今日は忙しい一日となりました。午前中は隣町のライブラリーへ返却と
借本に行き、その足でジャスコ内の書店にて「ラジオ深夜便4月」と曽野綾子
さんの「老いの才覚」を買い、ついでの食料品も購入、家に帰りました。
昼食を済ませ、一時に家を出て鳥羽市へと、約束していた、知人のHさんを
車に乗せ、鳥羽市安楽島(あらしま)に建つ老人ホーム(グループホーム)へ
行きました。知人のNさんが1月末に入所していて、一度も尋ねていなかった
のでした。Hさんは隣に住んでいた方が入所なので、何度も行き、お世話して
います。(事実上の成年後見人です)
Nさんはまだ若く、私の1歳上 です。見た目には何故入所したのかとさえと
思われました。私が行くと喜びいっぱいの顔でした。どうして入ったのに対して
周りが、1人でいると頼りないからと入らざるを得なくなったようでした。
しかし中での生活は、私ならば一日たりとも暮らせないと思いました。食事
は3食とも食堂へ、洗濯もしてくれる。掃除も全て施設でする。部屋にはテレビ
もなく(広間の方には設置)ラジオだけ、本を読むでもなく、寝ている以外する
ことのない生活でした。健康な者でも痴呆になりそうな暮らしです。
体は一応健康ですから、Hさんとも話して、日記でも書けばと働きかけまし
たが・・・・・本人はやる気力がなくなってきていると認識でした。自分でわたし
は子どものまんまだわ。と笑って言っていました。
帰途Hさんと珈琲店で、お互い身の回りの整理や食事の用意が出来なくな
ったら認知になるかもねと話しました。
今日購入した「老いの才覚」 曽野綾子 著の中に
ー 他人に依存しないで自分の才覚で生きるためにー 「自立」と「自律」
● 高齢者に与えられた権利は、放棄したほうがいい。
● 老化度を測る目安は「くれない指数」・・・・・してくれないなど
● 老人が使う言葉が極度に貧困になった。
● 人に何かをやってもらう時は対価を払う。
● ひと昔前まで、人は死ぬまで働くのが当たり前だった。
● 料理・洗濯・掃除・・・日常生活の営みを人任せにしない。
● 老年の仕事は孤独に耐えること。