夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

「格差社会」を考える  文春 2月号

2007-01-19 19:58:36 | Weblog

   今新聞紙上やニュースの論点に「格差社会」が論じられます。
    今月届いた文春2月号「驚愕の予測 10年後の格差社会」がトップ記事に
    挙げられていました。

   11の格差が日本を分断する

  Ⅰ 「雇用格差」  正規雇用か 非正規雇用か これにより所得格差の拡大
               となる。パート、アルバイト、フリーターのハンデイ
     2 「会社間格差」 人生を左右する待遇の差 成果主義によるリストラ
              労働時間の規制の除外  残業代が出ない

     3 「所得格差」   企業の人件費抑制 ワーキングプアーが増える

   4 「資産格差」   富む者はより富み、富まざる者は貯蓄さえ出来ず、
               自己破産者が増える。

   5 「教育格差」   少子化で大学生が少なく授業料の値上がり、ゆとり
                   教育の弊害で、私立校へ流れる、高所得者でなければ、
                高教育が受けられない。

     6 「自治体格差」 夕張市がよい例、悪い自治体からは住民は逃げる

     7 「治安格差」   都市部の危機による防犯体制、郊外のマンションは
                  スラム化されていく。

     8 「対災害格差」   自治体間の安全性に関する格差 財政との関係
                三重は全市区町村共耐震診断補助を受けられる。
                全国で4県のみ

     9 「医療格差」     産科や小児科の医師不足、減少、精神科や眼科は多い
                              過疎地の医師不足、都会の高所得者のみが、命と健康
                 保障される。

  10 「結婚 出産格差」 フリーターの急増で非婚化、少子化に拍車 

  11 「老後格差」  老人ホームで悠々自適の余生を過ごせるのは資産家
               だけとなる。少子化のため介護の担い手が少なく、施設
                 へとなるが、総量規制がなされ(介護給付の場合)
                有料へとなる。
   
      近未来の日本社会です。わたし達はどの階層で生活できるでしょうか。