今新聞紙上やニュースの論点に「格差社会」が論じられます。
今月届いた文春2月号に「驚愕の予測 10年後の格差社会」がトップ記事に
挙げられていました。
11の格差が日本を分断する
Ⅰ 「雇用格差」 正規雇用か 非正規雇用か これにより所得格差の拡大
となる。パート、アルバイト、フリーターのハンデイ
2 「会社間格差」 人生を左右する待遇の差 成果主義によるリストラ
労働時間の規制の除外 残業代が出ない
3 「所得格差」 企業の人件費抑制 ワーキングプアーが増える
4 「資産格差」 富む者はより富み、富まざる者は貯蓄さえ出来ず、
自己破産者が増える。
5 「教育格差」 少子化で大学生が少なく授業料の値上がり、ゆとり
教育の弊害で、私立校へ流れる、高所得者でなければ、
高教育が受けられない。
6 「自治体格差」 夕張市がよい例、悪い自治体からは住民は逃げる。
7 「治安格差」 都市部の危機による防犯体制、郊外のマンションは
スラム化されていく。
8 「対災害格差」 自治体間の安全性に関する格差 財政との関係
三重は全市区町村共耐震診断補助を受けられる。
全国で4県のみ
9 「医療格差」 産科や小児科の医師不足、減少、精神科や眼科は多い
過疎地の医師不足、都会の高所得者のみが、命と健康を
保障される。
10 「結婚 出産格差」 フリーターの急増で非婚化、少子化に拍車
11 「老後格差」 老人ホームで悠々自適の余生を過ごせるのは資産家
だけとなる。少子化のため介護の担い手が少なく、施設
へとなるが、総量規制がなされ(介護給付の場合)
有料へとなる。
近未来の日本社会です。わたし達はどの階層で生活できるでしょうか。