やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

ぎゅ~っと!

2016年05月19日 | 日記(息子・小5)

昨日も、朝起きてきた息子は、「あ~~」だの「う~~」だの呻きながら、私にハグしに来ました。

朝一番から、不安全開?なのでしょうか・・・。

 

リスパダールを服用しているおかげか、夜はぐっすり眠れているようで、それだけは救いです。

体が大きいので、給食がもの足りないからと、いつもは朝食をしっかり食べていく息子ですが、あまり食欲がないようです。

気力がわいてこないのか、何度もハグしにきて、充電しようとしているようです。

 

「学校、行かなあかん・・・?」と、聞いてくる息子に、

「行きたないん?」と、聞くと、

「力が出えへん。」と、言います。

 

「学校、楽しいんやろ? 行ったら元気出るって!」

明るく送り出そうとする私に、息子は、

「学校でも、サッカーのこと考えちゃうねん・・・。」と。

「ずっと?」

「ずっとじゃないけど、特に朝は・・・。」

 

「だいじょうぶ! 今日は、スポーツテストや。

去年より、絶対成績上がってるで~~!」

最後に、ぎゅ~っと力を入れてハグし、息子を送り出しました。

何度も振り返りながらも、なんとか息子は、学校へと行ってくれました。

 

「5年生のクラスは、今までで一番いいクラスで、学校へ行くのが楽しい!」

そう言っていた息子でしたが、学校に問題がなくても、不安との戦いに気力がなくなってしまい、ある日突然学校へ行けなくなる・・・なんてことがあるかもしれない、と、思った瞬間でした。

 

担任の先生に連絡を取り、息子の様子を伝えました。

通級の先生から、息子がサッカーのことで不安になっていることを聞いていただいていたらしく、一度息子とゆっくり話をしたいと思っていたところだとかで、その日のうちに時間をとってくださいました。

 

担任の先生も、以前、少年サッカーのコーチをしていたということで、その先生に話しを聞いてもらうことで、息子の気持ちも少しすっきりしたようです。

学校から帰ってくるなり、

「先生がな、話聞いてくれてん!」と、嬉しそうに私に報告してきました。

 

その前に、先生からの連絡で、息子は、学校でもサッカーのことで頭がいっぱいになって、しんどくなることがあること、5月末に、セレッソ大阪のサッカー教室にクラブで参加するので、それまではクラブを頑張って、6月からは、サッカースクールだけ通おうと思っていること、・・・などを聞いていました。

 

「そういうサッカーの関わり方もありやと思うで。」

と、先生に肯定してもらえたことで、息子も、少しだけほっとしたようです

 

相変わらず、「ぎゅ~っとして!」は、続いています。

 

その日の交換日記に記しました。

 

不安な気持ちは、だいじょうぶですか?

〇〇がぎゅ~っとしがみついてくるので、〇〇の小さな頃、生まれてきてくれたときのことを思い出しました。

〇〇がおなかの中にいたとき、ママは体調が悪くてしんどかったから、おなかの中の〇〇も、きっとしんどかったと思います。

でも、がんばって、無事に生まれてきてくれて、本当にうれしかった。

ママは、そのとき、何があってもこの子を守ろう、幸せな人生を送れるようにこの子を育てようと思いました。

ママは、〇〇を守れていますか?

ママは、〇〇のおかげで、ちょっと大変でとても幸せな毎日を送っています。

 


初ゴールを決めたけど…

2016年05月17日 | 日記(息子・小5)

先週の土曜日に、サッカーの試合がありました。

3試合行って、1勝2敗。

その1勝は、息子がキーパーをかわして決めた1ゴールが決勝点となったものでした

 

ゴールを喜び、息子に駆け寄るチームメイト達。

試合後は、チームメイトの他、コーチやパパさんママさんと、もうみなさんから、

「初ゴール、おめでとう!」と、祝福していただきました。

 

そんな誇らしくも嬉しい思いをした息子でしたが、次の日の練習に、参加することは出来ませんでした。

 

頑張ろうと思ってはいたようです。

息子は、笑顔で「頑張る!」と、言ったり、

「だいじょうぶかなぁ?」と、不安そうな顔をしたりして、気持ちが揺れ動いているのが分かりました。

 

2時からの練習だったのですが、昼食のときには、涙をぽろぽろ流し始めました。

「練習、行かなあかん・・・?」と。

食事も喉を通らない様子でした。

 

「〇〇、『1ヶ月だけ頑張ってみる。』って、言ってたやん。

逆に聞くけど、行かなくても、〇〇は後悔せえへん?」

 

私の問いに、

「やっぱり行ってくる!」と、息子は答えました。

 

今、辛くても頑張れば、体力もついてきて、練習にも慣れ、またサッカーが楽しくなってくるはず・・・

という思いが、私にはありました。

大好きなサッカーだからこそ、出来るなら、続けさせてあげたいとも思っていました。

 

そう思いながらも、

乗り越えられるものなら・・・という思いと、

乗り越えさせようと、頑張ることを強い続けてもいいのか・・・ という思いが、私の中でも戦っていました。

 

ただ、こんな気持ちのままで練習に参加したとしても、余計に集中できずに普段出来ることさえ出来なくなって、ますます自信をなくしてしまうかもしれないと思いました。

 

「気持ちがしんどい時は、お休みしてもいいんやで。

気持ちを落ち着けて、来週から練習に行く?」

私がそう聞くと、

「うん、そうする!」と、嬉しそうに息子が言いました。

「じゃあ、コーチにそう言っとくよ。」

 

私は、学校に提出しているサポートシートをコーチにもお渡ししようと思いました。

5年生のコーチは、どうやら3~4人いて、日によって違うようです。

お仕事をしながら、大学に通いながら、子ども達のご指導をしてくれているので、都合のつく日が限られているせいなのかもしれません。

 

この日は、19歳の若いコーチが担当してくださる日でした。

「コーチのみなさんへ・・・」と、お手紙を添えてお渡しすることにしました。

 

息子は、特性ゆえに困難なことが多くて、チームの中で頑張っていく自信をなくし、やめようかどうか迷っていること。

息子の特性を知っていただくことで、それによって、指導法を変えてほしいということではなくて、息子のことを少しでも理解していただけるのではないかと思っていること。

もし、息子が練習に参加することが出来たなら、また温かくご指導をしていただきたいと願っていること。

・・・などをお伝えしました。

 

会う子ども達が、口々に、

「〇〇は~?」と、心配して聞いてくれます。

「今日は、調子が悪いから、休ませるね~」と、答えながら、

どうして、息子だけが・・・という、切ない気持ちがこみ上げてきました。

 

それは、きっと、息子自身が深く感じることになってしまったことなのかもしれません

 


サッカーをやめたい・・・

2016年05月13日 | 日記(息子・小5)

試合が近付いてくると、不安で不安でたまらなくなってしまう息子。

実は、試合だけでなく、練習の前にも不安を感じてしまうようです。

 

色んなことが不安になっているのだろうけど、その一番は、タイム走。

「だいじょうぶかなぁ、ちゃんと走れるかなぁ。。。」

と、心配になってしまうようです。

 

毎週、しかも何日も前から不安が始まるので、気持ちを切り替えることが苦手な息子は、とうとう辛くてたまらなくなってしまったのか、昨日、泣きながら、

「サッカーをやめたい。観るだけの方がいい。」

と、言い出しました。

 

大好きなサッカー。でも、思うようにはいきません。

当然です。週1回のサッカースクールに通い始めてから、まだ1年も経っていないのです。

クラブに入ってからも、たった1ヶ月半。

 

下手で当然。これから技術も体力も身に付けていくのです。

だから、そこまで悩んで、不安になる必要はありません。

 

試合や練習でうまくいかないことよりも、それ以前の、

「うまくいかなかったら、どうしよう。」と、いう不安に押しつぶされてしまったようです。

気持ちを切り替えられなくて、何をしていても、

「だいじょうぶかな?」「どうしよう?」が、頭から離れないのだそうです。

 

息子の特性を考えると、今すぐやめさせるべきなのか、このまま努力させるべきなのか・・・

どうしたらいいのか、どうすることが正解なのか、本当のところ私にも分かりません。

 

息子には、

「〇〇は、サッカーが好きでも、もしかしたらサッカーするのは向いてないんかもしれへん。

もし、そうやったら、サッカーやめて、他に自分に向いていることを探そう。

・・・でもな、まだ、〇〇に向いてないかどうかは分からへんと思うよ。

全力で頑張ってみな、本当に向いてないんかなんて分からへん。

それやのに、今、走れるかどうか不安やからってやめてしまうと、後で後悔するんとちゃう?

夏まで、もうちょっと頑張ってみいへんか。

それで、向いてないと思ったら、やめていいから!」

 

息子は、目にいっぱい涙をためながら、頷きました。

「夏って、いつまで?」

「3か月ぐらいは頑張ってみんと分からへんと思うよ。」

 

そんなに辛いのだったら、すぐにでもやめさせてあげたいと思いました。

強迫性障害をぶり返す心配もあります。

 

でも、息子には、これから先も何かをしようとする時、そもそも普段の日常生活の中でも、人より大きな不安が付きまとってくるのです。

だからこそ、乗り越えさせてあげたい。

たとえ、サッカーをやめることになっても、不安だからやめるのではなくて、自分に向いていないからやめるのだと思えるように頑張ってほしいのです。

 

あと、1か月半。

その猶予は、親として、息子にしてあげられることがないかを探す時間でもあります。

 


罰ゲーム

2016年04月28日 | 日記(息子・小5)

家庭訪問のため、ここ1週間、息子の小学校では給食を食べるとすぐに帰宅です。

これ幸いと、友達と遊んでばかりの息子でしたが、それも昨日でおしまい。

今日から6時間授業に戻ります。

 

水曜日は、友達と家でゲームをして遊ぶ日になっているのですが、昨日は、初めて家に来る友達2人を含め、3人が遊びに来てくれました。

全員、同じクラスなのだそうです。

 

私は、小一時間ほど出かける用事があったので、お菓子とジュースをテーブルに置いて、

「仲良くね~!」と、一言言ってから家を出ました。

 

さて、約一時間が経って私が家に戻ってきたとき、なぜか息子は玄関の外にいました。

 

「ゲームの罰ゲームでな、5回死んだら、おせんべいにわさびとかからしとか塗って食べることにしてん。いい~?」

「えっ?! いい~?って、あんたがいいんやったらいいけど・・・」

「いいんやっ! ほんまに~!?」

と、びっくりしたように息子が言うけど、私には、息子が外にいることの方が不思議でした。

 

家の中に入ると、お菓子の屑が散らかり放題、カーペットの所々がびっしょり濡れていて、それを一生懸命拭き取ったのか、これまたびしょ濡れタオルが放ったらかしになっていました。

 

うわ~~っ・・・!?

と、思ったけど、子ども達はみんなでワイワイ、「からしがどうだ~」とか言いながら、楽しそうにしてます。

誰か一人、今からからしを塗ったおせんべいを食べるようで、

「危険やから、台所で食べた方がいいで!」と、息子が言って、4人は流し台に集まっていました。

 

「おっ、なかなかいける・・・」と、言って、食べ続ける友達を

「ほんまに~?」と、心配そうに見ている息子。

「あ~っ、きた・・・!!」

「鼻から水出てるで~!」

「鼻にツンとくる~っ!!」

「水いる? 水飲みや!」

 

どうやら罰ゲームは無事に終了したようなので、みんなにアイスを配ってあげました。

 

友達が帰った後、息子がばあばと電話で話をしている内容を聞いて、「罰ゲーム」の真相?を知りました。

その話から総合して考えると、まず、ゲームで5回失敗した息子が、わさびを塗ったおせんべいを食べることになり、食べたものの辛くてお水で飲みこもうとしたけど、やっぱり無理で吐き出したとのこと。

そこで、今度はからしを塗って挑戦したけど、やっぱり辛くて、友達がお水を持ってきてくれたけど、そのお水にはわさびが入っていたらしく、お水も吐き出したらしいです。

ようするに、カーペットのびしょ濡れは、息子がまき散らしたものだったようですね。

 

次に、友達2人が罰ゲームをする番だったけど、

「ママが帰って来たみたいやから、わさびやからしを使って罰ゲームしていることを言ってきて!」

と、その友達に言われたらしく、息子は外へ。

実は、息子を外に出す作戦で、息子がいない間に2人はからし塗りせんべいを食べたことにして、息子が戻って来たときには、辛すぎてのたうち回る演技をしていたようなのです。

ちょうど、そのタイミングで私が帰って来たものだから、友達もびっくりしたようですが・・・。

 

最後の一人は、正々堂々、台所でからし塗りせんべいを全部食べ切ったようです。

こうした罰ゲームのリアクションは、彼のように、顔をしかめるとか、涙や鼻水が出るとか、慌てて水を飲むとか、せいぜいそうしたものなのでしょう。

 

けれど、息子の場合は、部屋に水を吐き散らすようなものすごいことになってしまいました

罰ゲームを言い出した友達も、その惨状に驚いたことでしょうね。

これが、よそ様のお家でなくて良かったです。

もし、友達の家に遊びに行くようになっても、こういう罰ゲームは絶対にしないように言い聞かせて送り出そうと思いました。

 

普段は私が家にいるので、友達と遊んでいてもそうそう羽目を外すことはありません。

せいぜい、ゲームで熱くなって言い争いをするくらいです。

親がいない状況で、10歳の男の子が4人も集まれば、楽しいことをしたくなるのでしょう。

 

息子の話を聞いていると、騙されたりもしていて、私はちょっとだけ心配になってしまうのですが、息子は、まるで自分の冒険譚を話しているかのように、ばあばに熱く話をしていました。

 

こういう経験をして、少しずつ大人になっていくのでしょうね。

 


家庭訪問

2016年04月26日 | 日記(息子・小5)

家庭訪問で、初めて担任のO先生にお会いしました。

 

先輩ママさんから、

「体育会系で厳しいけど、いい先生やよ!」

と、いう風に聞いていましたが、勝手な想像とは違って小柄で優しそうな、でも、とても熱心な先生でした。

 

「まだ2週間なので、これから〇〇君のことを知っていくという感じなのですが・・・」

4年生の担任や通級の先生からお話を聞いてくださってはいるものの、それを、息子と接する中で確認している段階だとおっしゃっていました。

 

今までに、発達障害のお子さんを担任されたこともあるそうです。

息子の印象を聞いてみました。

 

「何事にも一生懸命取り組んでいるという印象があります。

それと、サッカーが本当に大好きなんだなぁ…と。

クラスのみんなとも楽しそうに過ごしています。

今のところは問題なさそうですが、お母さんから見て何か感じるところはありますか?」

 

「新学期が始まって2日くらいは、手や背中がむずむずして落ち着かない様子でした。

不安や緊張の強い子なので、新学期になって、頑張らなきゃ…って思いが体に出たのだと思います。

問題なく普通にしていることが、実は、あの子にとっては精一杯頑張っていて、すでにいっぱいいっぱいなところがあり、何でもないほんの些細なことがきっかけで、バンッ!と破裂してしまうことがあります。

不安や緊張を抑える薬を飲んではいますが、児童精神科の先生からは、『そんなに頑張らなくても、だいじょうぶなんだ』って、思えるような接し方をするように言われ、家庭では、〇〇が安心して過ごせることを第一に心掛けています。」

 

作成したサポートブックをお渡ししながら、初めてのことは特に不安を覚え、不器用なので習得するのに人の何倍も時間がかかってしまうことを伝えました。

けれど、一度要領が分かると、うまく出来るようになるので、スモールステップで繰り返しご指導いただけるようお願いしました

 

O先生は、「のびのびと子ども達が学ぶことが、自分の願いでもあるので・・・」と、おっしゃって、

「一年間、色んなことがあると思いますが、最高学年になるときには、みんなが『このクラスで良かった!』って、心から思えるようにしていきたいと思っています。」

と、語られました。

 

さらに、

「フットワークは軽いので、何でもおっしゃてください。

気になることは、詳しくご説明させていただきますし、家庭科など他の先生が受け持つ時間にも、〇〇君が『こんなことが心配だ』ということがあれば、担任の私もフォローに入ることが出来ますので。」

と、おっしゃってくださいました。

 

31歳というだけに、若さと情熱があふれる感じの先生でした。

サッカーがお好きだということも、息子にとっては話がしやすそうです。

 

息子にとって有意義な一年となるよう、O先生と連携を取りながら、見守っていきたいと思います。

 


出来ることを精一杯やっていこう!

2016年04月17日 | 日記(息子・小5)

昨日は、息子のサッカーの初の公式戦でした。

私も、チームメイトのママさんに車に乗せてもらい、応援に行ってきました。

 

小学校での練習を観に行って、コーチに挨拶をしましたが、ママさん達にお会いするのは初めてです。

実は、私も緊張していましたが、みんないい方達で安心しました。

 

私が股関節が悪く、そこから腰や足まで調子が悪くなって動けなくなる時があることをお話し、もしかすると、当番を代わっていただかなくてはならないことがあるかもしれないこと、合宿などのお手伝いも難しいことをお伝えしました。

5年生チームは10人しかいないそうで、土、日、祝に練習・試合があるため、親にも月1回以上必ず当番が回ってくるようです。

主人と協力して、出来ることを精一杯させてもらうしかありません。

 

昨日は、春季の地方大会で、トーナメント方式で試合が行われました。

息子は、1回戦にフル出場しました。

練習試合とは全然違って、ガチガチに緊張していたそうです。

 

2-1で、あと少しで勝利!

と、いうところで、息子のマークが外され、同点ゴールを入れられてしまいました。

それでも、PK対決で勝利し、なんとか勝ち上がることが出来ました。

 

2回戦は、強豪チームとの対戦。

息子は前半のみの出場でしたが、0-3で完敗してしまいました。

 

当然と言えば、当然なのかもしれませんが、息子の下手さが目立ちます。

ボールが自分に回ってくると、怖いのか、すぐにボールを蹴り出してしまい、相手に捕られてしまいます。

チームメイトやコーチから息子に声がかけられるというか、かなり怒鳴られていましたが、恐らく息子はボールを蹴ることで精一杯で、その声は届いていないでしょう。

そして、体力がないため試合中からバテバテで、ボールにも人にも追いついていませんでした。

 

頑張れ~!と応援しながら、はらはらし通しで、そして、少し心がひりひりします。

8人制のゲームなので、息子が出場するということは、他の誰かがベンチを温めるということなのです。

 

まだ、コーチにも誰にも、息子の特性を詳しく話してはいません。

耳から聞いたことを理解するのが苦手だということは、ちらっとお伝えしたのですが、

「この年代の子らはみんな、人の話なんか聞いてないよ~。」

みたいな感じでした。

 

コミュニケーションが苦手だとか、

目を見て話してもらわないと自分に話されていることに気付かないとか、

2つのことを同時に行うのが苦手だとか、

そもそも不器用で、みんなが簡単に出来ることでも出来るようになるまでは時間がかかるとか、

人より疲れやすいとか・・・

そういうことを話したところで、コーチやチームメイトを困惑させるだけのような気がします

チームとしてのサッカーがしたいなら、息子が努力して頑張るしかないように思います

 

けれど、私自身そうなのですが、見た目は元気そうであっても、股関節の痛みが我慢できない時や、どんなに頑張っても出来ないことがあるのです

私は、ママさん達に伝え、出来ることをさせてもらえるように調整してもらうことが出来ますが、もちろん、息子にそんな力はありません。

たとえ伝えることが出来たとしても、甘えや言い訳ととらえられるかもしれません。

 

色々悩みましたが、夏に2泊3日の合宿があるので、その前にはいくつかお願いしなければならないことがあります。

それまでは、普通に接してもらって、普通にしごいてもらって、どうしてもダメなことがあったら、その時は相談してみようと思いました

 

さて、今日は、サッカーチームの練習に代えて、息子達はJリーグの観戦に行っています。

しかも、息子が応援しているセレッソ大阪とギラヴァンツ北九州の試合。

家族もOKということで、主人も同行しております。

 

熊本県・大分県で起こった大規模地震の救援募金を、試合会場のヤンマースタジアムでも行っているそうです。

私も、ほんの少しですが息子に募金を託しました。

 

「このお金で何するん?」

「九州で地震あったやろ。今も続いてるんやって~! 

お金を出し合って、お薬買ったり、食べ物買ったりして、地震で大変な人達に役立ててもらうんよ。

『募金お願いしま~す』って、箱持ってると思うから、入れてきてね!」

 

息子も、貯金箱から500円玉を取り出して、持っていきました。

 

サッカーが出来ること、試合を観に行けること、好きなことで悩めること自体が、本当は幸せなことなのです

 

出来ることを精一杯やっていこう!

今一度、心に決めて!!


しんどい時こそ、頑張らなあかんねん!

2016年04月13日 | 日記(息子・小5)

「しんどい時こそ、頑張らなあかんねん!」

それは、息子がばあばと携帯電話で話をしている時に話していた言葉です。

 

サッカーチームに入部した息子は、これまで3回の練習に参加しました。

日によってコーチも違い、練習内容も違うようです。

先週の土曜日の練習は、息子にとって相当きつかったようでした。

 

その日、予定表には1時から4時と書いてありましたが、かなり延長したようで、息子は6時頃帰って来ました。

帰ってくるなり洗面所に向かった息子の頬には、乾いて白くなった涙の痕が何本も残っていました。

 

その日の練習では、タイム走があり、ダッシュで行って戻ってくるのですが、制限時間が25秒。

25秒以内に戻って来なければ、何度も何度も走らされるのだそうです。

息子は、何度走っても25秒以内に戻ってくることが出来ず、最後は、30秒以内に時間を延ばしてもらって、練習を終えたようでした。

 

帰って来た息子は、へろへろに疲れすぎて、食事もなかなか進みません。

その晩は、セレッソ大阪の試合がある日だったので、スカパーの録画を観てから眠りました。

 

翌朝、10時間近く眠ったはずの息子は、起きてからもまだへろへろのままでした。

朝食を食べるのも、服を着替えるのも、だらだらとしてなかなか進みません。

「だいじょうぶかなぁ? 25秒までに走れるかなぁ?」

と、不安そうに何度もつぶやき、私に何度もハグしにくるのでした。

 

150センチ以上もある大きな息子にハグされると、苦しいし、戸惑いもあるのですが、息子の凸凹成長の凹の部分は、3分の2だとまだ7歳ぐらいなのかなぁ…と、思うと納得できます。

ただ、いつもは1~2回、学校から帰って来たときなどにハグしにくるぐらいなので、明らかに息子の変調を感じました。

 

その日は、午後2時からの練習だったので、午前中は、4年生の算数のテストのお直しをする予定でした。

けれど、書いた文字までへろへろで、何を書いているのか分かりません。

それに、間違えている問題の解き方を説明をしても、全く頭に入っていないようで、考えようとしないのです。

 

だらだらだらだらと、しゃきっとせえへんなぁ!

いつまで甘えてんねん!!

そう思って、息子を分かっているつもりの私ですら、イライラしてしまいます。

きっと、学校生活やサッカーしている中でもそう思われることがあるでしょう。

 

「やる気出して、頑張らんな~!」と、私が言っても、

「あかんねん。気持ちが切り替えられへんねん。」と、息子は言います。

「今、〇〇の頭の中には、どんなことがあるの?」と、聞くと、

「何もない。真っ白やねん。」と、答えました。

 

そうです。フリーズ状態なのです。

心も体も、自分で動かそうと思っていても、スイッチが入らないのです

 

おそらく、息子にとっての不安や緊張は、私が自分に当てはめて想像出来るようなものとは違うようです。

体中の色んなセンサーやスイッチをOFFにしてしまうようです

 

「お直しは、また今度にしょうか! もうちょっとゆっくりしとき。」

勉強をやめて、息子に言いました。

 

「25秒までに走れんでも、いいんやで。

〇〇は、まだ練習始めたばっかりやもん。

一生懸命走ってたら、今は無理でも、3か月後には走れるようになると思うで。

何度も走らされてしんどいけど、そのための練習や。」

 

「走れんでもいいの~?」

一生懸命走る以上のことは、誰にも出来へんやん!

コーチも、最後は30秒でいいって言ってたんやろ。」

 

頷く息子に、

それに、調子が悪いときは、練習休んだっていいんやで。」

と、伝えました。

 

息子は、いつも通りに練習に出発しました。

そして、帰ってくるなり、明るい声で、

「今日は、タイム走なかった。違う練習やったわ~!」

と、言いました。 

 

そういう出来事があったので、頑張りすぎる息子を心配して、ばあばが電話をくれたのだと思います。

きっと、「しんどい時は、練習お休みしてもいいんやで。」と、言ってくれたのでしょう。

 

その答えが、

「しんどい時こそ、頑張らなあかんねん!」

 

だらだらとして、何も手に付かなくなる時がある息子ですが、本当は、甘えたでも怠け者でもありません。

手を抜くことが出来ない子だから、限界に気付かず頑張り過ぎないように心配してしまいます。

息子の「頑張ろう」という気持ちと努力の芽を摘まないよう、無理をさせ過ぎないよう、これからも見守っていきたいと思います。 


新学期が始まりました

2016年04月09日 | 日記(息子・小5)

昨日から、新学期が始まりました。

息子は、5年2組。

担任は、初めての男の先生です。

 

怒ったら怖い先生なのだそうで、

「2回、3回同じこと言わしたら、別の部屋で1対1の話し合いやねんて~!」

と、息子は言っていました。

 

通級の先生に移動がなく、今年度も引き続き受け持っていただけるようで、それが何よりも心強くて嬉しいです。

3年時から一緒に通級に通っている女の子も、一緒のクラスになったそうです。

また、サッカースクールのチームメイトも2名。

ご近所さんで同級生になった子が1名。

息子から情報を聞き出しながら、少しほっとしました。

 

5年生では、宿泊訓練が行われます。

息子にとって良い経験が出来るよう、まずは、クラスや先生に馴染んでいってほしいです。

 

さて、前日の7日は、大阪も春の嵐で雨風が吹き荒れていました。

「桜がえらいことになってる~!」

と、息子が言うので外に出てみると、

家の前の駐車スペースに、木の葉や桜の花びらがいっぱい散り落ちていました。

 

木の葉は隅に追いやられているのに、桜は 地面に模様のように貼り付いています

思わず「きれ~い」と、声が出ました。

 

住宅街には桜の木は1本もありません。

思い浮かぶのは、近くの山の桜の木。

そこから、風に乗って飛んできたのでしょうか・・・。

 

息子を学校に送り出した後、地面が乾いてから、庭の掃除を始めました。

落ち葉や花びらを掃き集め、ついでに雑草も抜きました。

倒していたよしずを起こす前に、窓ガラスやサッシの拭き掃除もしました。

 

さっぱりきれいになったのは良かったのですが、午後からだんだん股関節やその周りの筋肉が痛くなってきて、立っているのが辛くなってしまいました。

夕飯も作れず、仕事帰りの主人におかずを買ってきてもらうことになりました。

 

調子が良くなっても、少しのことですぐに調子が悪くなってしまいます。

雑草をぬくのに、しゃがんだ姿勢が悪かったのでしょうか。

20分程度の短い時間だったのですが。。。

 

いつもなら、「出来ることはたくさんある!」と、前向きに思えるのですが、昨日はちょっと落ち込んで、主人が帰ってくるなり、布団にもぐり込みました。

「無理なこと」とはとうてい思えない、日常の些細なことが私には無理なのかと、悔しいのです

 

来週、息子のサッカーの初の公式戦があります。

必ず、応援に行けますように!