今日は成人の日、以前は1月15日と決まっていたのが、昨年から変わって
しまい、未だにピンとこないのです。テレビのニュースで「ああ、成人の日か」と
知らされる程です。
また、わたしの地方は、町合併が行なわれる前までは、成人式が町の体育館
などで行なわれ、町の中心部へ買い物などで出かけると、振袖姿を見かけること
もありました。合併で市になってからは、隣の阿児町で行なわれるため、とんと
見られなくなり、成人式が見えなく?なりました。
新成人の数も減少していますから、自分の地区にでもいればですが・・・若い人
が本当に少ないのです。せいぜいテレビで成人式の様子を見るぐらいです。
各地で行なわれている成人式でしたが、北海道の夕張市で市が予算化されない
中、自分たちで立ち上げ盛り上げた手作り成人式はどこの成人式より立派で、
さわやかでした。わずかの金額、寄付金を頂いての式で、全額使うのでなく、残り
の金額は来年、再来年へと継いでいくとのことでした。
馬鹿騒ぎの成人式の多い中、一服の清涼剤の思いがしました。
谷川俊太郎さんの詩の中に
「どんな美しい晴れ着も どんな華やかなお祝いの花束も それだけでは
きみをおとなにしてくれない」・・・・・
(今朝の新聞紙上に掲載)
ちなみにわたしの成人式は、まだ学生でした。昭和29年でした。
神社でお払いを受け、記念撮影で終わりと簡単なものでした。