大半。お酒を飲みながら、が楽しみだから。繁盛してる店と、繁盛してない店の違いは、間違いなく味付けだもんね。具材にそう大差はない。どの分野もそうだが、本筋の中で掘り下げて、探究していった方がいいかな。「これで完成」はないもんね。おでんの歴史は1200年と。豆腐田楽から発展して、今のおでんが世に。調味料の開発、中国より道元さんが持ち帰った精進料理も大きく日本料理に影響して、様々な料理法が。