夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

83歳の友を訪ねて  認知症を語る

2009-11-21 18:15:35 | Weblog

   親戚の専業農家が黒米を生産していて、餅米、普通の米とブレンド
   して「赤めしくん」として、市場に出しています。

   今日はそのお米の配達を兼ねて鳥羽市安楽島の友だちNさんを
  ねました。鳥羽小での同僚でした。Nさんは80歳は越していますが、
  かつて、軽い脳梗塞で治療したこともあり、今も時々通院しているとの
  こと、しかし、元気で日常生活をしています。

   一人暮らしですが、家のすぐ下には妹さんの家族が居て、買い物
  や何かと助けて下さるそうです。また時々は孫たちも来たりで、にぎや
  かな時を過ごすとか。わたしも1年に4~5回はおじゃましています。

   今日もわたしが訪ねたら、妹さんがお菓子や果物など用意してくれ、
  話の仲間にも加わり、3人で談笑でした。

    Nさんの話だと妹さんには、少し認知症があり、「・・・・が無い。」と
  よく言うそうですが、わたしたちの年齢になると、「忘れる」と言うこと
  は日常茶飯時にあり、わたしも結構どこへ置いたか物の在りかが分
  からなくなることがあります。

   これらをみんな認知症と言うことになれば、高齢者はみんな認知症
  になるでしょう。

   認知症の始まりは、「ものを忘れる、何かが無くなる。」と言い出す
   ことだそうですが、その程度はまだ良いとして、「誰かが物を盗った。」
   と他人(ひと)のせいにしたら、いよいよ始まりかも知れません。

   まだあまり生活に支障をきたさない程度ならば、周りが気をつけて
   人の輪の中に入れたり、話かけたり進行を遅らせることが出来るで
    しょう。

   家の中に閉じこもり誰とも話すことが出来なかったら、健常者でも
   おかしくなるやもです。1日35人と(何が根拠か分からないですが)
   話すことが予防にと聞きますが、要は外に出て、人と交われと言う
  ことでしょう。
              

   Nさんは手仕事もこまめにされ、洋服なども太って着られなくなった
   ものなどリフォームするとか、見せてくれました。まだまだ元気でいて
   もらいたいです。何より明るくおしゃべり大好きが認知症予防になる
   のかも・・・・・。