やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

息子、通信制高校3年生

2024年04月06日 | 日記(息子・高校生)

息子、いよいよ通信制高校3年生です。

 

同じ通信制高校に転校してきた幼なじみのY君は、一足先に卒業、4年制大学に進学されました。

 

息子とはまた違った困難を抱えたY君、本当によく頑張りました。

 

大学は、片道2時間以上かかるとのこと。

通信制ではないので、今まで以上に大変だと思うけど、必要なときはしっかり休みながら頑張ってほしいです。

 

Y君のママさんも、すごい!

 

調子の良いときと悪いときの波が大きく動けないときもあるといっていたY君。

時に励まし、時に休ませ、心理学を学びたいというY君を大学進学までサポートしてきたのだから・・・。

ママさんの根気強く温かな見守りがあってのことだと思います。

 

息子は、この一年、高校卒業を目指して頑張ります。

 

9日の健康診断から新学期が始まりますが、今は不安も強く、強迫症状の一つなのでしょうか、頻繁に誰かに威圧されてるような声が聞こえてくるそうです。

 

レクサプロを0.25錠増やしても、眠っている時間が長くなっただけのような気がします。

この不安や強迫症状は、そう簡単には治らないのかもしれません。

 

ならば、私が息子の安全地帯となって、息子のダメージを出来るだけ少なくしてあげたいと思います。

 

さぁ、また一年、息子と一緒に頑張るぞ!!

 

 


科目登録に行って来ました

2024年03月12日 | 日記(息子・高校生)

11日、息子の通信制高校の来年度の科目登録に行って来ました。

 

息子も、いよいよ3年生です。

 

その二日前、息子は、父親と一緒にヨドコウスタジアムへ、セレッソ大阪vs東京ヴェルディの試合を観に行きましたが、観戦途中で具合が悪くなってしまいました。

 

「しんどい」

「頭が圧迫されている感じがする」

「体調不良のところに反芻で追い打ちかけられて絶望的」

などと、息子からLINEメッセージが送られてきましたが、家にいる私にはどうすることも出来ません。

 

「そうなんや」

「薬飲んだ?」

「しんどくても、だいじょうぶやからな!」

等々、メッセージを送るぐらいです。

 

後々、息子に話を聞くと、この日のスタジアムは満員で人に囲まれているし、「生きてる価値があるんか?」みたいな言葉が突然頭によぎって、それからは延々と反芻を繰り返し、全く試合を観るどころではなかったようです。

 

恐らく、科目登録で登校しなければならないという不安もあったのでしょう。

 

科目登録当日も、息子はぐずぐずとしんどそうにしていました。

 

「行けへんの?」

と、聞くと、

「行く!」

 

薬(エチゾラム)を飲んで、歯磨きをすると、少し落ち着いたようでした。

 

科目登録では、出席日数の多い科目、理数系を取らないようにしたため、もう科目が限られていました。

3年目となると、体育や芸術、理科系等、必須出席の多い科目は全く取らなくてもよいので、これまでより随分楽が出来そうです。

 

「前期で18時間やったら、全日制の3日の授業やな。」

と、息子。

 

一日1時間しか授業に出られなくても、18日登校すればよいのです!

 

教科書を送ってもらうための送り状に住所や名前を書くのに、息子はものすごく時間がかかっていました。

 

緊張するようなところでなくても、常に息子の心と体は緊張していて、うまく動けなかったり、それでまた疲れてしまったりするのです。

 

帰りの電車でまたまた具合が悪くなって、薬を飲むことになった息子。

一人だとパニックになって、薬も飲めないかもしれません。

 

無理させてるんちゃうか?と、悩むこともあるけれど、高校卒業までのこの経験が息子の力になることを願っています。

 

二人三脚で頑張ろう!

 

 


終わった終わった!

2024年01月30日 | 日記(息子・高校生)

息子の通信制高校の後期単位認定試験が終わりました。

 

後期の息子の受験科目は5科目で、1時間目の試験が2日間と、昨日は、2時間目、3時間目、5時間目と、一日がかりの試験となりました。

 

「一人で行くから!」

と、2~3日前から息子は一人で頑張る気でいましたが、やはり、登校直前になると胸が苦しくなり、不安と緊張で調子が悪くなってしまいました。

 

元々、私は同行するつもりでいたので、

「どっちでもいいで~。」

と言いつつ、出かける準備だけはしていました。

 

この試験に出られないことで、この半年の努力が水の泡になることは避けたくて、

「だいじょうぶ、だいじょうぶ!

受験さえすれば、まず合格や!

もう一回、スクーリングに出てレポート出してって、嫌やろ!」

と、半ば無理やり学校に連れて行きました。

 

息子の目が怯えているような感じで不安はありましたが、なんとか受験しました。

 

息子は、調子が悪くなったときにすぐ外に出やすいように、ドアの近くの一番後ろの席で受験させていただいています。

 

試験が終わってから、息子は、

「ずっと見張られてる気がして、

『何でずっと見張ってるんですか!?』って、叫んでしまいそうになった!」

と、言っていました。

 

「試験官の先生に?

見張ってるんじゃなくて、調子が悪くなれへんか、見守ってくれてるんやと思うで。

まぁ、これでまたしばらく休みやん!

終わった終わった! 万歳や!!」

 

結果は2週間後ぐらいに送られてきますが、多分だいじょうぶでしょう。

 

修学旅行等の行事に参加しない息子は、これから2ヶ月、長~いお休みです。

 

年末から試験までの間の休みは、受験できるかどうかと、息子は無駄に不安がっていたので、今度こそ心からゆっくり休めたらいいなと思っています。

 

 

 


頑張った!

2023年12月23日 | 日記(息子・高校生)

息子、通信制高校の後期スクーリングとレポート提出、全て完了しました!

 

あとは、1月下旬に単位認定試験が行われます。

平常点と併せて認定されるので、試験で20点獲得出来ればまず単位取得は問題ないのでしょうが、果たして受験できるか!?

1時限目からの試験が2科目もあるので、ちょっと心配です。

スクーリングやレポートなど今までの努力が無駄にならないよう、なんとか受験させてあげたいです。

 

修学旅行やスキー講習に参加しない息子は、1月から3月までに登校するのは、この単位認定試験の3日だけです。

補講や追試、修学旅行等の行事ため仕方がないのかもしれませんが、もう少しスクーリング期間が長ければ、息子ももっと楽に登校出来るのになぁと思ってしまいます。

 

スクーリングはなるべく中三日以上あけるよう時間割を組んでいますが、開講科目の都合で月曜日に登校して水曜日も、と、中一日になることがあります。

そうなると息子はかなりしんどそうで、疲れがたまると不安も大きくなるようです。

 

電車通学して1~2時間授業を受ける。

息子にとっては、これが限界ぎりぎり。

中一日では疲労が取れないのです。

 

今週は、日曜日に部活のサッカーの試合があり、水曜日と金曜日がスクーリングだったので、息子の疲労はマックスとなって、家ではぐったりしたまま何も出来ませんでした。

 

そんな状態だからこそ、よく頑張った!

 

息子が後期のスクーリングに出席した日数は、26日。

息子の場合、20日分ぐらいは放送視聴レポートで代替えしてもらっていますが、レポートを書くのも結構大変なのです。

 

視聴レポートは、NHK高校生ラジオ講座を聞いて内容を600字にまとめ、さらに200字で感想を書かなければなりません。

内容をまとめるのは私も手伝いますが、それを写して、感想を書くだけで、息子は毎回一日仕事です。

 

もっとさらっと書けばいいのにと思うのですが、強迫性障害の症状なのか、何度も確認して書き直して、数行書き終えたら、疲れて1時間ぐらい休憩して・・・という感じです。

それでも、「授業に出るよりは、ちょっとまし!」なのだそうで驚きです。

 

だからこそ、本当によく頑張った!

 

まだ単位認定試験が終わったわけじゃないのに、私はやり切った感が出て、ぼーっとしてしまいます。

息子と一緒に登校して別室で待機、視聴レポートは事前に講座を視聴してまとめてから息子と一緒に視聴。

 

息子のサポートを最優先にしようと、諸々割り切ったからこそやり切れたのだけれど、私も頑張りました!

 

 

 


18歳になりました。

2023年12月08日 | 日記(息子・高校生)

息子、18歳になりました。

 

成人です!

年齢の上では・・・。

 

お誕生日のお祝いは、前倒しで2日に、ばあばを家に招いて、お寿司とケーキを食べながら、録画しておいた息子のサッカーの試合を観ました。

 

プレゼントは、さらに一ヶ月ぐらい前にサッカーゲームの発売日に先渡しです。

 

「大人になるなぁ・・・。」

って、息子に言ったら、

「もう大人やから、クリスマスプレゼントはいらんで。」

と、言われました。

 

小学5年生のクリスマスに親からプレゼントを渡すようになり、

「一度親からプレゼントをもらうと、サンタさんはもう来なくなって、〇〇が大人になるまでは、ママやお父ちゃんがサンタさんの代わりをするからね。」

と、説明したのを覚えていたのでしょうか。

さすがにもう、サンタさんを信じてはいないと思いますが・・・。

 

7日の誕生日は、ママ友さんがケーキを持ってお茶しに来てくれたので、またまたケーキをいただきました

 

息子の同級生は、すでに大学合格が決まっているそうです。

 

18歳になった息子は、いつにも増してハグの回数が増え、ぐるぐる歩き回ったり、お風呂で呼び出しを鳴らして、「ドアの前におって」と言ったり、大人になったことが不安なのでしょうか?

 

この日を境に何かが変わることなんてなくて、ゆっくり大人になっていけばいいのです。

 

とりあえず、目標は、高校卒業!

 

息子は、登校したり部活に参加することで精一杯なので、今はまだ就職も進学も考えられません。

 

一歩一歩、地力UPしていこう!

 

 

 

 


復調してきた?

2023年08月28日 | 日記(息子・高校生)

全国大会の後、なかなか息子の調子が上がらず、寝ているか、部屋の中をぐるぐる歩いているかという状態がず~っと続いていました。

 

不安が強くて私から離れられない、一人で電車に乗るのも怖いという息子が、みんなと一緒に全国大会でニ泊三日を過ごしたということは想像以上に大変で、持っていたエネルギーを全部使いきってしまったようです。

 

一回戦の前半だけでメンタルがボロボロになってしまった息子は、

「おらん方がましって、思われてる・・・。」

と、しょげていましたが、2回戦は気持ちを切り替え、水を配ったり、マッサージをしたり、出来ることを頑張ろうとしていました。

 

2回戦敗退後は、息子だけ宿泊せずに、父親の運転する車で帰ってきましたが、4週間経ってようやくエネルギーが戻りつつあるのか、今日、息子は久しぶりにリフティングをしていました。

わずか5分程ですが・・・。

 

リフティングをしようと思えるようになったことが大事!

復調の兆しです。

 

一方、お留守番中に具合が悪くなって心配させられた猫の我愛羅。

この子もずっと調子が悪くて、吐いたり、咳き込んだりするので動物病院に連れて行きました。

 

治療は人間の風邪と同じなんですね。

ネブライゼーション…人間だとマスクなどで口や鼻に直接吸入しますが、猫はそうはいかないので、薬が充満した小さな部屋に入れられていました。

 

お薬も、抗生物質と咳止め。

 

昔、息子が小さい頃、耳鼻科でよく処方されたものです。

 

息子も抗生物質を飲むのが苦手で、濃い味のアイスクリームに混ぜて飲ませたものですが、我愛羅に飲ませるのもこれまた一苦労!

 

錠剤を粉々に砕いてウエットフードやおやつのチュールに混ぜて与えても、我愛羅は一口食べてもう食べない!

なんか違うと、味や匂いでわかるのでしょうか!?

 

投薬用の注射器みたいなものを買いましたが、これで飲ますことも難しい!

 

食べさせたことのないお値段高めのおやつに、お薬一回分を二度に分けて混ぜて与えると、我愛羅は気付かず喜んで食べてくれました。

 

我愛羅もまた元気になってきて、最近は咳き込むこともなくなりました。

 

 

窓際で寝てばっかりだけど、やっぱり猫だものね

 

 

 


貴重な経験

2023年08月03日 | 日記(息子・高校生)

7月30日、日曜日。

2回戦は、蛇塚スポーツグラウンドで午後3時からのキックオフでした。

 

息子のチームは、息子を含め13人で参加しています。

そのうち、一人の生徒が昨日の試合で足を軽く痛めたそうです。

息子は、昨日の試合後、メンタル的にプレーするのはもう無理だと言っていましたが、このままみんなと宿泊することを選びました。

 

朝、6時半、息子から送られてきたLINEメッセージは、

「怪我している人もおるから勝った場合は頑張って残ると思う。」

「でも、負けた場合は父ちゃんと(車で)帰りたい」

「勝っても調子が悪かったら帰りたい」

「今もそんなに調子良くない」

と、頑張らんな!、頑張れるかな?、と、揺れている気持ちが伝わってきました。

 

「帰りたかったら、すぐに帰ってもいいんやで!

もう十分頑張ったから、〇〇がやりたいようにしたらいいと思う」

と、私はすぐに返信しました。

 

「試合まで頑張ってみるわ」

「全然ダメでもそれでええやんな、

昨日も頑張れたんやし、最低限それやれたら」

と言うので、

「ママの想像以上に頑張れてる

「いつでも迎えに行くから、〇〇は〇〇の精一杯頑張ればいいんやで」

と、送ると、

「うん!分かった!」

と、返してくれました。

 

ところが、8時41分、

「しんどい」

と、息子からLINEメッセージが・・・。

 

「迎えに行こか?」

と、聞くと、

「ちょっと頑張る」

「試合会場に行くだけ行く」

「スタメンは無理って先生に言っといた」

「でも、ギリギリなんはギリギリやわ」

というような返信がありました。

 

かなり不安な様子なので、

「今から宿舎に行こか?」

と聞くと、

「うん 来てほしい」

と・・・。

 

すぐにホテルをチェックアウトして、息子達が泊っている旅館に向かいました。

 

旅館に到着すると、先生は買い物に出かけたところでしたが、旅館の方が休日診療所を紹介してくれました。

どうやら、36.9℃と、平熱の低い息子にしては微熱ともいえる熱があったようです。

 

たいした熱でもないけれど、

「もう帰ろうか?」

と、息子に聞くと、

「試合に行くつもりや。」

と、言いました。

 

再度、熱を測ると36.4℃だったので、緊張と暑さのせいだったのかもかもしれません。

 

食事があまり食べられていないようなので、

「ドラッグストアに栄養補給のゼリーでも買いに行こう!」

と、先生が帰ってきたら言づけをお願いして、車で片道10分程のドラッグストアに息子を連れて行きました。

 

車中、

「しんどいのは、みんな一緒や。

スタメンでプレーするのは無理やけど、もし、誰かが怪我したり、調子が悪くなったときは、代わりに出るつもりで準備しときたい。」

と、息子が言いました。

 

「そう、一緒に戦うんやな!

限界やと思ったら、いつでも言いや。

すぐそばにおるから!」

 

栄養ドリンクやゼリーと一緒に、チームに差し入れの塩飴や塩分タブレットを買って宿まで帰り、息子と別れました。

 

息子達は、11時に試合会場へ出発するそうです。

私達は旅館に程近い三保の松原を散策し、昼食を食べてから向かいました。

 

 

昨日の13時半からの試合に比べると、風が通っていて、少し日差しも和らいで感じました。

 

息子はビブスを付け、チームメイトに飲み物を配ったり、ピッチ外に出たボールを拾いに行ったりしていました。

 

試合は、前半、かなり攻めこんでいて、これは今日も勝ちそうだと思っていたのに、後半、セットプレーから1点取られ、さらに1点を失って、0-2で2回戦敗退となりました。

 

息子は出ていませんが、心震える緊迫した良い試合でした!

 

グラウンドのない通信制高校のため、月に1~4回鶴見緑地に集まっての練習。

息子に付き添って練習を見学してきたので、試合終了のホイッスルは胸に突き刺すように響きました。

 

みんな、よく頑張った!

 

チームのみんなはもう1泊して翌日帰ることになりましたが、息子は私達と一緒に車で帰ることにしました。

ただ、旅館までは歩いて帰るというので、1時間半後に迎えに行くことになりました。

 

顧問の先生からは、

「今日の試合はメンタル的にも難しかったと思いますが、みんなにドリンクを配ったり、マッサージをしてあげたりと、自分の出来ることを精一杯やっていました。

彼の気持ちは、みんなにも伝わったと思います。

この経験を、学業の方でも生かしてほしいと思います。」

と、言われました。

 

もう一人の先生からは、

「『お母さんがいなくても、自分一人で頑張れるようにならなあかんって、分かってるねん。』

って、言ってましたよ。

よく頑張りました!

率先してお水を配ったり、友達の足をマッサージしてるのを見て、ほんまにいい子やな~って思いました。

いい経験が出来て良かったですね!」

 

一足早く離脱はしましたが、実は息子が2泊3日も耐えられるとは思っていませんでした。

チームメイトや先生、それに温かい旅館の方々、みなさんのお陰で貴重な経験が出来ました。

本当に良かったです!

 

息子は、帰りの車中で、旅館の息子さんとサッカーの話をしたこと、食堂に飾ってあった仮面ライダーのフィギュアのこと、旅館のある地域は「どうする家康」の舞台だということなど色々話してくれました。

 

そして、

「ずっとスタンバイしててくれて、ありがとう!」

と、言ってくれました。

「父ちゃんも、ありがとう!」

と。

 

私達の方こそ、ホットで忘れられない思い出をありがとう!

 

 

 

 


初戦突破

2023年08月02日 | 日記(息子・高校生)

7月29日、土曜日。

猛暑の中、13時半に息子達の初戦が始まります。

 

試合が行われるのは、清水蛇塚スポーツグラウンド。

 

この日は、主人が車でやってきて、清水駅で合流しました。

何しろ、蛇塚までのバスが2時間に1本、一日に5本しかないので、自家用車で自由に移動できるのは助かります。

 

息子達が泊っている旅館に車を停めさせてもらい、そこから歩いて15分程。

坂を上ったところにグラウンドがあって、着いた頃には汗だくです。

その上、選手たちが着替えをするクラブハウスしかなく、所々にベンチが置かれているものの日影が全くありません。

 

お昼時、太陽がちょうど真上にあるため、クラブハウスが作る影もほとんどありません。

ベンチは、熱したフライパンのよう。

 

熱中症危険アラートが出てますよ~。

運動は中止しようって・・・。

 

そんな中で、選手はサッカーをするのだから、本当にすごい!

 

息子は、前半の40分だけ出場しました。

 

チームは5-0と大勝したものの、息子自身はミスがあったり、あと一歩追いつけなかったりと、満足のいくものではなかったようです。

 

試合後、息子とすれ違ったとき、

「ボロボロや!

こいつは使えんやつって、この試合でみんなに思われた!」

と、しょげていました。

 

「この暑さの中、よう頑張ったよ!

〇〇にとっては、初めての大舞台やし・・・。

どうする?

もう限界やったら、帰ってもいいんやで。」

と、言うと、

「もうちょっと頑張ってみる。」

と、息子は、みんなと一緒に宿まで歩いて帰ることを選びました。

 

私達夫婦は、そこから車で40分程の静岡駅近くのホテルに泊まりました。

 

夜7時半頃、

「財布がない」

と、息子からLINEメッセージ。

 

カバンの中の物を全部出してから入れ直してみるよう言いましたが、見つからないようです。

 

「銭湯に置いてきちゃったかも」

と。

 

旅館には家族風呂しかないため、近くの温泉施設まで車で送り迎えしていただいているようです。

 

先生に言って、銭湯に確認してもらうようお願いして、それでも見つからなかったら仕方がないから、と、息子に伝えました。

 

約1時間後、

「見つかった!」

と、連絡がありました。

 

やはり、銭湯にありました。

先生がいなかったので、自分で歩いて銭湯まで行き、帰りは旅館の方が車で迎えに来てくれたそうです。

 

一人で歩いて行ったの~?

誰かに相談したの?

 

びっくりしましたが、無事に解決して良かったです。

 

息子には、

「すごい頑張ったな!」

と、メッセージを送りました。

 

離れていてもLINEでやり取りできるのは助かりますね。

 

 


in 清水市

2023年08月02日 | 日記(息子・高校生)

7月28日、令和5年度全国高等学校定時制通信制体育大会の第33回サッカー大会に息子が参加するため、静岡県清水市を訪れました。

 
新大阪駅に9時集合だったので、家を出たのは7時。
ちょうど通勤ラッシュが始まる頃で、こんなに混んでいる電車に乗るのは、午後から通学することが多い息子にとっては初めてでした。
 
 
実は、この全国大会の前にヘルプマークを取得しました。
 
 
息子は、
「『ヘルプマークなんか付けるな!』って、ネットに書かれてる。」
と、悪意を感じる書き込みに不安な様子。
 
 
「付けても付けなくても○○の自由やで。  
 
ヘルプマークを付けてたら、叫びたくなる程しんどい○○の気持ち、ちょっとは想像してくれるかもしれへん。
 
万が一の時は、名前と連絡先が書いてあるから、お守りみたいなもんや!」
 
 
結局、ヘルプマークはカバンのポケットのファスナーに付け、普段はポケットの中に隠しておいて、しんどいときにだけ外に出すことにしました。
 
 
通勤ラッシュ時の電車は、リモートワークをする人が増えたせいなのか、私が働いていた頃に比べると随分緩和されてはいますが、それでも、息子にとっては、大きな荷物を抱えて、人、人、人に囲まれて、と、パニックになりかねない状況でした。
 
幸い車輌の連結部に移動し、そこが運転席の付いている車輌どうしだったので、二人だけの空間を確保することが出来ました。
 
 
もし、息子を一人で行かせていたら、もうここでリタイアしていたかもしれません。
 
集合時間の少し前に新大阪駅に到着したので、いったん喫茶店に入ってクールダウンしました。
 
 
集合場所で顧問の先生に挨拶し、私は、息子達の新幹線が出発したのを確認してから、一本後の新幹線に乗りました。
 
 
清水文化会館で開会式が行われるため、清水駅で待機。
 
 
開会式には保護者は入れないのですが、
「しんどい。」
「近くまで来て!」
と、息子からLINEメッセージがあり、会館に向かいました。
 
 
息子を呼び出し、顔を見て「すぐ近くにおるから!」と言うと、少し安心したようにホールに戻って行きました。
 
 
会館には全国から代表チームが集まり、ユニフォームに着替えたり、学校旗を準備したりと、全国大会なんだという気持ちが高まってきます。
 
 
運営している方に、「保護者も見学できないか?」とかけあったところ、息子の学校の関係者として一緒に参加することは可能だと言われましたが、息子だけ保護者同伴なんて嫌だろうと思い、私はホールの外で待つことにしました。
 
 
開会式が始まると、楽曲の演奏や出場校を紹介する声が聞こえてきました。
 
 
息子がここにいるんだということが嬉しくて、猛暑も疲労も吹っ飛びます。
 
 
開会式後、ホールから出てきた息子に手を振ると、手を振り返していい笑顔で応えてくれました。
 
 
息子達は翌日の試合会場近くの旅館に向かい、私は清水駅近くのホテルに宿泊しました。
 
 
「どうしてもしんどくなったときは、すぐ迎えに行くで~!」
と、LINEメッセージを送信。
 
 
頑張れ~!!
 
 
 

それでも行くって、決めたんやな!

2023年06月30日 | 日記(息子・高校生)

息子の所属するサッカー部が全国大会に出場することが決まってから、息子の調子が悪くなってしまいました。

 

今まで細々と続けていたリフティングや少しの時間のランニングもやらなくなってしまい、ついには、サッカー部の練習を休むことになりました。

 

「気力が湧けへんねん・・・。」

と、だらだらスマホを眺めるような時間を過ごしていました。

 

「今こそ、頑張らんなあかんのとちゃうん?」

と、息子に言いたい気持ちをおさえ、私はただただ見守るだけです。

やりたくても出来ない息子に、どう声をかければいいのでしょう?

 

今の息子には、週に2回の外出が精一杯のようで、それが最近は部活と学校とで週に3回になるときがあって、とうとう限界がきてしまったのかもしれません。

 

こんな状態で、息子は現実に全国大会に行けるのでしょうか?

 

全国大会に出場するとなると、最短でも一泊、勝ち進めば最長で五泊になるそうです。

しかも、全国大会に出発する7月28日は、単位認定試験の最中。

サッカー部員は試験を繰り上げて受験するため、出発日まで連続して登校し、受験することになります。

当日は9時に新大阪駅集合なので、我が家を出るのは7時前です。

 

午後からの授業に2時間出席するのがしんどい息子です。

一日登校したら、回復に二日はかかります。

長時間、大勢の人の中で過ごすことが出来るのでしょうか?

 

心配すれば、きりがありません。

 

そんな中、3日前から、息子は再びリフティングを始めました。

 

「痩せたいから、一ヶ月間、お菓子は食べへん。

ご飯も、一ヶ月だけ、揚げ物はやめて!」

と、言い出しました。

 

それでも行くって、決めたんやな!

と、思いました。

 

「すぐに駆け付けられるとこにおって!」

と、言うので、私も静岡まで応援に行ってきます。

 

4週間後、笑顔で開会式を迎えられますように!