昨日は親の会に行ってきました。
この場所でも何度か取り上げていますが
二男が小さい頃から続けている発達障害の子どもを持つ親の会で
一応、私が番頭をやっています。
初めて来て下さったお母様がいたのですが
息子さん(現在18歳)が高校一年の時に発した
「死にたい。病院に連れてって」
という言葉で 初めて異変に気付いたそうです。
そんなになるまで我が子の苦悩をわかってあげられなかった、と
そのお母さんは自分を責めていましたが
彼が自分からお母さんに苦しみを伝えられたこと、
そしてお母さんが彼のことを理解しようとその後頑張ったこと、
それはすごいことですよ、今わかってよかったですね。
と みんなでお母さんと息子さんを称えました。
彼は今、埼玉の病院にかかっていてアスペルガーの診断を受けたそうです。
驚くことに、その病院はつい先日までパパが前立腺でかかっていた病院で
何かの縁を感じました。
この親の会は やはりずっと続けていかなくてはいけない、と
存在価値を噛みしめた時間でもありました。
帰宅後、大河ドラマから続いて 自閉症の 東田直樹さんの番組を見て
ものすごい衝撃を受けました。
2年前の放送、私は見ていなかったので、尚更です。
自閉症スペクトラム と言っても その内容は人により全く違います。
うちの二男と東田さんとでは、一見すると 東田さんの方が ”重度” と見えるでしょう。
しかし、彼の発する言葉の中に 私が二男をどうやっても理解できない部分の解法を見つけました。
そして、それは 二男の問題ではなく、私の方の問題だった、と気付きました。
いや・・・実は気付いてはいたけど、認めたくなかった、ということなんだと思います。
私は二男のことをもっと理解するために 東田さんの本を読もうと思います。
私は今まで 何をやってきたんだろう。
本当に昨日は色々考えさせられた一日でした。
見えないゴールではあるけれど、そこに向かって進むことが大切。
いくつになっても学びは続きます。