22日は、息子のメンタルクリニックの日でした。
この日のカウンセリングは、息子が50分、私が10分。
「最近の様子はどうでしょうか?」
と、聞かれ、
「先週から学校に行き出しました。
部活が始まったせいもあるのでしょうが、昼から毎日登校しています。」
「そのようですね。
まだ3回しかお話していないのですが、最初のときと比べてご本人の意識が変わってきたように思います。
『もっと頑張らないといけない』と思う気持ちが強かったけれど、『出来ることをやっていこう』という気持ちが表れてきたように思います。」
「でも、相当無理しているんじゃないかと思います。
朝方うなされたり、叫んだり・・・。
一度は、はっきりと
『俺は俺なりに頑張っているのに、いちいちそんなこと言うな~!』
って、叫んでいました。
そう思うことがあったのかなとか、また、ぽしゃっと潰れないか心配です。」
「そうですね。
調子が悪い日も出てくると思います。
ハグとかはどうですか?」
「しょっちゅうしにきます。
ハグしないと不安で不安で落ち着かないようです。
一応、10数えたら離れていきますが・・・。
今は、仕方がないのかなと思っています。」
「どんなことが不安なのか聞かれましたか?」
「一番話に出てくるのが、
『ちゃんと走れるかなぁ?』
って、言葉です。
『調子が悪くなったらどうしよう。』
も多いです。
『今の自分の精一杯走ればいいんやで!』
って私が言っても、
『これが自分の精一杯かどうか分かれへん。」
って、言うんです。
『もっと頑張れるんとちゃうか?』
って思うのか、走りながらパニックになって叫んでいます。
近所の人の目もあるし、小さなお子さんは怖がるし、
『そんなんやったら、走るのやめてしまい!』
って、言いそうになるけど、それ言ったらあかんと思ってます。
部活で頑張れるようになることが、あの子の復活になるのかもしれないし・・・。」
続く診察で、息子はなんと、
「学校へ行きたいって感じになってきて、先週から毎日学校へ行ってます。」
と、話していました。
「それはすごいですね!
カウンセリングはでしっかり話せた?」
「はい。」
「お母さんから見てどうでしょう?」
「毎日学校へ通うなんて、すごいなと。
今日も『学校へ行きたい』って、登校してから病院に来ました。
無理し過ぎてるんじゃないかと心配ですが・・・。」
「頑張ってますね。
自分のペースでいいからね~。」
引き続き、「リスパダールOD錠1mg(0.5mgを2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠」を処方され、次の診察は2週間後となりました。