昨日は横浜の実家へ。
前回行った時、母が「髪を紫に染める」と言ってたので
ちょっとドキドキしながらリビングに行くと、紫というよりはピンクヘアーの母がいました。
まあ、本人は気に入ってるようなのでいいとしよう。
いつもは妹が最寄駅まで車で迎えに来てくれますが
昨日はちょっと用事で遅れるということで駅から歩いて帰りました。
実家は坂をいくつか越えた高台にあるので、行きは25分ほどかかります。
懐かしい道をてくてく思い出に浸りながら歩いていると
ある一軒のケーキ屋さんの前に着きました。
私が通っていた小学校のすぐ隣にあるケーキ屋さん。
一度は通り越したものの、なんだかとってもノスタルジックな気分になって引き返し
お店のドアを開けると 見覚えのある御主人の顔が・・・
アップルパイとロールケーキを注文すると今度はそこに奥様が登場。
変わらない笑顔に つい・・
「あんまり懐かしくて寄ってしまいました。実は私、そこの小学校に通っていたんですよ。
今は埼玉に住んでいるんですけど、今日は実家に帰る途中なんです。
いつもは車なのでこの道通らないんですけど、今日は歩きだったので・・なんだかとっても懐かしくてつい・・」
そしたらその奥様、満面の笑顔で
「まあ嬉しい! 時々そうやって懐かしんで寄ってくださる方がいるんですよ~
年は取りましたけどまだなんとかやっております。もう40数年経っちゃいました。
これからも出来る限り長く続けていきますのでまた寄ってくださいね」
なんかすっごくいい気持ちになりました。
里帰りって こういう事なんだなって。
たまには歩いて帰るのもいいね。
そんなハッピー気分の余韻に浸りながら到着した実家では
実は色々ありまして・・・
何か問題が起きても電話ができないってほんと不便。
いや、不便を通り越して大きなアクシデントを引き起こすこともある・・
耳の遠い母を一人にしておくって、やっぱり無理があるなぁ。
・・・そう言いながらまた時間は流れていっちゃうんだけど