今日のシネマ
1994年 アメリカ
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私の記憶力は日々減退しています。
一度観た映画の内容が薄れてしまうのは仕方がないとして
観たかどうかも曖昧で、
この 「告発」 は、観た、と思っていたのに とうとう内容を思い出せないまま迎えたエンドロール。
はぁ・・。
タイトルはすごく頭に残っていて、裁判ものだったような、
というあやふやな記憶も当たってました。(じゃあ、やっぱり観たのか?)
30年代後半、サンフランシスコ。
若きエリート弁護士ジェームズ・スタンフィルの初仕事は、アルカトラズ刑務所内で起きた殺人事件だった。
被告は25年の刑に服役中のヘンリー・ヤングという若い囚人だった。
ジェームズの度重なる訪問に、ヘンリーは少しずつ心を開くが、事件のことには触れたがらない。
だが、彼の発するわずかな言葉の端々から、刑務所内の実態が明らかにされていく。(映画COM.より抜粋)
かの悪名高きアルカトラズ刑務所。
そこで実際に起きたヘンリー・ヤングという囚人の話。
実話じゃなかったら どんなに辛い内容でも
作り物なんだから、って自分を落ち着かせることができるんだけど、
本当のことってなっちゃうと、私の頭の中の本物のヘンリーが悲鳴をあげていたたまれなくなる。
この事件をきっかけに アルカトラズは閉鎖になった。
それほど非人道的な事件だった。
とにもかくにも、ヘンリー役の ケビン・ベーコン が この映画を作ってると言っても過言ではない。
もちろん 若手弁護士役の クリスチャン・スレーター と
ゲイリー・オールドマン の悪役ぶりもすごく良かったけど。
法廷でヘンリーが訴えます。
「あそこへ戻るくらいなら死刑になって死んだ方がいい」 と。
死よりも辛い環境っていったい・・・
『ショーシャンクの空に』 に感動した方で未見の方、
是非 この映画を観てみてください。
法律って、人権て 何なんだろう・・・・