新学期が始まって、2週間が過ぎようとしています。
大好きな先生が担任で、息子が言うには、
「冷たい目で見ていたやつが、みんなおらんようになった!」
ということで、クラスメートにも恵まれているようです。
交換日記にも、「学校が楽しい!!」と書いていました。
昨日、6年生になって初めての参観がありました。
「好きなもの」を自分の言葉で表現するという国語の授業で、自分の書いたものを隣や前後の友達と見せ合ったりするのですが、息子は滅茶苦茶楽しそうでした。
息子の前の席には近所の男の子が、後ろには5年生で仲が良かった男の子が座っていて、気心の知れた友達に囲まれ、授業中に喋り過ぎではないかと思うくらいにリラックスしていました。
そりゃあ、楽しいわな・・・。
一目瞭然でした。
けれども、家の中では息子の不安は顕在で、「落ち着かへん」と、何度もハグしに来たり、100均で買った軟らかボールを蹴り回っているのです。
そういう時は、何も考えられないようで、この数日間のうちに2日も宿題をすることが出来ませんでした。
「楽しい」けど「落ち着かない」?
でも、分かるような気がします。
私も、新年度になって、「さぁ頑張ろう!」と、気持ちは充実しているのですが、何かもやもやとした息苦しさみたいなものを感じます。
息子のことが不安なのもありますが、それは今に限ったことではないですし、やはり「4月」ゆえの気負いみたいなものでしょうか。
頑張りたい! 前へ進みたい!
自分で自分にストレスをかけてしまっているのかもしれません。
だからこそ成長できるのだとは思うのですが、あくまで気持ちはスモールステップで、「あれもこれも」じゃなく「一歩一歩」を心掛けなければなりません。
息子が「落ち着かない」一番の原因は、すぐに大きくなってしまう厄介な「不安」のせいだと思います。
この「不安」との付き合い方を息子が身に付け、一日も早く「楽しい」が「落ち着かない」を消し去る日が来ることを願っています。