昭和20年8月6日広島に原爆が投下されてから、65年目の夏を迎え
ました。戦争を知らない世代の方が多くなり、平和が続いている日本ですが、
広島・長崎の犠牲があっての平和を忘れてはならないです。
今日の広島市での平和記念式典には、初めて国連総長やアメリカ大使の
出席もあり、世界の各国からも代表が「核廃絶」を訴えての出席でした。
午前8時15分投下時刻に1分間の黙祷があり、わたしもテレビと共に
黙祷をしました。
何故広島・長崎か?
アメリカの原爆実験の一つであり、(トルーマンは アメリカの
兵士を救うためと述べているが)5つほどの都市が候補、京都
は古都であり、新潟は遠い、広島は人口も多く、市内に高い
ものがない。長崎はキリシタンの町である。
また広島はウラニューム爆弾・長崎はプルトニューム爆弾
とのこと、 広島への原爆
多くの死者を出した原爆、未だに被爆に苦しむ人々、ガンの発症など
被爆関連 もあり、原爆症認定などで取り沙汰されてもいます。
今朝もラジオ深夜便での「明日への言葉」で「魂の水で原爆ドームを描い
て20年」と言う被爆証言の会代表の原 廣司さんの話がされました。ドーム
だけを描きまわりの物は一切描かないと・・・・ドームが、見る者に訴える
のでしょう。
テレビも吉永小百合さんの原爆詩の朗読とコンサートなどのドキュメント
が放映されました。峠三吉さんの「ちちをかえせ・・・」の詩と共に・・・
広島、長崎の犠牲の上に築かれての平和日本、核廃絶の先鋒となって
全世界に叫んでいかねばならないでしょう。