11日は、「さわだメンタルクリニック」の診察の日でした。
今回は、通級の先生も一緒に同行されることになりました。
息子は、「邪魔するな~」などと泣き叫んだりすることはなくなり、一時に比べて穏やかに過ごしてはいるものの、物事に不安を感じて確認を繰り返すことは続いています。
「テストの字がちょっと斜めになったんやけど、だいじょうぶやんな~?」
それ、今、聞いてどうなるの? もう、提出した後やん。そもそも、何でそんなことを気にするの?
・・・な~んて思いつつも、私は答えます。
「だいじょうぶ! 正解やったら丸してくれるよ」
それでも、息子は、何度も何度も同じことを聞いてくるのです。
強迫性障害のことを書いている本に、「本人の確認の儀式を手助けする行為は、逆に病状を悪化させることになる」と書かれていたので、
「私の対応で本当にだいじょうぶですか?」と先生に確認したところ、
「今の状況では、(確認行為に)巻き込まれるのは、仕方がないことです。薬で、もう少し状態が落ち着いてから、確認を減らしていけるようコントロールしていきましょう」と、言われました。
薬は、フルボキサミンマレイン酸塩錠を完全に止め、「リスパダールOD錠0.5mg(1錠)と、、レクサプロ錠5mg(1/2錠)」に変更されました。
通級の先生が、学校での対応について、質問されていました。
聞いていると、「本人に確認を求めるような言動は、極力しないように。学校では、基本の対応で・・・場面場面で、危険の回避だったり、『どちらが優先か』を考えて対応してくださったらと思います」というようなことを答えられていました。
息子が診察室から出てから、息子の前では聞きにくかったことを聞いてみました。
息子は、トイレのあとで、お尻を何度も何度も拭いて、大量のトイレットペーパーを使い、その後さらにウェットティッシュを使って、何度も拭かずにはいられないようです。
これも「不潔恐怖」による「強迫行為」だということでした。
「不潔恐怖」は悪化しやすい「強迫障害」なので、出来るだけ早く治してあげましょうと言われました。
まずは、薬で不安を取り除く。
そして、私は、戸惑いながらも、不安と戦う息子を明るく支えていこう。
必ず回復するのだから!