台風明けの金曜日から、また、息子はクラブに参加するようになりました。
19日に地区総体の2回戦があり、息子のチームはPK戦の末、敗退し、この日で3年生が引退することになりました。
それまでの4日間、息子は、家ではものすごく調子が悪かったのですが、
「行かなかったら、後悔するから。」
と言って、3年生と一緒の部活をやり切りました。
3年生と一緒に試合には出られませんでしたが、最後の試合で、息子は線審を務めたそうです。
20日からは3日間、クラブがオフになりました。
息子は、エネルギーを全て使い果たしてしまったかのように、何をする気力もない状態です。
ただ、スマホで動画を観たりして過ごしています。
「セレッソの試合のレポートを書くんやろ?」
夏休みの宿題の中で、「競技を観てレポートを書く」という体育の宿題だけは提出しようと言っていたので、スマホばかり観ている息子に声をかけると、息子の調子がますます悪くなってしまいました。
「やらない」のではなく「出来ない」のです。
「しなければならない」と息子自身も思っているのに、頭と体が働かなくて、その苦しさから逃れるようにスマホを触り続けてしまうのです。
私の一言が、余計に息子を焦らせることになってしまいました。
そんな中、昨日は息子のメンタルクリニックに行ってきました。
この日のカウンセリングは、息子の1時間のみ。
カウンセリングの先生とはじっくり話が出来たようで、良かったです。
続く診察では、長い沈黙の後、
「『勉強せんな』って思っているのに、全然出来なくて・・・。
特に朝が調子悪くて、朝ご飯が食べられません。」
と、言っていました。
「お母さんから見て、どうでしょうか?」
「調子が悪いです。
最近はお腹も痛いようで、しょっちゅうトイレにこもっています。」
「自律神経の不調は、一番お腹に出やすいんです。
ちょうどそのへんに集まっているので。
ストレスでしょうね・・・。」
「悪くなっているんでしょうか?
もうすぐ2学期が始まるから、調子が悪いのでしょうか?」
「もちろん、それもあるでしょうが、環境でしょうね。」
勉強はともかく、サッカー部で頑張りたいという息子の意思を尊重してきたので、ぎりぎりの状態で息子は部活に参加し続け、心の休養を取るどころではなかったと思います。
25日の日曜日に3年生との引退試合が行われることになっていて、その後も、息子は部活を続けるつもりでいるようですが、本当にこのまま続けさせてもいいのでしょうか・・・?
2学期になっても息子が授業に出られる状態だとは思えないし、サッカー部はそんな息子にとって大事な大事な居場所でもあるわけで、だからこそよく分からないのです。
「とりあえず、ビオフェルミンをお出ししますので、それで様子を見てみましょう。」
「リスパダールOD錠1mg(0.5mgを2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠(デパス)を一日4錠まで」を処方されました。
次の診察は8日後です。