読者が「住職は死刑は賛成派ですか、反対派ですか」と。「これは難しい問題。無残な殺され方をされ、その後の人生(時間)を奪われた人の事を考えると、ね」「通常、判決は主文、理由の順番で言い渡されるが、主文後回しは『死刑確定』でしょ。犯罪者に動揺を与えない為というが、後回しの時点で死刑ですよね」と。
【追伸】
この読者に「主文後回しは、死刑に限った事ではないみたいだよ。無期懲役も後回しにする場合があると」「えっ、どんな場合ですか、というより、何故ですか」と。「被告人は死刑を覚悟していたのに『無期』と初めに言い渡すと、その喜び(まだ、生きられるという思い)から、気持ちが緩みっぱなしになって、判決理由はどうでもいい、と聞いてくれなくなるを避ける為、らしいですよ。まあ、しかしながら、裁判員裁判の制度が重大裁判担当とは、一般の人にとっては酷ですよね。冤罪を無くす為とはいえ。この制度が始まった当初に、拙僧にも通知が。対し拙僧「住職が人を裁くは個人的にどうかと思います。罰金を支払ってでも(当初は拒否すれば罰金が課せられると噂が。裁判員を拒否出来る人、の項目の中に、住職という項目がなかった為)、お受けするを拒否させて頂きます」と返書したら受理されましたが。お受けされた人の話を聞きましたら、見るも無惨な写真を見せられ、しばらくの間、精神が不安定になったという人も。今、この制度は実際のところ、どの様になってるのかな」と。因みに、1年間で裁判員に選ばれるは、約9000人と。国民総数の0、01%との事。但し、地域ごとに選出の為、選出される確率高低は地域(人口に対して事件の数)によって様々との事。