サッカー部の先輩が起こした不祥事により、サッカー部ではボールを使った練習が出来なくなり、校内の掃除と走り込みが主な活動となりました。
それだけが原因ではないのですが、変化に対応できずに息子の調子が悪くなり、些細なことが気になって胸が苦しくなるようになりました。
それは、自分が書いた文字の傾きであったり、テレビの向きであったり、気にする必要のないものや不安になる必要のないものが気になって、息子の調子がどんどん悪くなってしまうのでした。
また、「ただの悪ふざけやから気にせんでいい!」と、息子は言うのですが、お弁当のご飯にアクエリアスをかけられて残してきたことがありました。
量にすると一部だったのですが、アクエリアスのペットボトルにはエダマメが入れられたりしていて、親としては心配で仕方がありません。
他にも、鉛筆が一本、バキバキに折られて筆箱に入っていました。
「俺もそいつの鉛筆を小学生の時に折ったことがあるから、おあいこや。」
と、息子は言うのですが、やはり学校の先生にはお伝えしました。
文字やテレビが真っ直ぐでないことが気になる息子が、そんなことをされ、例え「たいしたことじゃない」と思ったにしろ、気にならないはずはないと思うのです。
ただ、息子の意思を尊重して、事を大きくせずに、注意深く見守ってくださるようお願いしました。
学校に遅れたり早退することになったり、週に一日しかまともに出席できないときもありましたが、そんな息子も、ここにきてようやく落ち着き始めたように思います。
今は、期末テストのために部活が中止になっていますが、期末テストが終われば、ようやくボールを使ってのサッカー部の活動が再開されます。
相変わらず、試験勉強の教材を学校に忘れて来たり、何を勉強したらいいのか分からずに戸惑っていたりはしますが、数学や理科の試験勉強をしていて、問題が解けるようになったことをとても喜んでいました。
なんだかトンネルの向こうに光が見えた感じです。
今日行われた数学のテストは、
「90点ぐらいあるかな!」
と、自信満々の様子ですが、どうか息子の期待通りの得点でありますように・・・!
これからも息子から不安がなくなることはないかもしれませんが、ひと月以上に渡るこの辛い日々からは一日も早く抜け出せることを願っています。