わが地区磯部町には「天の岩戸」と古くから呼ばれる所があり、
名所として保存しています。ここには洞窟があり、洞窟内には、伊勢
神宮の上流(神路山)から水が流れきて、名水百選にも選ばれて、
各地から水を求めてこられる人も数多くあります。
岩戸入り口
鳥居の奥が洞窟
今日は11月23日(昔は新嘗祭と呼ばれていた)の例祭として、お参
りに来られる人々に振る舞いの行事がありました。保存会(地区の
老人会)の人たちで、サンマを焼いたり、焼き芋などまた袋菓子も用
意され頂きました。
サンマ焼き アルミ箔に包んださつまいも
洞窟の前にはお供え物もきちんと三方に載せられ、磯部神社から
神主さんも来られで祝詞をあげられます。
地区内だけでなく、旅の途中でも寄る人もあり、隠れた観光名所
ともなっています。
岩戸信者も全国にあり、遠くからバスを連ねて来られ、2月ごろ、
寒中に白装束で滝に打たれて禊ぎ(みそぎ)をする団体もあります。
禊ぎの後は洞窟内へ入っていきます。洞窟の入り口は1人が入れ
るくらいですが、少し奥に入ると、広い場所があるそうです。
今日は昨夜の雨も上がり気温も上がり、次ぎから次へと参詣者
もあり、みなさん焼き芋やサンマで温まって帰っていかれました。