夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

裁きが気になる様々な少年犯罪  

2008-04-23 20:31:33 | Weblog

   昨日は、10年に至る山口県光市の母子殺害事件最高裁から差し戻し
   (死刑回避に足りる特に酌量すべき事情が見当たらないとの理由)で広島
   高裁「死刑」判決を下したとの報道でした。

       当時18歳といえば善悪の判断は出来得るはずです。18歳であるが故に、
    少年法が適用され、刑が軽く扱われることもままあります。昨日の広島高裁
    の判決には多くの人が、納得の思いだったことでしょう。(死刑廃止論者は
  別として)

        毎日の如くに少年による犯罪が報じられ、しかも最近ではネットによる
   殺人
や、ただ「誰でも良い、人を殺したかったから」と衝動殺人も増えて
    います。

    この子たちにも親兄弟はあるだろうに、犯罪者を出した家は社会から
    どんな目で見られるだろうか、考え及ばないのだろうか・・・その前に小さい
    時からの家庭教育のありかたが問われるでしょう

        犯罪をもたらす要因として、今では携帯電話、インターネットの出会い系
    サイト・漫画やテレビ等による犯罪シーン・また学校でのいじめ、自分の思う
    ようにならない不満のはけ口等、わたし達の子供の頃には思いもよらない
    事柄です。

    少子化で子どもを自由気ままに育て、子どもの言うままになっている親
     もあり、何もかも平等が正しい、差別はするなと社会全体もこうした風潮を
     良しとしている結果、我慢ができない、自己主張だけは立派??な子ども
  が育っているのです。

        最もやらねばならない家庭での幼児の教育(躾)が出来ない情けない
     家庭もあります。志摩市の学校でさえ、給食時、食べ終わっての
      「ごちそうさま。」の言葉さえ、
      「給食費を払っているのになぜ感謝しなければいけないのか。」
      とさえ言う児童がいるそうで、何おかいわんや・・・です。

      またわたしの方の学校でも先生を「先生」と呼ばせず、「○○さん」と
    呼ばせているとか、同和教育のせいでしょうか。先生と生徒(児童)は
      平等でないと言いたいわたしです。

        これからもこんな子ども達が育っていって、如何なる世の中になるか
     懸念せざるを得ません。

      田植えの終わった  我が家の前の水田