夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

個(人)の品格(品性) 言葉について

2007-01-26 20:48:55 | Weblog

  「国家の品格」は藤原正彦氏の本ですが、私は個人の品格(品性)もある程度
  無くしたくないものとして考えたいと思います。

     品性は生まれつきの天性もありますが、それでも日常の行いや、教養、
  礼儀、言葉、 身だしなみ等
生活の中で気をつけたいこともあります。わたし達
  は大衆人です から上品に振舞うことは到底出来ないですが、相手に対して失礼
  にならない程度は身に付けたいものです。

     今日は中でも「言葉」で気になるものとして「俺」という言葉ですが、公衆の面前
  やテレビ、女性、目上の人に対してで「俺」のことばを使っているのを見ると、
  教養を疑いたくなります

     かつてNHKのアナウンサーをしておられた鈴木健二氏「俺」と言うことばの
  後に続くのは「俺は・・・・やった」「俺は・・・・する」「俺はつよい」となる。それに
  対して、わたし(ぼく)には続くことばとして「・・・・しました」「・・・・・です」となる
     また「俺」には「お前」と 「わたし」には「あなた(あんた)」と対する言葉も
  自然とこのようになると。

    わたしの方は田舎ですから男の方の中には「わし」のことばも使われますが
  これは何とか優しく響きます。

    方言もあまり乱暴な使い方は親しい者同志はよいとしても、公の場や目上
  の人に対しては気をつけたいものです

   テレビで若い人が「俺」を無造作に使っているのを見ると、やはり礼儀を知ら
 ない者として感じます。

   ですから「俺流」と言うどこかの野球監督はわたしは好きではありません。