正月早々から痛ましくも由々しいニュースが流れています。兄が妹を 母が
幼児 をと、昨年も多くありましたが、何故にこのような殺人が簡単に行なわれ
るのか、理解に苦しみます。「心」のない人間があまりにも多いのでしょうか。
動物にさえ劣るようです。
1日の新聞に教育再生会議の座長であるノーベル化学賞受賞者の
野依良治氏 が「日本のあるべき人材育成」について、述べられていました。
内容はかなり難しいので、忘れぬように端折っておもな事を列記します。
日本人が先ず身につけること 正しい規範と実世界に生きるすべだ
立場の違う人々と理解しあい、協力すること
日本を支える人材とは 「尊敬されるか、感謝される人に」尊敬は
たいへんだが、感謝は努力さえすれば得ら
れる。
人材を作り出す社会をどう描くか どんな社会も強者と弱者がいるが
そのまま 勝者と敗者にならぬように
トップ人材を育てる意味では平等主義は良く
ない。科学技術はトップが水準を引き上げる
仲間の大切さ 人は自然、社会環境に対峙し、順応しながら
生きていて、ひとりでは無理、仲間がいる。
アジアの友だち作ろう。
教育に対する考え 教育は「社会総掛かり」で取り組まないとい
け ない。学校が教えられることは限られてい
る。
人は学校だけでは育つのではない。家族、
地域、産業経済界、マスメディアも関わる
テーマだ。