夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

 30数年ぶりの出会い   老人グループホームも訪ねる

2010-02-02 18:54:05 | Weblog

   30年余りに至って毎年丁寧な年賀状を頂いている、鳥羽での
   教え子のお母さん(T・Hさん 68歳)ですが、今年は是非会いた
   いとのことで、わたしの方が車に乗れるので出かけました。

   お昼をご一緒にと鳥羽磯部漁協の直営店「魚々味」(ととみ)へ
   行き海鮮丼を食べました。・・・・魚貝のお刺身が寿司ご飯の上に
   載せられていて、すぐ売切れてしまうメニューだそうです。
         海鮮丼 (海の幸がいっぱい ・・・1200円) 
         
          
  隣の海鮮市場 みやげ物店
            

   何しろ30数年ぶりですから、話題は尽きず、家族のこと(97歳
   のお姑さんを長くお世話し、送られたことなども)子どもたちのこと、
   (教え子でかつて日航のスチュアーデス)そのお子さんは今年大学
   受験、とのこと、など年月の長さを感じました。

   また現在は、となりに住んで居られた一人暮らしのM・Aさん
   (83歳)のお世話もされているとのことでした。

      
・Aさんは元先生ですが、身寄りがなく、今は市内にあるグループ
    ホームに入居されていて実質親権人のようにすべてお世話しています。

   今日は昼食後そのホームを訪ねました。私もかつて先生グループで
    の海外旅行の際はご一緒したことがあり、また日本画も描かれ個展も
    されたりで知っていました。
            グループホーム「アラシマ」玄関前
         

   今は少し病気(パーキンソン)もあり、少し認知症もあり、私のことも
    知っているようでしたが、あとで「わたしのことを「あの方どなただった?」
    とついさっきのことは忘れてしまうことを、T・Hさんは言っていました

   しかし、訪ねていったことはすごく喜ばれ、あまり長く居てはと
   腰を上げると、「まだ居てほしい。」と、2時間ほどもいました。
     ホームもコーヒーまで持ってきてくださり、「話してやってください。」
   と訪ねていったことに気持ちよく対応してくれました。

   グループホーム「あらしま」 若いスタッフのみなさんも本当に明るく
  やさしく、M・Aさんも「ここが一番よい。」と多分終の棲家になるであろ
  うホームで満足気で、顔もおだやか、訪ねていって良かったと思いま
  した。

  私とていつどのようなお世話になるやらも分からないです。他人事
  とは思えないですが、今の所、T・Hさんのようにお世話できる立場で
  いたいです。